狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

『都心部から離れた孤立路線!』では本線(幹線)直通は望まない!事が重要《 地方都市圏の"盲腸線"第4回 》

第4回 多くを望まないこと

以下に10ケ条としてまとめてみました。

第0項(第1条) 『都市から離れた孤立路線!』では本線(幹線)直通は望まない!

多くを望まないとは、『本線(幹線)直通は望まない!』ことです。

第1目 一見Tram 直通論と反する?ようですが...

0-1-1 ヨーロッパの地方都市は"経済圏"を持っている

一見別項のTram 直通論(※30)と反するようですが...

ヨーロッパでは、その Region の経済活動の"中核"となる中心市街地を持つ都市、として発展した

独自の経済圏生活圏を備えた都市圏を構成した地方都市が、欧州全土に網の目の様に分散!しているのです。

0-1-1-1 欧米では市内併用軌道線が郊外に足を延ばしている

Rural line(肥えタゴ路線?)が中核都市に乗り入れているのではあり魔線!。

解りやすく言えば、「チンチン電車が郊外に足を延ばしている」と言うことです。

ヨーロッパでは、Region 経済活動の"中核"となる都市と中心市街地に、

既に「住人の足としての路面電車網」が張り巡らされている場合が多く、"市街地中心部"郊外の"コミュニティー"とを結ぶ、Regional line(地方交通線)Rural Line に直通運行!を行っているのです。

参※30)当サイト内関連記事 チンチン電車の郊外鉄道路線直通"と、"鉄道車両の市内併用軌道直通"の違い!?とは... はこちら。

3-1-2 日本国内でも郊外遠征が主流

広電、地鉄(富山地方鉄道)、福井鉄道、嘗ての筑豊鉄道(西鉄北九州線)全て、都心部から郊外を目指した Interurban(都市圏近郊電車)だったわけです

★第2目 3セク孤立路線「盲腸線」だからLRT化が容易い!

"JR本線乗り入れをしない(出来ない)3セク孤立路線「盲腸線」"だから、「JRに気兼ねしないで」旧・富山ライトレールさんのように「超低床トラムカー」が使用できます。

本線乗り入れを考えると、必ず"JRのエゴ!"に巻き込まれて、(軌間1435㎜の標準軌や)超低床車両が使えなく!なり"不採算路線"に繋がったり"計画だおれ"になります!

そういう観点で「ライトライン」事業計画(※31)の先行きには思わぬ落とし穴が...

参※31)当サイト関連記事 宇都宮ライトレール さんこのまま建設を進めても 作新学院北停留場 付近の急坂は登れないかも?...はこちら。

第3目 但し運行は幹線運営鉄道会社に

但し、多くの3セク鉄道盲腸"死線"が実証!しているように!、第一種鉄道事業として運行まで抱え込んでしまうと...

3-3-1 地方交通線の盲腸線では直通しても役に立ち魔線!

更に地方交通線の盲腸線(支線)では、中核都市の鉄道駅に辿り着けても、

職場まで"バス路線乗り換え!"が必要では意味があり魔線!

2-3-1-1 多くの"天下り線用!"3セク鉄道の失敗は第一種鉄道事業への拘り

★Video 2

多くの"天下り線用"(専用)の3セク転換第一種鉄道事業では、本線と"隔離!"された上に、初乗り運賃2重取り!が生じ、本線乗換駅近接駅からの利用者が激減!して!、窮地に立たされる!事例が後を絶たないのです。

何れも、いろいろ取り沙汰(怪説!)されていますが、最大の原因は本線と経営分離された3セク第一種鉄道事業であり、乗り継ぎ初乗り運賃!迄支払って、態々利用するより、並走しているOmnibusで本線の主要駅に出かけたほうが、使い勝手が良かった!からです。

2-3-1-2 ダイヤ設定

本線の定期運行列車ダイヤを口実に結局1時間に1本程度の「役立た無いTransit!」になり果てて終い増す。

3-3-2 車両共通化の為と称して"高床レールバス"や"最新ハイブリッドカー"を押し付けてくる!

高床車両では、駅増設も儘ならず!住人の利便性向上と速達性が失われて、更に車両重量増加で省エネ効果も失われる上に、軌道設備も耐荷重の大きい50㎏N型軌条が必要となり、40kgN型軌条で済むLRTに比べて、軌道設備の維持管理・設備更新費用が膨れ上がって終い「運営圧迫」→「経営破綻」の"末路!"を"突っ走る"ことになってしまいます!

