狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 小田急多摩線・JR相模線上溝駅延伸は実現し無い! 』ー第4回ー

第3節 相模線と直通できればJR東日本にとっても好都合に...

JRにとっても、小田急さんが相模線の通勤ライナーを受け入れてくれれば、相模線が複線化で輸送力をUPしておなか一杯になっても?便秘にはならない!訳です。

現状、相模線が都心部直通運行が出来ないのは、両端でSWバック運行が必要なのと...

中央線・東海道線共に短い4両編成電車など受け入れられる様な余裕が無いからです!

なので、橋本から先の横浜線内にすら乗り入れができなくなったわけです!

第1項 多摩線経由で新宿まで通勤ライナーが直通運行が実現すれば...

現行発表されている小田急多摩線延伸計画では、北側からJR線と並行して上溝駅に繋がる構想となっています!

高架で接続する案は、将来の延伸を考慮して相模線と立体交差するための妙案!?ですが...

前途した様に、延伸の見込みは立たないでしょう!

つまりせっかく高架橋にしても、京王相模原線・橋本駅の様に延伸構想がとん挫したのでは意味が無い!訳です。

第1目 相模線の複線化と共にロマンスカーが茅ヶ崎迄直通運行!?

つまり、同じレベル(高さ)で上溝駅に接続すれば、茅ヶ崎迄直通運行可能!となる訳です。

第2項 JR東日本にとっては有難い助っ人に!

相模線沿線ならば、新たな大規模宅地開発は行えないかもしれませんが、すでに一定の利用者が確保されてるどころか...

リニア中央新幹線橋本駅開業で、沿線人気が出て各駅周辺に都市型集合住宅建設の余地も残されており、先ず先ずの収益と、上溝延伸区間の旅客需要(営業係数)も見込めるわけです。

東京23区に繋がっていない相模線...

JR東日本としても、東京23区に繋がっていない!通勤幹線に利用できる訳でも無いただの盲腸線!を複線化するメリットも少ないわけですが...

小田原・平塚方面から都心に通勤なさっている、湘南新宿ライン。上野東京ライン利用客の皆さんは"身に染みて"ご存じのはずですが、国内最長15両編成の通勤型車両が150%超の満員状態で、東京上野ラインを走っているわけで...

江ノ島線と同じように

小田急江ノ島線同様に、茅ヶ崎駅からも、小田急線直通新宿方面、列車が走ってくれれば...

通勤波動輸送対策にもつながり、更なる"波動用車両"増備(過剰投資)も行わなくて済むわけです!

つまり trust 全体の事を考えれば、多摩線中溝延伸は、最小限の投資で最大限の効果が得られる「有効な投資」となる訳です。

第3項 料金比較(2021年4月現在の料金規定)

JR茅ヶ崎⇔東京(大手町)

JR 合計 ¥1,770-(運賃 ¥990 ∔グリーン¥780 )

小田急・千代田線経由

JR 茅ヶ崎⇔上溝間28.4㎞ 合計 ¥1,080-(運賃 ¥510 ∔グリーン¥570)

上溝⇔代々木上原  合計 ¥940- (運賃 ¥420 ∔ロマンスカー¥520)

代々木上原⇔大手町 運賃 ¥200

合計 ¥2,220-(運賃 ¥1,130 特急運賃 ¥1,090 )

茅ヶ崎⇔新宿間

JR合計 ¥1,950-(運賃 ¥1,170-  ∔グリーン¥780 )

相模線・小田急線ルート

JR 茅ヶ崎⇔上溝( 運賃 ¥510 ∔(グリーン¥570) 合計 ¥1,080-

上溝⇔新宿(41.0km) 運賃 ¥470 ∔(ロマンスカー¥570) 合計 ¥940-

合計 ¥2,120-(運賃 ¥980 特急運賃 ¥1,140 )

つまり、新宿⇔ 北茅ヶ崎までなら、直通ロマンスカーのほうが快適!という事になる。

 

公開:2021年4月10日
更新:2024年3月 1日

投稿者:デジタヌ

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