連載 Essay《 北海道 斜里町知床観光船海難"事件!"に見る 無秩序な観光振興策 》ー第5回ー
実はここが一番大事かもしれませんが...
バブル景気消泡後の日本経済再建がきっかけとなり
1986年12月から始まり1991年2月頃に消泡!したバブル景気後の、日本経済再建がきっかけとなり、その後の"暗黒の10年間"の後処理で、金融ビッグバンを起こし、その為の政策の一環として2001年1月6日に「中央省庁等改革」を謳って中央省庁の再編?統合がおこなわれて、財務省、国土交通省などが誕生したわけですが...
「規制緩和」に話をすり替えた中央省庁等改悪!ではなかったのでしょうか...
ある意味「縦割り行政(縄張り)の強化」だったのかも...
その一つの表れが、当時の運輸省、建設省、国土庁、北海道開発庁の大同団結?による国土交通省の誕生ではなかったのでしょうか?
北海道のような、広大な未開の大地?では縦割り行政の強化より、交通政策、インフラ整備、観光開発、緊急医療体制つまりは、
総務省(旧自治省傘下の北海道庁)
国交省(鉄道橋、港湾局、道路局、地域創生事業、観光庁、海上保安庁の海難救助業務)
厚生労働省(厚生省(緊急医療)、労働省(組合)
農水省(漁業組合管理)
環境省(国立公園)
等の各省庁の"垣根"に阻まれないを包括的・一元的な行政主体、"北海道開発庁"の強化!
言い換えればマトリクス行政!(プロジェクト組織体制)こそが必要!だったのではないでしょうか。
前途したようにバブル景気消泡後の日本経済を立て直す?為に金融ビッグバンが起こり、これに伴う「暗黒の10年間」で地方経済はますます疲弊して日本全国が"お先真っ暗"の状態となってしまったわけです。
そして、国家体制の立て直しを目的に中央省庁等改革?(改悪)が検討されて、
2001年に中央省庁等改革基本法に基づき、小泉改革により中央省庁再編が行われ1府12省庁に移行されましたが...
実態は後述するように、省庁が合併して巨大化!したにすぎません。
今回の海難事件!に関して言えば
前節に示したように、もう何が何だか支離滅裂!で、どこの部署が責任を持って統括しているのか?さっぱりつかみようが無く!
今回の様に「事が起これば」お互いに責任のなすりつけ合いに終始するありさま!
これでは被害に遭ってお亡くなりになられた方たちが浮かばれません!
関連省庁だけでも...
緊急避難港 文吉港、遊覧船母港のウトロ漁港は 農水省
カムイワッカ⇔知床自然センター間の道道は 北海道
カムイワッカ橋⇔知床大橋⇔知床林道終点(ルシャ川) 間の林道は林野庁
知床岬灯台は 国交省外局 海上保安庁
灯台一帯を含む 世界自然遺産 知床国立公園は 環境省
但し、国有林は 国交省外局の林野庁!
知床半島にはウトロにある北星ヘリコプターシステム特設ヘリポートは 航空局 航空ネットワーク企画課 の観光用施設
そして安全運行管理に欠かせない船舶無線(&携帯電話)関連は 総務省(旧郵政省)管轄!
行政区分も違う
斜里町(斜里郡)は オホーツク総合振興局(網走市)
羅臼町(目梨郡) 標津町(標津郡)は根室振興局 (根室市)
厚生労働省監督機関
オホーツク圏唯一の救命救急センター 北見赤十字病院にはヘリポートは無い!
但し、前途したように小清水赤十字病院にはヘリポートはありますが...中核病院であっても救命救急センターではありません!(※但し救急医療に関する第3次医療機関には指定されてはいますが...)
しかも日本赤十字社法によって設立された認可法人(特別法人)で日本赤十字北海道支部に属しています。
公開:2022年5月 2日
更新:2024年4月 5日
投稿者:デジタヌ
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