狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Fantasy『 OsakaMetro 千日前線 が"いらない"路線から"ドル箱路線!"へ転線するには...』ー第4回ー

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★第2節 千日前線⇔谷町筋線接続構想アウトライン

  • ●ピンクライン役立たずの千日前線
  • ♥千日前線お役立て延伸区間

第1項 千日前線南端延伸『谷町筋線』平野駅接続

第1目 千日前線に在って谷町筋線に無いもの、谷町筋線にあって千日前線にないものは?

なぞなぞの答えは谷町線にないものは『ナンバ駅』、千日前線にないものは『東梅田駅』と『沿線住民?』です。

別稿で取り上げた、『民鉄の採算セオリー』と言う物があって、谷町筋線が黒字で千日前線が赤字なのは正にこれに尽きます!

第2目 千日前線を谷町筋線『平野駅』迄延伸し谷町線に『路線接続』するには

  • ●平野駅南方に約100m移設
  • ●南方(八尾南側)に折り返し待避線新設
  • ♥北平野駅をJR平野駅に隣接設置

『南巽』で唐突にとぎれている千日前線を谷町筋線『平野駅』迄延伸し谷町線に『路線接続』する案です。

1)北側に"平面交差"ジャンクションを設置して!系統(なんば方面)・2系統(天王寺方面)の接続を行います。

2)平野駅に折り返し運転設備(留置線)を新設して、平野駅での2系統(天王寺方面)の折り返し運行を可能とします。

3)1昼間は平野駅で、2系統(天王寺方面折り返し便)と乗り換えを行います。

4)ラッシュ時平野以遠・八尾南方面からは、あらかじめ各駅で、各系統に乗車していただきます。

第3目 事業費

建設費約1,126億円≒延長2.6㎞x 433億円/km(※0)

南端を延伸『谷町筋線』平野駅に接続すれば、平野駅以南の利用者にとっては「ナンバ・ミナミ」への直結ラインが完成して、昼間利用客が増加し現金収入増につながり千日前線の「黒字転換」も可能となるでしょう!

※参0、京阪中之島線/(事業主体;中之島高速鉄道)の建設実績1300億円 /3km、より算出したあたい「433億円超!/km。」

第4目 現行計画のJR衣摺加美北方面延伸案では赤字を増やす!だけ

道路建設にかこつけて利用者も見込めない地下鉄をついでに建設しようという千日前線東進延伸案では利用客の増加がさほど見込めずに黒字転換は困難!で赤字を増産する結果になるでしょう!

※当サイト内関連記事 大阪市内の黒字鉄道のセオリーは、背骨・御堂筋線に結節している事が重要!はこちら。

第2項 千日前線北方延伸『谷町筋線・天神橋六町目駅』接続

「千日前線・阿波座駅」⇔「谷町筋線天神橋筋六丁目駅」延長約5kmの地下鉄連絡線。

第1目 延伸区間アウトライン

  • ●路線距離 4.9 km
  • ●途中新駅  6駅(下福島、 新福島、新中津、茶屋町、谷町線・天神橋筋六丁目駅!移設
  • ●営業キロ 5.2 km
  • ●軌間 1,435 mm (標準軌) 複線
  • ●電化方式 直流750V 第三軌条方式
  • ●閉塞方式 自動閉塞式
  • ●保安装置 WS-ATC
  • ●高速度 70 km/h

第2目 事業費節減!ポイント

  • ●江戸堀ジャンクションで平面分岐
  • ♥阿波座駅南端に渡線&留置線新設。
  • 谷町線・天神橋筋六丁目駅(2面3線折り返し駅)を交差点西側に移設!
  • ♥現行・天神橋筋六丁目駅を千日前線専用ホームとする
  • ♥途中駅は全て6両編成対応120mホームとする。

事業費削減の為に、両端(千日前線・谷町線)での接続は、平面交差!とします。

※野田支線!は阿波座駅で、昼間の2号系統(谷町線)は平野(&文の里駅)⇔天神橋筋六丁目駅折り返し運行!となり、大日⇔八尾南間直通運行は1号系統(千日前線)のみの運行となるので、谷町線・新天神橋六丁目駅を親切すれば平面交差でも十分捌けます!

第2目 事業費

総工費 433億円×5.2Km ≒ 2,250億円ぐらいで建設できます!

第1目 千日前線「阿波座駅」と谷町筋線「天神橋筋六丁目駅」を結ぶ短絡線

千日前線の活性化の決め手!

千日前線の活性化の要ともいえる路線です。

メリット1 沿線の西区住人の「使える足」に

今だに梅田方面へ出かけるにはバスに頼っている千日前線沿線の西区住人にとって、「定時運行」の担保された「使える地下鉄」は非常に有難い存在となります。

メリット2 「なにわ筋線」のおよそ半額

「なにわ筋線」最終総事業費5000億円超!の半額2500億円超ぐらいで建設できます。

メリット3 市中心部の南北交通に対する「過剰投資(施設)」が防げる!

現状ご存じ通り、市中心部を走る南北主要幹線「筋」には、東から「谷町筋線」「堺筋線」「御堂筋線」「四つ橋筋線」そして「千日前線」とすでに「5本もの南北ライン」が通っており、更に「なにわ筋線」「環状線」の内・外回りまで加えるとこの狭いエリアに8本もの「大量輸送」アクセスラインが出来てしまうことになります。

このうち「キタ新地歓楽街」と「ミナミの歓楽街」を結んでいる「歓楽路線」となると「御堂筋線」「四つ橋筋線」のみで現状でも7本有る南北線の内のたった2本だけです!

だから、「なにわ筋線」の路線計画を「南海新難波駅」「JR難波駅」と「北梅田(JRグランフロント)」駅に変更したのでしょう?

なにわ筋線計画では「途中駅利用」は殆ど見込めません!

「不要不急」路線がもう1本増えるだけで難波⇔梅田間の移動が多少は便利良くなっても(※21)、"四つ橋線"の現況を見る限りは「なにわ筋」沿いに「企業が積極進出」してくれるとは思えなし、現・なにわ筋線計画では「途中駅利用」は殆ど見込めません!(利用できない?)

すなわち"なにわ筋線"は沿線住人=大阪市民には利用価値が殆どない!と言い切ってもよいでしょう。(※22)

しかし、現状のリソース「千日前線」を延長すれば「不要不急」路線の代表格?千日前線が「梅田⇔難波間の連絡線」として"定期券"利用客だけではない「昼間の現金収入客が多い優等路線」に蘇生?できる可能性が急浮上します。

※21)前途の通り、有料特急のみの運行予定なので、一般庶民?の役には立たない!

※参22、当サイト内関連記事 タイムカプセルから蘇った"都会の秘境路線" なにわ筋線 に勝算はあるのか?はこちら。

第3項 但し若干の不都合「盲腸線」が残る問題も?

新線を建設すると既設の「阿波座-(玉川)-野田阪神間」は単なる「盲腸線」となります!

そうでなくとも利用客の少ない「両駅」を結ぶ「野田阪神支線」は「不要不急」路線として廃止対象区間となるかもしれませんが...

まあ元々「近鉄・阪神」連絡鉄道計画に対する「当てこすり路線」だから「阪神なんば線」が開通した今となっては、この区間の存在意義は無くなった!といっても言い過ぎではないでしょうし、

第1目 この区間の利用者(沿線住人)は少ない!

事実沿線住人は現状でもこの区間はあまり利用していなく、大阪環状線か大阪シティーバス利用者が殆ど?です。

※ ロンドン盲腸線の例

続きはこちら

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公開:2018年7月 9日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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