狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載《 芸備線沿線東区の活性化には旧・広島臨港鉄道線を一部復活して "芸文 LRT "の実現!が...》ー第4回ー

第4回 広島都市圏の新たな芸備LRT"芸文ライン"構想とは

少々乱暴ですが三次⇔広島を結ぶ芸備線の使命は終わっています!

E2A、E74、E2、1号都市高速を走る高速バス(と路線バス)で十分代替できています!

広島県・広島市にとっては上深川⇔市内中心部 のInterurban(郊外高速電気軌道)が必要!なのではないのでしょうか...

代わって嘗ての広島臨港鉄道の一部区間をLRTとして復活しようという案です。

第1項 芸備LRT"文教ライン"構想アウトライン

※現在山陽本線・呉線並走区間の連続立体交差事業が進められているので、東駅周辺のDepot & rolling stock yard のreconstructionが行えれば、広島球場周辺の新線建設が容易くなります。

上新川以遠は基本バス転換廃線!

  • ♥広島市外地エリア高頻度運行区間
  • ♥ルーラル区間
  • ※廃止検討区間

前途したように沿線自治体個別協議ではなく「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律について」(ホームページ(Top Index Site))に則って、広島県が「芸備線存続沿線協議会」を主宰して沿線自治体広島市・安芸高田市・三次市・西条市・庄原市と協議を重ねて、基本上深川⇔三次、備後庄原⇔東城(県境)は廃止バス転換の"筋"で話をまとめて。

存続させる場合!?は、広島市内直行ではなく、上深川同一ホーム乗り継ぎで、一体運用(共通・通し運賃)して存続させる...

※但しJR西日本の主張通り、沿線利用者は便利な近距離高速バス・路線バス利用に移っていてこの芸備線全線を意地!する必要性はありま線(せん)!

安直な補助金(赤字補填)政策は沿線利用者以外の市民・県民にとっても、後々負担となり!後世に禍根を残す結果に!

※この区間の運行(第二種鉄道事業)はJR西日本さんの協力を得られレバ"意地"も可能?

JRさんにとっても厄介払い(第一種鉄道事業から撤退)できるので維持管理・設備更新費が必要無くなり、"楽になる"!

なので、嘗ての岩瀬浜線(旧富山ライトレール)、三陸鉄道線など全国に事例多数あり!

♥移譲交渉(協議)次第では、芸備線・三次⇔東広島駅(貨物駅)間の無償譲渡!も...

♥岩瀬浜駅での連係プレイ!

芸備線をアストラムに移譲して第三種鉄道事業化!

1)芸備線をJR西日本からアストラムに移譲して第三種鉄道事業化!します。

2)東駅(貨物駅)⇔上深川 (途中11駅)17.2㎞!標準軌改軌&一部区間特流600V電化

3)新たに新線市役所前⇔新駅・東駅(現貨物駅間 新設電停9駅程度)約4.2㎞ 新線附設

4)運行(第二種鉄道事業)は広電に引き受けていただく! 

5)廃止バス路線転換廃止区間 三次⇔上新川駅 50.4km

市内新規区間概要

新線市役所前⇔新駅・東広島駅(現貨物駅)新設電停9駅程度 約4.2㎞ 

芸備線標準軌改修区間

東広島駅(貨物駅)⇔上深川 (途中12駅)17.2㎞!標準軌改軌?(広電と相互直通する場合) 

プラットホーム低床化改修&一部電化、

低床化改修駅 6(廃止移転2駅)

親切(新設)途中駅 8駅程度

第2項 芸備線電化に拘る必要も無い!

♥オクラホマシティーのバッテリートラム

第1目 広電方式に拘る必要もありません!

広電は

全線軌間4ft8inの標準軌路線(※21)・直流600V電化となっていますが、

中心市街地市役所前を起点とする新路線は、在来軌道と直通運行をする必要も無く、芸備線乗り入れ区間は17.2㎞と長い区間を改軌して直流600V電化するには費用が掛かりすぎるます!

併用軌道(軌道特許区間)は非電化!

♥烏山線 の充電設備

  • ●鉄道線(芸備線)区間 直流750V電化 新駅曙町(呉線接続駅)⇔上深川間(17.2km)
  • ●併用軌道線区間 非電化バッテリー走行!

4㎞程度の市内併用軌道(軌道法)区間は、各電停付近のみ給電架線を張り、交通量も多く(全高4.5m以上の"海コントレーラーや、特殊車両が走行する)併用軌道軌道区間は、架線断絶事故の恐れもあり、♥架線レスの非電化区間したほうが、適当でしょう。

つまり電化区間は、Interurban(鉄道線)区間の芸備線区間の新駅曙町呉線接続駅⇔上深川間(17.2km)のみのとすれば、安上がりに建設できます。

参※21)当サイト内関連記事 鉄道 発祥の地 英国 で生まれた国際 標準軌 (4 ft 8 in) !と 各国標準軌 の歴史 はこちら。

上深川以遠は並行する県道(広島三次線)もさほど混雑しない区間なので路線バス転換で予定通り廃線に...

第3項 アストラムラインの失敗を教訓に3セク新会社を設立して

広島高速交通をrefinance(再投融資)することにより、新しい3セクの母体とすればよいでしょう!

市内交通を担えなかったアストラム

"明日捕ら夢ライン"の失敗?は、市内交通網の一角を担えなかった点につきます!

広電、JR、広島高速交通、路線バス事業者が、それぞれ勝手な思惑で、運行していたのでは、利用者にとっては利用しずらくて当然です!

広島県、広島市、JR西日本、広電、都市銀行、地銀、中部電力、財政投融資銀行などの出資で新たに、3セク新広島高速交通を発足させて、運行は広電にお願い(第二種鉄道事業)すれば、広電路線網と一体運用出来て、(ダイヤ面でも)利用者の利便性が向上できます!

更に広島都市圏交通の見直しも

後述するようにJR西日本の近郊路線区間も、広島高速交通を全面改組して後述するHTA(Hirosima Transit Authority)一般地方独立行政法人広島都市圏交通事業団の第二種鉄道事業として路線レンタルして、都市圏の鉄道事業・路線バス事業・BRT(高速バス事業)を有機的に統合して、市民の利便性を高めるべきでしょう!

例えば、山陽線 広島⇔横川⇔みやじまぐち間はラピッドサービスに徹して。

広電宮島線は、沿線利用客をこまめに拾う、Interurban(高速電気軌道)に徹し、

西区埋め立て造成部の新都市部分はBRTに任せて、夫々のエリアをコミューターバス(路線バス)を循環させて、BRT・LRT・ラピッドサービスの各ハブ間をつなぎ、一元的な交通体系を構築すれば、市民アクセスの便が向上して、より経済活動が活発化するでしょう!

♥市内併用軌道と宮島線(鉄道線)を直通運行している広電。

 

公開:2021年7月22日
更新:2024年3月23日

投稿者:デジタヌ

連載《 芸備線沿線東区の活性化には旧・広島臨港鉄道線を一部復活して "芸文 LRT "の実現!が...》ー第3回ーTOP連載《 芸備線沿線東区の活性化には旧・広島臨港鉄道線を一部復活して "芸文 LRT "の実現!が...》ー第5回ー


 

 



▲日本の鉄道史研究班へ戻る

 

ページ先頭に戻る