狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『阪和線を新幹線鉄道規格新線に改修すれば 和歌山⇔天王寺間が25分!で...』ー第6回ー

★第4節 「阪和高速鉄道㈱」建設事業プラン

第1項 第1期工事 先行着手「新紀和トンネル区間」 

第1目 想定事業費 約3.540億円

予定ルートは、紀伊山地といっても、標高381(殲法ケ嶽)から490m(雲山峰)程度の峰々で、それ以外は標高200m程度の丘陵?地帯なので、被り圧(土圧)も大したこと無い?ので、シールドボーリングマシンで掘削できて、さほどの難工事でもなく、実現できるでしょう!

更に、この区間は、後述するように長崎本線新ルートの長崎トンネル同様に単線トンネルでよく、工事費も想定(150億円/キロメートル)以内に収まるでしょう!

和泉鳥取ジャンクション⇔和歌山駅間14.4km

(※51)152億円/km x 14.4km ≒ 2,190億円以上

参※51)北陸新幹線 小浜ルート(大江山長大トンネル)案より試算。

和歌山⇔海南駅間 

こちらも、旧線を併存させるので、単線トンネルで事足ります!

トンネル区間 8.9㎞x152億円/km  ≒  1350憶円以上

第2項 既存区間改良工事(全線高架高規格化)

区間杉本町⇔和泉鳥取駅間 36.4km x152億円/km  ≒ 5500億円以上 (※51)

総事業費 約9,000憶円!/令和元年現在 

ということで"古"規格整備新幹線を新たに通すのとほぼ同額!で、

とんでもない巨額の様に思われるでしょうが、

現在建設しているはずの大阪市内「なにわ筋線」建設(※52)ではたった7.2㎞の新線計画に約3300億円以上の巨額投棄!が見込まれています!

(※53)

つまり、大都市の地下の不快(ふかい)所?をシールド工法で掘削するよりは、全線高架化&トンネル新線区間建設で「路線改良」したほうが、はるかに安上がりで大きな公共投資効果が得られます。

さらには「スーパー特急」以外にも現行の「関空快速・紀州路快速と各駅停車も同居」できるメリットがあり、

沿線住人の通勤通学にも貢献できます!

※52 令和元年7月9日つけの報道各紙に以下の記事が報じられました。

国土交通省鉄道局都市政策課と同近畿運輸局は7月9日、「なにわ筋線」の鉄道事業許可申請を7月10日付けで許可すると発表した。...

申請によると事業期間は2019~2031年度、開業予定は2031年度春とされており、総事業費は約3300億円。途中、中之島・西本町・新難波(いずれも仮称)の3駅が設置される。...

大阪府・大阪市・兵庫県・尼崎市、JR西日本などの民間企業による第3セクターの関西高速鉄道が路線の設備などを保有・管理する第3種鉄道事業者、JR西日本と南海が運行を担う第2種鉄道事業者となり、JR西日本の『はるか』、南海の『ラピート』といった空港アクセス特急が、なにわ筋線を通して相互に乗り入れる。<レスポンスより抜粋引用>

※53、当サイト内関連記事 なにわ筋線 事業許可のおそまつな内容? はこちら。

 

公開:2019年7月30日
更新:2024年2月26日

投稿者:デジタヌ

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