狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載Essay『 西鉄貝塚線 は後数年の余命...箱崎線の直通運行の夢はとっくの昔に...』ー第4回ー

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★第3節 貝塚線の存続の鍵を握る福岡市東区と新宮町

現・新宮町長は福岡市にラブコールを送り合併に積極的な姿勢を示していますが...
つまり貝塚線への地下鉄直通は、新宮町が首尾よく福岡市に転入?できれば、文句なしに実現するでしょうが...

プロポーズ相手の福岡市は、令和元年現在『今後ともに(インフラ整備に金のかかる!)周辺自治体の編入は考えていない!』と表明しています。(※01)

と言う訳で、福岡市営地下鉄2号線は、貝塚から先には延伸(直通)しないでしょうし、西鉄貝塚線も2両連結から6両編成にもなら無いでしょう!

第1項 新宮町の歩み

推計人口、32,539人2019年6月1日

福岡市に隣接するものの、人口増加は1990年代まで緩やかで長く1万人台で、2000年代も2万人弱と微増傾向で推移していたが、2010年代に入り新宮中央駅周辺、NTT社宅跡地(杜の宮)などで宅地開発が進み2015年5月に3万人を突破した。2015年の国勢調査では人口増加率が22.9%を記録し、全国の市町村で1位を記録した。<Wikipedia より引用>

現在・福岡市への"転入?"を目指して合併条件の一つ「完備された公共インフラ!」整備の為に、道路整備、下水道事業、幼稚園・小中学校等の教育環境整備、「認定こども園」開設等への助成などの公共事業を積極的に展開しています。

さらに予防線?として隣接する古賀市、久山町や富津市に広域合併の提案なども行っています。

1889年4月1日 町村制施行により立花口村他3集落で立花村が、新宮村他4集落で新宮村が誕生。
1954年 11月1日 新宮村が町制施行。
1955年4月1日 立花村と新宮町が対等合併し、新町制による2代目新宮町が発足。
1997年2月26日 福岡市と境界変更。

第2項 福岡市東区の歩み

旧筑紫郡堅粕町の一部(筑紫郡豊平村大字金平を編入したもの)・同千代町の一部(大字馬出)・糟屋郡箱崎町・香椎町・多々良町・和白町・志賀町が福岡市に吸収合併されて、

1972年4月1日、福岡市が政令指定都市となると同時に発足。

その後急激に発展し、現在発足当初の約1.5倍の人口となり、(東京特別区23区を除く)全国の政令指定都市の区の中で2番目の人口となっており、福岡市を代表する区となっています。

推計人口 329,018人 (2022年9月1日現在)

第3項 以前はあまり注目されていなかった新宮町?ですが...

嘗て1924年に開業した宮地岳線は2007年4月1日に 新宮 ⇔ 津屋崎間の福津市内路線を全廃して、現在はお隣の新宮町内の西鉄新宮までの運行となっています!

JR九州が2010年3月13日にJR新宮中央駅を開業して以来交通至便エリアになり、人口が激増!して完全に福岡都市圏のベッドタウンに変貌しました。

第1目 各線の利用状況

西鉄貝塚線(2019年)1日平均乗降人員
  • ●貝塚駅 16,924人
  • ●名島駅 3,294人
  • ●西鉄千早駅 6,296人(※JR乗換駅)
  • ●香椎宮前駅 2,436人
  • ●西鉄香椎駅 4,108人
  • ●香椎花園前駅 3,340人
  • ●唐の原駅 1,134人
  • ●和白駅 2,270人
  • ●三苫駅 3,574人
  • ●西鉄新宮駅 1,428!人()
鹿児島本線 (2019年)1日平均乗車客のみ!
  • ●JR新宮中央駅 5,101人※
  • ●福工大前駅 11,552人
  • ●九産大前 7,861人
  • ●香椎駅 12,799人(西戸崎方面乗換共通駅)
  • ●千早駅 12,865人 (※西鉄乗換駅))
  • ●箱崎駅 6,141人
  • ●吉塚駅 15,206人
香椎線 (2019年)1日平均"乗車"人員
  • ●西戸崎駅 920!人
  • ●海ノ中道駅 781人
  • ●雁ノ巣駅 401人
  • ●奈多駅 1,114人
  • ●和白駅 1,637人

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公開:2019年10月24日
更新:2024年3月27日

投稿者:デジタヌ

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