狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

東北新幹線"脱線事故?"の真相... 中共・韓国だけが裏金(賄賂)作り手抜き工事"迷人"では...(第4回)

第3節 土木建設現場関係者は知っている"手抜き工事"の実態!

一時"旭化成"系列の「基礎杭打ち専門企業」が、大幅な工期短縮工法?を行った結果、重大 Incident に繋がり、欠陥マンション問題に発展した事件がありましたが...

30年程度の"リース物件"が殆どの通常のテナントビル(モール)の場合、

老巧化(外見上の古臭さ)と共に客足も遠のくので、

リース終了後には更地に戻して、地権者に返還されるのが通常です。

そこで耐用年数30年の範囲内"行程省略"?が行われるわけです。

元 工事関係者 が明かす 耐震補強工事 と言う名の "手抜き工事"の 偽装・隠蔽工作!の全容

(以下は土木建設工事に、永年に渡り多方面から関与した小生の、実体験(目撃)に下ずいた、ある種の内部告発ドキュメンタリー報告です!)

私たちの身近なところ整備新幹線の連続高架橋や高架鉄道でも、大惨事!になりかねない手抜き工事建造物の"隠蔽工事"が、密かにと言うか、堂々とでも言うか、進行しているのをご存じ無いで方が多いのでは...

全国各地で行われている、鉄道高架橋橋脚・耐震補強工事!なのです。

補強工事を施工する前の橋脚自体が、建設当時の手抜き工事による強度的な問題!を抱えているからです。

更には、耐震補強?工事も、施工図面(設計図)通りに施工されていない手抜き工事!が横行しています。

専門的に言うと、鉄筋間引き!使用生コン偽装!"打ち継ぎ不良"などの"手抜き施工!"のオンパレードと言えます。

以下の映像は、日本でもお馴染みの中國高鐵の大連駅の不適切施工による橋柱の損傷映像ですが...

今回東北新幹線 の白石蔵王駅近傍の"工区"で同じ状況による結果と思われる、倒壊寸前の地震災害が起こりました。

第1項 手抜き(不正)の手口

1)基礎杭の短縮!

本来は、既定の沈降値に達するまで、基礎杭を打ち込む規定が建設基準で定められているのですが...

突貫工事では、いい加減な調査工事(ボーリング地質調査)の結果算出された、"杭長さ"しか打ち込まれていません!

つまり、大多数の基礎杭は軟弱地盤層を貫通して強固な地層には到達していません!

※特に今回(2022年3月16日)の東北地震で、甚大な被害を受け倒壊寸前!まで至った、白石蔵王付近の東北新幹線連続高架橋では...

軟弱地盤(堆積層)の上に建設されていて、おそらくは、比較的強固な適切な深さまで基礎杭が達しておらず、コンニャクの上の分銅のように激しい揺れに見舞われたものと考えられます。

更に、不適切な耐震補強工事で、橋脚が当初の設計値より大幅に質量増加しており、過大な感性質量となり、地中梁と柱の付け根上部天板(道床)台座部分に加速度の違い(応力)が集中して、この部分で損壊が生じたと推察できます。

2)鉄筋間引き!

写真にあるように、異形鉄筋同士を番線で結束します。

この作業にはある程度の熟練を要し、熟練工とそうでない人との間では作業時間(結束箇所処理スピード)に差が現れます。

特に高度成長期に鉄拳公団(※21現JRTT)が実施した整備新幹線突貫事業では、工期短縮

(結束箇所省略)の為に、鉄筋間引き!常用されて、

間引いた"余剰鉄筋"?は敷地内に埋設投棄!されています。

これはその後の耐震補強工事でも同じように続いています!

参※21)当サイト内関連記事 JRTTが改組できれば 地方の 鉄道事業者 にも未来への希望が... はこちら。

最も多い地中梁の鉄筋省略!

特に完成後は表土で覆われる地中梁については、可成りの省力施工が常習化しています!

これは、鉄筋工が技能職であり、出稼労働者(土工)では手に負えないし、組み立て速度に個人差(熟達度)が係わってくるからです。

3)コンクリート打設時の手抜き(不正)は

  • 使用生コンのグレード改竄!
  • ●突き固め不良(省略!)
  • ●コンクリート養生期間の短縮!

しかし通常は、原材料(鉄骨・生コン・鉄筋etc....)はゼネコン直手配なので、余程悪質な現場所長でもない限りは、全て、設計図面通りの数量で発注(現場納品)されています!

しかし、通常、スーパー・モール・家電量販店・ホームセンターなどの商業施設工事の場合、銀行融資の"金利"圧迫を抑えるために工期3ケ月が基本となっていて、梅雨期に着工がかかる場合、"問題の無い範囲?"で、省略施工が行われています。

例えば、地中梁の場合、"無理な工程"がたたり、殆どの建設現場で、3割程度の鉄筋は省略!されて!余分な?鉄筋は駐車場などの用地の地中に埋め!られてしまいます。

元々、設計事務所が、阪神大震災クラスの地震が来ても壊れないような、必要耐震強度を上回る十分な設計強度で設計して、建築許可を得ているので、余程運が悪くない限り?省略施工が発覚することは無い!わけです。

ついでに知人の話では...

工期10年程度かかった、東京の某鉄道会社の連続高架立体交差事業でも、大量の余剰鉄筋?が生して、事業用地内に埋設されたそうです。

参考までに、関東・東北大震災を無事に躱して、びくともしていないようですが...

4)打ち継ぎ不良(手抜き施工!)

固まる過程で"土埃"が表層に

前出の通り実はそうではありません、さらにコンクリートが固まる際にセメントや骨材の砕石より軽い"土埃"は浮遊土として上面表層に浮き上がるのです。

つまり固まった後のコンクリートの上面は土で覆われています!従って、多くの橋梁工事で見られるように、橋脚をたてて、数週間放置後、上部の梁(鳥居に例えるなら横に渡した天梁棒)を後から追施工する一般的な工法では、接合面に積もった土塊"研磨"もしくは"高圧水洗浄"でとばして、コンクリート面を露出させることが規定されています。

 

公開:2006年3月 3日
更新:2024年3月12日

投稿者:デジタヌ

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