連載『 洛西ニュータウン を陸の孤島から救える 京都 勘定( 環状 ) モノレール計画』ー第2回ー
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そんな賢明な京都市が、機内交通の切り札として期待をかけているのが「超低床トラムカー」による路面電車の復活ですが...
第1項 京都市内では道路拡幅事業は困難!
更に先祖伝来千年?の住居を立ち退いていただいて、40m巾の防災道路に拡幅できる通りも限られています。
※参0)2011年国土交通省編街路交通施設課作成 LRT等の都市交通整備のまちづくりへの効果 公式ガイダンス資料はこちら。
※参0)LRTの整備等に対する総合的な支援スキーム に関するページはこちら。
しかし一方では、1978年のチンチン電車全廃以来、市内の道路事情に殆ど手が付けられていないのが現状!でもあります。
市街地中心部では地下にお宝が眠り、地上には文化財(町屋)がひしめいて"まさしく「土一升金一升」の京都"では道路拡張整備もままならないのです!
それで、日本初の地下鉄道や、郊外型ライトレールが乗り入れ可能な「地下鉄」の登場となったわけでしょうが...
どこを掘っても「千年の遺産(遺跡・遺構)」が現れ「お高くつく深層シールド工法」(※11)しか採用できないつらさが...
一方では「自立と経済観念」が根付いている土地柄でもあり、他の痴呆都市とは違い「分不相応な地下鉄建設」をむやみに邁進しない!気風(経済観念)も持ち合わせている賢明な土地柄でもあります。
参※11)当サイト関連記事 WORST choice! 深層地底「 Tube 地下鉄 」はこちら。
嘗て、チンチン電車の走っていた北野白梅町⇔出町柳間(3.8㎞)の西北小路(府道101号)は四六九時中、停滞している路線として悪名を轟かせている路線!ですが...
沿道には京都御所、同志社女子大、白峯神社、燈明寺、般舟院、首途八幡宮、などが連ねていて、道路拡幅が困難な状況です。
京都の場合は(12m以下の)狭い通りが多く、現状の路線バスでも東西路線が渋滞の影響を受けやすくなっているようだと感じました。
しかも、嘗ての名残で、チンチン電車の走っていた道は何とか12mに拡幅されているようですが、裏道は6m以下の辻が殆ど!
今後、市民の理解で市内幹線の拡幅は必須となってくるでしょうが...
現在478号線(9号線バイパス)・1号線京滋バイパスの完成により、京都市内を通り抜ける車両は一時ほどではなくなっています。しかしまだまだ市内通過車両が多く、市街地を取り巻く環状道路の建設が急がれています!
岐阜市同様に環状道路が完備されれば、京都市内は風通しがよくなり?、トラム路線網復活も夢ではなくなるでしょうが...
ー続きはこちらー
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公開:2019年9月19日
更新:2024年2月21日
投稿者:デジタヌ
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