狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

Essay『 被差別 路線!今里筋線延伸では沿線の名誉回復・地域域興には繋がら無い!』ー第2回ー

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★第1節 大阪市民の皆さん今里筋線 を利用したことありますか?

大阪市民の皆さん、大阪を訪れるインバウンド観光客の皆さん、大阪市の誇る巨大アトラクション観光施設?大阪メトロ 今里筋線 な~んてあったのをご存じでしたか?...

1日の平均利用者数 たったの65,000人(2015年度実績)の為に『2,718億円もの巨費!』を投じた たった12kmの都心にもつながっていないローカル線!

大東亜戦争中だったら間違いなしに、不要不急路線指定されて、鉄材供出の為に廃線になっていたでしょう!

狭い道の下に無理やり「ミニ地下鉄」を走らすよりは、道幅を広げて中央にトラムを走らせたほうが「限られた沿線住人」だけで無く、区民以外の市域全体の日常のアクセス路として役立つのに...

「自民党と公明党」のお偉い先生方は、道路拡幅に伴う住人との軋轢(あつれき)を恐れて?

『地下鉄こそが交通渋滞を解決する唯一の「救世主」であり、私達(市会議員は)はそれを導く予言者「モーゼ」で有ります。』

と"票田"である12kmの沿線住人に吹聴しまくり、約6,5000人/日の得票(沿線利用者)を得るために「2,718億円」もの大金を投じて地底深く切り開いて"鉄路"を植えて、毎年53億円の肥料(赤字)をバラ撒いているわけです?

この「毎年約53億円(2014年度)」!と言う膨大な赤字 、(令和元年9月現在)約274万人になる大阪市全市民が背負っている経費(市民の負債)となっています!

営業係数で言うと243.3(2016年度)、つまり100円の収入を得るのに約2倍半の243.3円!の経費がかかる大赤字ローカル線なのです。

まるで大阪市の都心部を避けるように?"ミニ地下鉄"と"急行バス"でリレー運行?している都会のアトラクション路線?といえるのかも...

「へー、そんな路線有ったの?」

2006年(平成18年)12月24日 に井高野駅?⇔今里駅?間の約12km11駅が開通した「大阪メトロの路線」です。
南側の終点「今里駅」は千日前線に連絡していますが、北側の始発駅「井高野駅」は阪急電車、相川駅、正雀駅両駅からかなり離れた位置にある、孤立した住宅地の中にポツリ取り残された「秘境駅」?となっています。

なんで"そんなところ"に?

地下鉄今里筋線が通る今里筋には、1957年からトロリーバスが運行されていました。

例の「バスか電車かはっきりしない乗物?」です。

1960年代、大都市近郊でも舗装道路が完備しモータリゼーションの波を誘発して(※1)、営業車も含めた「城?(シロ)ナンバー自動車」が増加したため、「狭い大動脈?今里筋」では渋滞が酷くなりました!

道交法で最高速度40Km/hに抑えられていた無軌条電車トロリーバスは、1969年にお役御免となり!代わってデーゼル・バスが"煙をもくもく上げながら"舗装された道を爆走し出しました?

都心部の"谷町筋"や"新なにわ筋"の様に並行する新しい道を作るか、"千日前通り"のように道幅を広げれば渋滞は緩和されていたハズでしたが...。(※2)

※1)、当サイト内関連記事、交通アクセスの変遷《コラム令和元年》日本各地から森林鉄道・軽便鉄道・路面電車が消えた理由 はこちら。

※2)一時食品配送で毎日今里筋を走っていた"元運ちゃん"の感想としては、周辺道路事情が市電廃止当時とは比べ物にならない程よくなった市内中心部とは違い、今里筋は相変わらずの渋滞ぶりで...!

当サイト内関連記事、地下鉄建設推進シンジケート一派によって「 仕組まれた交通渋滞!」とは? はこちら。

いったい"誰が利用しているの?"

1日平均利用者数 6,5000人???

大阪市の推計人口2,727,255人(2019年1月現在)に占める割合ったの2%!にしか当たらない6,5000人の沿線住人と通勤通学客が利用させていただいて?います 

市民1人当たりの建設費負担額は実に¥99,660-

しかも毎年約53億円(2014年度)の巨額路線単独赤字を計上しています!

つまり市民1人当たり年間負担¥1,943-/人!となっています。

この路線を利用しない(必要としない)大多数の市民の負担でこの「都市内赤字ローカル線?」が運行されている訳です!

で利用者は喜んでいるの?

そこが一番重要なところで、実は「余り喜んでは無いようです!」。

まずこの路線は「狭い今里筋」に無理やり地下鉄を通したので、道路幅が たった8 m しかない「瑞光四丁目駅」 と「 だいどう豊里駅」の間では、上下に2本のトンネルを重ねて掘り進めたために、2階建てトンネル?になっています。

しかも、今まで有った地下鉄路線や、上下水道、共同溝などを避けるために全線地下 10 m 以上!の深い所を走っています。

「第二寝屋川」の下を潜る「鴫野駅」 と「緑橋駅」の間ではおよそ12階建てのマンションに相当する地下 37 m の地底!を通っています。

そのため、御堂筋線などの他の路線と比較して急な坂を上り下りする、まるで「ジェットコースター」のような「都会のアトラクション路線」になってしまいました!

以前の路線バスなら歩道にある「バス停」で待っていれば、「ノンステップ・バス」がやってきて楽に乗り降りが出来ていたのに...

おまけにバス停の様に数百メートル毎に停留所があるわけでも無く、停留所にたどり着くことすら「大変」なのに、安全のためか?「低速エレベーター」で地下数階の改札口まで数分を掛けて、さらに改札口を通って又又「ホームエレベーター」で十数秒、やっとホームにたどり着いてもさらに「乗車位置」まで歩かされる!

(元気な人は)1駅ぐらいなら歩いたほうが絶対早いし、体の不自由なお年寄りにとっては、市バスが大幅減便されて、バスなら2・3停留所先で楽に行けたの病院に通うのもままならなくなってしまいました!

つまりは幾ら駅にエレベーターが設置してあるとは言え、お年寄りや体の不自由な障碍者の方などの「交通弱者」には大打撃で、使いずらい乗り物になったわけです!

※事実、小生が「井高野駅」まで全線走破した時に、帰路は天六(天神橋筋6丁目)まで便利な大阪シティーバス!を利用した時も、病院通いと思しき「お婆さん」が大阪シティーバス!に乗車されていました。

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公開:2017年12月 6日
更新:2024年2月21日

投稿者:デジタヌ

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