狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

鉄道(新線・新駅)神話!? への"地上げ屋 "と"自治体 Officer " の執着とは!...《 連載第3回》

第3回 嘗ての企業戦士の今の姿は"迷惑撮り鉄"に

管理社会を企業戦士として生き抜き、リタイア出来て、やっと企業の呪縛から解放されて、孫たちと「迷惑撮り鉄」に興じて、現実逃避していても...

時には現実に目を向けて、断捨離を行う必要も...

★第1項 時代と共に変遷する"ご隠居"の「トランスポーターに対する懐古趣味」

その時代々で、交通インフラは変遷をたどり、「ご隠居のノスタルジー」も変わってきました!

つまり、ノスタルジーとはご隠居たちが「幼かったころの思い出を美化した」ものにすぎません!

第2項 整備新幹線に固執するのは、「長老達の我儘」

21世紀の今の日本を支えている、働き盛りの"世帯主"の人たちと、"将来を担う若者達"に、後を譲って引退したはずの御隠居達が、べらぼうな借金(公債)を子孫に押し付けて、整備新幹線に固執するのは「ご隠居達の我儘」としか言えないでしょう!

明治初期、文明開化の始まった頃には

"江戸時代の生き残り連中"が、籠、帆掛け船で宿場を回った長旅や、川船での物産運搬を懐かしみ...

現代の令和の御代の長老たちは

幼かったころ、初めて乗った"汽車(鉄道)"にそこはかとない郷愁を感じている?のでしょうが...

"空路も、高速道路もなかった昔"には戻れない!

幾ら懐かしんでも、"ジェット機もマイカーもなかった頃"には戻りません!

令和の今でも、鉄道(新幹線)に執着している人たちが子供だった頃には、ジェット飛行機(空港)も高速バス(自動車専用道)も無く、地方都市を結ぶ国道でさえ舗装されていなかった!だけです。(※10)

参※10)当サイト関連記事 高度成長期に訪れた道路整備・舗装技術の技術革新! はこちら。

★第3項 今も昔も、貨物輸送と旅客輸送の両輪が必要

ハッキリ言わせていただいて、21世紀令和の御代の今、新幹線が整備されていないような"辺境の地"では、

一部の狂信的信者が騒いでいる「新幹線信仰」だけでは"地域振興"に通ずる「神風」は吹か無い!でしょう...

第1目 旅客需要だけでは鉄道事業は成り立たない!

つまりInterCity(高速都市間旅客)需要だけでは、新幹線を採算ベースに乗せるのは難しく、嘗て全国にあまたあった旧国鉄赤字ローカル線を転換した「赤字3セク鉄道事業者」と同様に経営破綻!して、

結局「廃業・廃線!」となる同じ(鉄)路を猛進する結果になることは目に見えています!

regional line(地方交通線)を"存在"させるにはInterCity(都市間連絡急行)・interurban(都市近郊電車)・Freight transportation(貨物輸送)の3本の矢"がそろった full service(貨客営業)が必須条件となるのです。

地方で「持続可能なhigh speed rail」を実現するには...

新幹線鉄道規格新線は、生活物資輸送(ライフライン確保)という利点を生かしつつ「高速化」「並行在来線廃止!問題解消」「高速バス路線競合問題」の3つを解決できる有効な♥solution(解決策)です。

つまり地方で「持続可能なhigh speed rail」を実現するには「新幹線規格鉄道新線」しか手立ては無い!わけですが...

貨物輸送を無くし!利用者(沿線住人)も無くしたrural line(痴呆路線!)では、新鮮な空気しか運ぶものが無いわけで、

これでは「持続可能な鉄道事業」は成立しません!

意地を張らずに、遠距離は空路!近距離は高速バス、そして中核都市近郊はomnibus(乗り合いバス)網を構築したほうが無駄な血税投棄防げ、かつ中心市街地再興!にもつながります。(※21)

参※21)当サイト内関連記事 BRT・基幹バス Network 構築によるオムニバスタウン志向・施策が21世紀を生き抜く地方都市の頼みの綱! はこちら。

鳥取県

推計人口 550,305人(2021年6月1日現在)

東京都杉並区

推計人口、584,569人(2021年6月1日現在)

♥欧州オーストリアOBBの新幹線鉄道規格新線の例

 

公開:2021年7月 4日
更新:2024年3月30日

投稿者:デジタヌ

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