JR九州BEC819系電車の例

編成 2両固定ユニット構成

起動加速度 非電化区間 1.5 km/h/s

減速度 非増圧時 3.6 km/h/s
編成定員 264人
車両定員 133人(Mc)
131人(Tc)
自重 35.5 t(Mc)
36.6 t(Tc)
編成重量 72.1 t
全長 20,000 mm
全幅 2,950 mm
全高 4,096 mm
(パンタ折り畳み高さ 3,980 mm)
車体 アルミニウム合金(A-train)

編成出力 95 kW ×4 = 380 kW

定員乗車時 パワーウエイトレシオ 227.7kg/Kw(これでは30‰以上の坂道は登れない!)

※定員乗車時積載量 55kgX264名=14.5ton 総重量86.5ton 糞重くて非経済的!

広島電鉄1000形電車

  • ●純国産 超低床開発組合 近畿車輛・三菱重工業・東洋電機製造 共同開発!
  • ●編成 3車体2台車連接固定編成
  • ●軌間 1,435 mm(標準軌用)(※、軌間1067㎜狭軌用も開発済)
  • ●常用運転速度 65km/h(鉄道区間)40㎞/h(併用軌道区間)
  • ●設計最高速度 80km/h 地方ローカル線にピッタリ!)
  • ●起動加速度 3.5km/h/s ※高加減速で、親切駅を増設しても所要時間は今まで通り!
  • ●減速度(常用) 4.8km/h/s、減速度(非常) 5.2km/h/s、編成定員 86(着席33)人
  • ●全長 18,600 mm X 全幅 2,496mm X 全高 3,645 mm X 編成重量 24.3t(空車重量)
  • ●台車  前後輪ギア連動、左右輪ドライシャフト連動、直角カルダン駆動 歯車比 7:44=6.29
  • 主電動機出力 100 kW  三相かご形誘導電動機
  • ●編成出力 400kW 思いっきり省エネ!
  • ●制御装置 速度センサレス制御方式VVVFインバータ制御
  • ●制動装置 回生・発電ブレーキ併用油圧ディスクブレーキ
  • ※定員乗車時積載量 55kgX86名≒4.7ton 総重量29ton!

定員が少ないように感じるかもしれませんが、2連・3連運行も可能で"仙台"等の地方都市近郊でも問題ありません!

ラッシュ時・昼間15分間隔定時運行となれば、当てにならない"路線バス?"等よりよほど頼りになるトランスポーターとなります!

※乾燥重量には乗員1名分の体重が含まれていて、戦前から55kg/乗客1名、許容積載量は定員X155%を設計基準値としています!

★第2項 孤立ローカル路線 を救う(鉄)路の"ポイント"は超低床トラムカー

第2条 金食い虫の付帯設備が一切必要ない!低床車両使用が絶対条件!

例えば地方都市近郊ローカル線でも、ナチュラルバリアフリーの「超低床トラムカー」なら大都市近郊線の最大の障壁「ホームドア」、橋上駅舎・エレベーター・エスカレーター、が一切必要なく!しかも安全運行が確保できます。

つまり先々巨額の設備投資に苦しめられる心配がありません!(※22)

参※22)当サイト関連記事 大都市ローカル線を"廃線"の危機から守るには...《 LRT Watch》第16回 ホームドア設置圧力!を回避する"超低床車両"の導入しか...はこちら。

2-1-1 最新技術で必ずしも(全線)電化する必要はあり魔線!

ニューキャッスルの「バッテリートラム」!

第3条 国交省と気長に交渉を続ける!こと

あくまでも鉄道路線の継続(復活)」というコンセプト!を前面に押し出せば、

2-2-1 低予算で蘇生プロジェクトを遂行!できます

「親切踏切禁止令」の遮断機を"跳ね上げ"て、低予算でプロジェクトを遂行できます。

つまり、既存の幹線・地方道との踏切も継続(復活)できます!

※これも旧富山ライトレールや、"復活劇を果たしたJR可部線再延伸"時に行われた"特例処置"の一つです。

2-2-2 鉄道事業法なら2連60m運行もOK

軌道法(路面電車)だと道交法の全長30m規制があり、ラッシュ時対応の増結が不可能となります!が...

しかし併用軌道を持たない地方交通線(鉄道事業法)なら全く問題あり魔線!

つまり、日立電鉄も、鹿島鉄道も生き残れた!わけです。

そしてTerminal(始発・終着駅)近くでの渋滞にも影響されずに済んだわけです。

筑豊電鉄は鉄道事業法に下ずく鉄道路線!

※シドニー2編成併結運転の例

 

公開:2021年6月10日
更新:2025年7月23日

投稿者:デジタヌ

鉄道路線への低床トラムカー導入のメリットとコストパフォーマンス《 地方都市圏の"盲腸線"第3回 》TOP有識者?の話には裏がある!《 地方都市圏の"盲腸線"第5回 》


 

 



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