狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 奥羽新幹線は"秋田・山形"両県に永年積もった"根雪"を溶かさないと実現できない! 』ー第5回ー

第5回 奥羽新幹線妄想は後50年経たないと...

地元を知らない脳天気!な高痛怪節傾 Youtuber がはやし立てる!奥羽新幹線妄想ですが...

参※)当サイト関連記事 鉄道建設関連 constructor syndicate 利用されています?高痛怪節傾 Youtuber  はこちら。

★第1項 日本有数の豪雪地帯も実現を阻む一因?

新庄⇔横手間にある湯沢市辺りは日本有数の豪雪地帯、冬季は5m!を超す積雪に包まれる地域です! つまり「積雪対策」も大変なわけです。

最も上越新幹線越後湯沢辺りや、ほくほく線十日町あたりも日本有数の豪雪地で、十分な積雪対策を講じれば、上越新幹線・ほくほく線同様に、冬季も不通にはならなくて定時運行が保つことは可能で.す。..

実際に、越後湯沢付近を通る上越新幹線が開通した 1982年11月15日当時すでに考案されて導入され、更には1985年3月16日に再開されたほくほく線工事でも積雪対策が導入されて、

奥羽新幹線ルートについての豪雪対策も技術的には既に解消されているのです!が、但し毎年の維持管理コストは...

★第2項 両県の間に横たわった積年の根雪は融雪装置では解けない!

明治維新の際の1868年→1869年の戊辰戦争では、東北が旧幕府軍(奥羽越列藩同盟)と新政府軍(東征大総督府)に分かれて、お互いに血を流し合いました!

この時 山形県(庄内藩・山形藩)は奥羽越列藩同盟に加わり最後まで新政府軍と戦い!

秋田県秋田藩(久保田藩)は奥羽鎮撫隊(新政府軍)側の先鋒となって庄内軍と交戦して、椿台が激戦地となったことは有名な語り草です!

つまりは、そう簡単には両者の豪雪地帯にある谷間・確執は埋まりません!

一般的に最低でも3~4世代つまり200年以上経たないと...水に流せるような出来事では無い!とされています。

ツマリ今世紀後半の2070年以降に成らないと...

酒田⇔秋田間には特急が走っていない事実が...

特急いなほが新潟⇔酒田を結んでいますが...

酒田⇔秋田間には特急が走っていない!のはこのことも影響しています。

つまり、両社は戊辰戦争の苦い思い出を未だに引きずっている!のです。

だから秋田県主流派は、奥羽新幹線妄想には無関心で、田沢湖線新線建設に意欲を示している!のです。

吉村美栄子山形県知事は天童市の近く大江町(出羽松山藩領・庄内藩分家)で生また庄内藩分家の人なので、そのことは子供のころから聞かされて、特に良く知っているはずなのですが...

女の浅XXというか、イケシャアシャア?と、奥羽新幹線実現のラブコールを秋田県に送っても、飲むわけが無い!のです。

参※)吉村美栄子現知事のプロフィール

  • ●天童市の近く大江町の生まれ(つまり出羽松山藩傾)なので庄内藩(酒田・鶴岡)の傾倒?
  • ●亡くなった夫の叔父は、元山形市長の吉村和夫、義叔父の吉村和武(和夫の次男)は山形県議会議員。
  • ●山形市は、山形藩が治めていた土地で、領主は歴代徳川家直系の松平氏やの普代の水野家が受け継いでいて、勿論奥羽越列藩同盟に加わり最後まで新政府軍と戦った!
  • ●秋田藩(久保田藩)は新政府軍に加担して、周囲の奥羽列藩を敵に回して、奥羽鎮撫隊(新政府軍)側に立って庄内軍と交戦し、椿台は激戦地となった。

 

公開:2021年4月25日
更新:2024年3月31日

投稿者:デジタヌ

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