連載《 中共の"一帯一路"(新万里の長城!)とロシアの"鉄(道)のカーテン"とは...》ー第3回ー
現在、工業製品の国際間貿易は大手のIntermodal container(海上コンテナ)輸送会社による海上輸送(※21)が一般的となっており、世界には専用のcontainer berth(コンテナ岸壁)を備えた数多くのcontainer-portがあります。
参※21)freight vessel(貨物船)には、1次産品(石炭に代表される鉱産物)や原木及び製紙原料のチップ材などを運ぶbulk carrier(バラ積船)、それ以外の天然ガスを含む化石燃料は tankerで、そして輸出産業の花形「自動車」はcar carrier(自動車運搬船)で運ばれていますが、それら以外の、衣類などの消費材、家電製品などの耐久消費財は殆どがcontainer ship(コンテナ船)に積載されたIntermodal container(海上コンテナ)で運ばれています。
第1項 欧米のcontainer-portの特徴
昔懐かしい、臨港鉄道の引き込み線が健在です!
というよりは無くてはならない、存在となっています。
日本と違い、container-portのcontainer berth(コンテナ岸壁)にあるhandling track(荷役線)で直接、Flat Cars(コンテナ積載車)にtransshipして、ヨーロッパ各地のdistribution center(流通基地)にtransportation(輸送)してdelivery(配達)しています。(※22)
参※22)当サイト内関連記事 コンテナ貨物鉄道輸送について考える はこちら。
第2項 Eurasia Transcontinental Railroadの先行きに関するAnalystの読み違え?
Analyst、International Economic Researcher、International politician、Diplomatic expertsのいずれの専門家?も、現状の当事国情勢(支配者・政治体制)には詳しくても、数百年来に渡る近世の歴史に裏打ちされた国民感情・民意の把握・理解にかけているのではないでしょうか...?
"遺恨が無くなるには、"少なくとも5世代200年の隔世が必要"と言われています!
つまり父親・祖父・祖祖父から、"口承"された過去の迫害・弾圧の被害の記憶は、そうは簡単に!「水に流せません!」
身近なところでは、戊辰戦争で敵と味方に分かれた、奥羽列藩同盟の旧米沢藩(山形県)と新政府側についた久保田藩(秋田県)が和解して、奥羽新幹線誘致で歩調をあわせようとしてもなかなか上手くいっていません!
CCCP時代に、スターリンが「native peopleのタジク民族を迫害した記憶!」は消えていない!
ましてや、旧CCCP時代に、スターリンがnative peopleのタジク民族を迫害して、"粛清"でシベリヤの地に"強制移動"させて、
大量のロシア人を入植させて鉱山開発を行った「忌まわしい過去」からは、一世紀も経っていません!
さらに、CCCP化が崩壊して前大統領(独裁者)の功績?で、独立を果たせてまだ数十年です!
しかもその間私腹を肥やして裕福になったのは、政府首脳と一部の資産階級(資本家)そしてロシア系住人(鉱山関係者)だけです!
経済協力相手国の支配者のご機嫌では無く!"国民・民衆が望む国際協力・経済協力"が必要
「歴史的背景を抜きにした政情分析・経済分析」で「捕らぬ狸の皮算用」をしても...
戦後(アフリカ、東南アジアの発展途上国?に対して行われてきた)「その場しのぎの経済協力」と何ら変化していない事になります。
初心に戻って「歴史から多くのことを学ぶ謙虚な姿勢」が必要!ではないでしょうか...
第3項 "日狂祖"関係の狂殖員の間では近代史・現代史を語ることはタブーとなっているようですが...
理想主義?の communism に毒された「頭でっかち」の"お偉い先生方"?が「文科省を脅し」"おとぎ話"のような日本史・世界史"(古代史・近代史)を「頭が空っぽな教職員」を通じて世論誘導、洗脳・偏向教育を行っているようでは、隣国K国の歴史教育・世論誘導と大差ありません!
更に、物事(世界情勢)を"一面的"にしか捉えない"単細胞直情論"では背景にある"本質"大人の事情(利害関係・力関係)"を正しく認識できないで、気が付いたときには...
第1目 多方面にわたる「物事の見方・考え方・捉え方」が必要
多方面からの「物事の見方・考え方・捉え方」が必要です、例えば次項で示したЗакаспийская железная дорога(カスピ海横断鉄道)については、"ロシア"の"プロパガンダ"を鵜吞みにした解釈が多いようですが...
"先入観"を取り除いて地政学的に眺めると、ロシアのSLB経済政策ではなく、中共の"一帯一路"政策でもあり、イランが深く関与している事、つまり中露イラン(違乱?)の悪の枢軸?はかなり以前から"強固な事実関係"であったことが理解できるわけです。
公開:2021年12月11日
更新:2024年3月21日
投稿者:デジタヌ
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