連載『 いわき市にはジェット空港が必要!』ー第5回ー
東北新幹線・九州新幹線の駅間実距離に応じた表定速度実績!
例※1)上野⇔武蔵野線間は現行通り最高速度130㎞/hで徐行するとして、上野⇔小山間のやまびこの表定速度 130㎞/hを適用しますと...
第1項 所要時間は表定速度で決まる!
駅間の所要時間は表定速度(平均速度)で決まります。
第1目 新幹線近接駅!も♥設置可能!
九州新幹線本線の駅間距離による表定速度例(運行実績)
以下は「九州新幹線」での駅間実距離で算出した表定速度の♥実績(2023年現在)です。
- ● 新鳥栖⇔久留米間 5.7㎞ 約4分 表定速度 85㎞/h
- ●久留米⇔筑後船小屋駅 15.9km 約7分 表定速度 136㎞/h
- ● 筑後船小屋駅⇔新大牟田 11.8㎞ 約5分 表定速度 142㎞/h
- ● 新大牟田⇔新玉名 16.6㎞ 約7分 表定速度 142㎞/h
- ●新玉名⇔熊本間 21.9㎞ 約9分 表定速度 142㎞/h
- ●熊本⇔八代 31.8㎞ 約11分 表定速度 173㎞/h
- ●新八代⇔新水俣 42.8km 約13分 表定速度 197㎞/h!
在来線特急程度の表定速度ならば5.7㎞ 程度の近接駅!も可能!
まとめると、以下のようになり5.7㎞ 程度の近接駅!も在来線特急程度の表定速度でよければ♥設置可能!です。
- ※例0)駅間が 5.7㎞以上あれば 表定速度 85㎞/h
- ※例1)駅間が約12㎞以上あれば 表定速度 142㎞/h※例2)駅間が約32㎞以上あれば 表定速度 173㎞/h
- ※例3)駅間が約43㎞以上あれば 表定速度 197㎞!/h
第2項 常磐新幹線駅間想定所要時間
第1目 各駅間所要時間
- ●東京⇔上野 3.6km 5分!
- ●上野⇔赤羽(赤羽線新宿方面接続駅!)約9.6km 約6分(5m30s)
- ※東北新幹線やまびこ徐行区間(表定速度 104.3㎞/h)を適用
- ●赤羽⇔新柏流山駅(東部アーバンパクライン接続駅) 約26㎞ 約10分
- ※川口市内(赤羽⇔綾瀬川)最高速度130㎞/h徐行区間として例2)より適用。
- ●新柏流山⇔新常総駅(常総線接続駅) 約15.5km 約7分※例1)適用
- ●新常総駅⇔つくば(TX接続駅) 約13km 約6分※例1)適用
- ●つくば中央⇔新かすみがうら神立駅(常総線接続駅)約13.5km 約6分※例1)適用
- ●新かすみがうら神立駅⇔いばらぎ空港駅 約16km 約7分※例1)適用
- ♥いばらぎ空港駅⇔水戸(在来線接続駅) 約23km 約10分※例1)適用
- ●水戸⇔新幹線東海佐和駅(常総線接続駅) 約11km 約8分※例0)適用
- ●新東海佐和駅⇔新日立駅 約21km 約9分※例1)適用
- ●新日立駅⇔新高萩駅 約13km 約6分※例1)適用
- ●新高萩駅⇔新磯原駅 約8.5km 約6分※例0)適用
- ●新磯原駅⇔新勿来駅(常総線接続駅) 約13km 約6分※例1)適用
- ●新勿来駅⇔いわき(常総線接続駅) 約23km 約10分※例1)適用
※つまり各駅停車では駅間距離が短すぎて、余り時短効果は望めま線(せん)!
現状通り、輸送密度(利用状況)に応じた"千鳥停車"パターンで運行する必要があります。
但し、高速バスとの兼ね合いで、あまり不便にすると、採算(利用者!)が取れなくなるでしょう。
現状、JRが後述する「ひたち・ときわ」「千鳥停車パターン運行」を行っているのは「沿線自治体のエゴ」だけではなく、高速バスとの競合問題も含まれていて、一人でも多くの利用者を確保したい!からでしょう。
速達列車所要時間
※途中駅停車時間各1分とすると...
