狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『海上コンテナ鉄道輸送の"持続可能な営業規模"など運輸賊・経産族には理解の範囲外!?』ー第8回ー

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★第6節 現在行われている Trans-Eurasia Logistics では

現在 Trans-Eurasia Logistics として、ドイツの鉄道会社 DeutscheBahn とロシアの RZhD、China Railway Corporation の3国の合弁事業として、ドイツと中国の間でロシアを経由してコンテナ貨物列車を運行しています。

但しヨーロッパでは、前途した通り建築限界(トンネル断面積、架線高さ)との問題があり現在のところDouble-stack rail transportは行われていません!が、

代わりに40 ft(12,192 mm )国際規格 Intermodal container の2unit orthostichy loading に対応した25m級のflat carを用いた、

tandem loading による Intermodal container 輸送が行われています。

そして、Транссибирская магистраль(シベリア横断鉄道)を用いた輸送を通称SLB(Siberia Land Bridge)Logistics中国国鉄を利用するルートをCLB( China Land Bridge)Logisticsと略称していますが...

第1項 Land Bridge???とは

独・露・中の合弁会社Trans-Eurasia Logistics(トランス=ユーラシア・ロジスティクス)が、node & transshipとなる container terminal(コンテナ積み替え施設)をtrestle(橋脚)に見立てて、2点間を橋渡しするという意味らしいですが...

logisticsそのものが"兵站"を意味しており重複しますし、transcontinental transit cargo transportation(大陸横断貨物)又はinter-ocean cargo transportationと呼んだほうが、踏み台?にされるcontainer terminalも"通過されるだけの沿線都市"でも不快感が少ないのではないでしょうか?

まあ、英語圏でない中毒素?の連合組織に、和製カタカナ英語造語が得意な日本が「いっちょかみ」した呉越同舟集団ですから、そんなものでしょうが...

お調子者のアナリスト気取りの一部の日本人運輸関係者は、USAのtranscontinental railroad(大陸横断鉄道)までAmerican Land Bridgeなどと馬鹿げた表現をしています!嘆かわしい...

第2項 歴史あるヨーロッパでは tandem loading が主流に

鉄道黎明期の19世紀に開通したような区間では狭いトンネルなどの建築限界の都合で、車両限界も小さく、25m級の flat car よる tandem loading が採用されているわけです。

♥チェコの160㎞/対応"神線"の例

第1目 ヨーロッパでは、payload;6 t/mが問題

更に、多くのルートで、「石造りのレンガ造りの鉄道橋・高架橋」が多く、payload limitationが小さい箇所が多く存在しており、

更に、大多数の Depot の施設も、超大編成には対応していないので、

ELB( EuropeLand Bridge)?が新線建設・軌道強化の進んだドイツ国内?にしか架けられない!状況なわけです。

※お解りですか?SLB、賛成待望派の売国奴!の皆さん。(※49)

参※49)当サイト関連記事 親露派が唱えるシベリア新幹線SLB;Sibirskey Logistics by Broad gaugeからは戦禍を被る以外何も期待できない! はこちら。

続きはこちら

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公開:2021年11月22日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

Essay『海上コンテナ鉄道輸送の"持続可能な営業規模"など運輸賊・経産族には理解の範囲外!?』ー第7回ーTOPEssay『海上コンテナ鉄道輸送の"持続可能な営業規模"など運輸賊・経産族には理解の範囲外!?』ー第9回ー


 

 



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