狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『海上コンテナ鉄道輸送の"持続可能な営業規模"など運輸賊・経産族には理解の範囲外!?』ー第3回ー

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★第1節 本気で「持続可能な鉄道事業を考えていない日本!」では

第1項 JR貨物では

JR貨物が言うカタカナ英語のコンテナターミナルは、truck⇔Freight Car(貨車)のtransshipを行っている鉄道駅、つまりDepotのことを指すようですが...

日本ではspur track(引き込み線)とcontainer yard(コンテナヤード)は一つになっていて、荷役にはcontainer yard内を走行しやすいように大型のforkliftがもちいられていますが...

諸外国では、container ship(or Freight Car)⇔Freight Carのtransshipが行われる施設なので、日本のcontainer-portのcontainer berth(コンテナ岸壁)にあるようなgantry crane(門型クレーン)が荷役の主役となっていて、しかも隣接はしていますがcontainer yardとは別建てとなっています。

第2項 流通団地部分にある"新座コンテナターミナル"

container terminal 部分は駅施設とは別に北側の"流通団地部分に、倉庫業者と隣り合って、設けられています。

この部分が handling track と container yard を合体させた Niza container terminal となるわけです。

このエリアで Freight Car ⇔ truck の transship を行っているわけです。

Niza container terminal の handling track(荷役線)は2面に分かれた container yard(プラッフォーム)を挟んで2面4線の配置となっていて、rolling stock yard に面した1本は rolling stock track(留置線)になっています。

海外の、transship 施設とは異なり、プラットフォームを container yard (storage)一時置き場として使っているので、荷役には container yard 内を自由に行き来できる大型 forklift が使用されています。

なので、海外で一般的!な gantry crane(門型クレーン)は設備されていません!

新座貨物駅の構内配線は

JR貨物の"コンテナターミナル"の代表例として新座貨物駅の構内配線(※91)を示します。

発着番線が1から4番線の上下2線づつの4線となり、ここまでが武蔵野貨物線の本線部分。

本線部分は2・3番線間に crossover(渡り線)も設けられていますが、基本的に一般的な旅客取り扱い駅同様に、上り下りが2線ずつに分かれた構内配線となっています。

その北側に駅構内施設として両端に入替用の side-track(側線)を備えた4線のrolling stock yard(車両留置場)を備えています。

更にこの駅には、西端の北側に保線基地もあります。

※91)この廃線(配置)は、小生が嘗て鉄道信号工事に関与していた時に"特別許可を得た仕事"として Depot 構内立ち入りを許された時に確認した配置です!

現在 JR貨物駅では、 wireless tag と GPS で、コンテナの全数管理を行っていて、"貨物行方不明"等の貨物事故を防止しています。

赤色及びピンク部分は駅施設

黄色部分は引き込み線及び構内線(専用線)

JR貨物も運輸業(トラック運輸)を行っているので、新座駅では、container terminal の付帯施設として container yard を併設していて、その中に handling track(荷役線)を引き入れています。

つまり鉄道事業者としての Depot(貨物駅)は赤色及びピンク部分で

みかん色、黄色の部分は運輸事業者の施設と言うことになります。

中央部分がJR貨物の施設で、北の黄色のエリアは民間運輸倉庫会社の事業用地です。

同居している民間流通業者(運輸倉庫)は

同居している流通業者(運輸倉庫)は、陸運業者と同じように、一般の事業者から集めた、小口貨物をコンテナに詰めて出荷、したり到着した貨物を、ライトターミナル("地域の集配所)に配分するための"流通ターミナル"として機能しています。

この民間施設にも、専用の handling track と rolling stock track が備わっています。

※、ご存じだとは思いますが?、JR貨物はJRTT(※92)の100%子会社(非上場・株式非公開)なので、一般の民間企業ではありません!いわばРоссийские железные дороги(ロシア鉄道公開株式会社)と同じような国営企業(特殊法人)です!