- ♥つくば⇔東京間 約68㎞ 最短35分! ※つくば⇔赤羽 ノンストップ約24分! ※新宿まで(乗り換え待ち6分含めて)41分!
- ♥水戸⇔東京間 約120㎞ 最短 47分 ※赤羽から約35分!(つくば停車1分含む)
- ♥新日立⇔東京間 約152㎞ 最短56分 ※赤羽から約44分!(つくば・水戸駅停車各1分含む)
- ♥いわき⇔東京間 約211㎞ 最短 78分 ※赤羽から約66分!(つくば中央・水戸駅・新日立停車各1分含む)
第3項 新幹線鉄道規格新線でも...
前途した様に、駅間距離の都合であまり時短が見込めないので、
思い切って水戸以遠は、単線非電化の新幹線鉄道規格新線(※31)として、在来線と共存させてもよいかもしれません...
参※31)当サイト関連記事 新幹線鉄道規格新線が貴方の身近に実現出来て"居" タラ!... はこちら。
第1目 在来線(狭軌路線)でのスピードホルダーは
国際救助隊から派遣されている?湖西線特急サンダーバード号は...
♥歴代1位の表定速度(駅間平均速度)111㎞ /h!で、 嘗て最高時速160㎞/hを誇った"ほくほく線"経由「スーパー特急はくたか」の表定速度101km/h!よりも勝っています!
京都⇔敦賀間の湖西線は、同じ全線立体交差高規格路線でもほくほく線とは違い、全線複線立体交差で運転停車(列車交換待ち)が必要ありま線(せん)!
『全線立体交差で停車駅が少なければ、最高速度の85%ぐらいの表定速度(平均速度)が確保できる』ことを証明しています!
- ●現行サンダーバード 北陸線(湖西線内)最高運転速度130㎞/h 京都⇔敦賀間 94.1km 最速51分 表定速度111㎞ /h!
- ●嘗てのほくほく線経由「スーパー特急はくたか」最高運転速度 160㎞/h 表定速度101㎞/h(犀潟⇔十日町間最速タイプ)
全線♥単線・非電化の新幹線鉄道規格新線で建設したとしても...
整備新幹線を全線単線・非電化の新幹線鉄道規格新線で建設したとしても、「長大な駅構内」と上下共1時間に1本程度の「スーパー特急」運行ならば...
最高速度190㎞/hの63%~85%、つまり120㎞/h~160㎞/hで速達列車が運行できることを示しています!
つまり『最高運転速度190㎞/hのスーパー特急方式でも「新幹線鉄道規格新線」区間なら表定速度161㎞/hが可能! 』
ということです。
第2目 例えば常磐新幹線(赤羽⇔いわき間198.5km)を高速化して時間あたり1本の運行とすれば...
最高運転速度190㎞/hのスーパー特急でも表定速度 160㎞/h!は十分可能です。
最高運転速度190㎞/hのスーパー特急では、
表定速度 160㎞/hならば 198.5km ÷ 160㎞/h ≒ 75分!(1時間15分)
最低必要編成は 198.5km X 2 ÷ 160㎞/h ≒ 約2.5本
走行中のスーパー特急は往復でたった2.5本!
つまり、赤羽といわきの両ターミナルから同時刻に発車するとしても、途中で出くわすのは1回!。
途中に、"超大な駅構内"を持つすれ違い区間駅を設ければ、完全停止しなくても100㎞/h程度の低速走行?でのすれ違いが可能です!
更に、(在来線)Local 便停車駅は全て、1線スルー方式の駅にすれば通過駅での減速も必要ありません!
更に2両連結ていどの短編成"鈍行"!停車駅については、何駅かを"長大コンテナ貨物列車"を退避(※000)する為に800m程度の構内とすれば全く問題はありません。
参※000)非電化区間の単行ローカル鈍行(最新型電気式ディーゼル)では定員乗車時でも、せいぜい47,8 ton(H100形気動車)程度ですが、
長大貨物列車は総重量1,500ton以上!あるので、出来るだけ停車(無駄な加減速)は控えて!、"連続走行させるほうが省エネルギー"となります。
なので、rural line では旅客便がコンテナ列車を退避するのです!
但し、現在定期貨物輸送は行われていない!のでその必要もありません!
公開:2022年11月 8日
更新:2024年4月 1日
投稿者:デジタヌ
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