参※92)当サイト内関連記事 JRTTが改組できれば 地方の 鉄道事業者 にも未来への希望が... はこちら。

第3項 日本の民衆は騙されている!

"天下り天国3セク"

官僚・官吏の天下り体質

地球温暖化対策の決め手?として、化石燃料自走車両の撲滅!を企てているのは、

『環境ビジネス魏妖怪 syndicate,cartel(企業連合)と経産省(官僚)、国交省(官僚)共の謀議』にすぎません!

  • 風力発電事業はすべて3セク!事業
  • ✖ メガソーラーベンチャービジネスも3セク!事業
  • "まちおこし"小規模水力発電NPO!

嘗ての地熱発電は各地の電力会社が、電源開発と組んでとりくんでいましたが...

全国を席巻した風力発電、メガソーラーそして、最近脚光を浴びている、✖"まちおこし"小規模水力発電事業も、全てliberalist(革新会派)≒ anarchist(自由主義者・無政府主義者)達の餌場!NPO事業となっています。

第2目 送電ロス!を考えるとregional line 電化は不利!

1000㎞以上に渡る regional line ! の電化は、送電ロスを考えると温暖化排出ガス抑制には繋がりま線(せん)!

USAでは沖縄電力・石垣発電所に匹敵する「移動ディーゼル発電所」が

なので♥発電所ごと移動できる電気式ディーゼル機関車』が主流となっているのです。

GE エボリューション・シリーズの例、1両当たり4,400hp≒3,300Kw!標準的な編成で6両、実に1万9千8百キロワットにもなり、石垣島一島を賄っている沖縄電力・石垣発電所に匹敵する「ディーゼル発電所」が移動していることになります!

以下はBNSF鉄道の先頭牽引x4両、中間x3両、後押しx3両 合計10両!DL編成の例 4,400hpX10=44,000hp≒33,000Kw!

細長く伸びきった日本劣等!

ほぞ長く伸びきった"日本劣等"も同じで、軽量化が要求される震撼線以外の regional line は、非電化改修して高性能DLでコンテナ列車をけん引したほうが、ずっと効率的にecology(エコロジー)economy(節約)を実現できます。

鉄道は自走式高効率発電機搭載の電気式ディーゼルカーで

更に、現状化石燃料に頼る波動需要対応を考えると...夏場・冬場、昼間・夜間の波動電力需要の為に、日本の生命線"食い扶持""を握る製造業むけの産業電力を途切れさすわけにはいかない!のです。

つまり、波動需要対策だけの為に、今以上に余剰発電設備を建設して、夜間や低需要期に揚水式発電所などで非効率に対応させるよりは...

高効率で且つ(排出ガス規制した)クリーンなディーゼル機関による小規模発電所!を搭載したDL、と自家発電機搭載"電車!"で対応するほうが、ずっと経済的ににecology(エコロジー)economy(節約)に貢献できるのです。

高出力DL DF200型 (SDA12V170-1形エンジン 定格出力 1,800PS/1,800rpmx2基 =3600hp!≒2,700kw 1時間持続出力 1,920kw!

高効率自家発電機搭載"電車!"

第3目 トンデモナイ補助金欺紛い行為!

実は、あまり知られて(公にされていない!)件ですが、JR貨物のコンテナ列車運行には、詐欺紛い行為!も含まれています。

それは、flat car(コンテナ貨車)の空運行!です。

鉄オタ紛い高痛傾!Youtuber共は、「回送車両のついで編成」だと嘯きますが...

回送ついで編成ではありま線!

実際にはそうではありません!中共でも行われていますが(というより真似た!)、コンテナ貨物列車の運行には、Prefectur(県)municipality(自治体)から、編成量数に応じた"補助金"(運行支援金が、JR貨物に支払われています!

つまり、必要もない空の flat car はそのために組み込まれているのです。

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公開:2021年11月22日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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