狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 地方都市の国際企業誘致(雇用創出)には国際空港の整備が...』ー第2回ー

プロローグ 日本の空輸・空港政策は...

前途したように、トラフィック・インフラ整備の先陣を切って、1956年4月20日に施行された"空港法"により、建設(新設・移転)施設維持管理(改修・運営)が行われているわけですが...

第0項 日本語ウィキペディアの寄稿者騙されてはいけない!

現在日本語ウィキペディアは その都度 lobbyist によって、体制側・現政権余党に「都合よく改定(改竄!)されています!

第1目 例えば日本の空港では

基本施設(滑走路、誘導路、着陸帯、エプロン)と附帯施設(排水施設、照明、護岸、道路、駐車場など)の工事費用や災害復旧費用の負担ルール...旅客ターミナルや貨物取扱施設、給油施設などは、空港を設置する国や地方公共団体が、建設・管理する者を指定して行わせることができる。2013年には、民間の能力を活用した国管理空港等の運営等に関する法律(民活空港運営法)が制定され、国や地方公共団体が設置している空港の運営を、民間事業者に一体的に行わせることが可能となった。《日本語ウィキペディア2023年以月現在より引用》

となっていますが...

ほんの数日の間に改竄されていました!

以前のバージョンでは政府・内閣(政権与党)では、2001年1月の行政改革省庁統合再生で国交省が発足した当時に、

『今後、(離島部を除き)国内に新たな空港は設けない!?』

と閣議決定(申し合わせ)されて、国交省(初代大臣)が国土計画方針として表明して、今に続く政策?となっている」としていました...

これは、正に整備新幹線建設推進派には好都合極まりないプロパガンダ(国民洗脳)の一環だったわけです!

第1項 新地方空港建設否定!は法規定として明文化された事項でありません!

空港整備法(昭和三十一年法律第八十号)(1956年制定)に明文化されたものではありません!

現国交省の空港整備方針は単なる政権・夜盗内の「申し合わせ事項!、憲法や法律で明文化されたされた「法」制度ではありまん!

以下に示すように、後続2法(1957年4月25日公布 高速自動車国道法、1970年5月18日公布全国新幹線鉄道整備法)同様に、新空港のlocation(& air route)などについての、詳細(制約)事項は、付則も含めて明文化されていません!

第1目 空港整備法(昭和三十一年法律第八十号)(1956年制定2008年改正)の中の第三条では...

第三条『国土交通大臣は、空港の設置及び管理に関する基本方針(以下「基本方針」という。)を定めるものとする。』

の中の付則として「前各号に掲げるもののほか、空港の設置及び管理に関する基本的な事項」が定められていますが、

 基本方針は、空港の設置及び管理を行う者(以下「空港管理者」という。)、国、関係地方公共団体、関係事業者、地域住民その他の関係者の相互の密接な連携及び協力の下に、空港の設置及び管理を効果的かつ効率的に行い、環境の保全に配慮しつつ、空港の利用者の便益の増進を図り、もつて航空の総合的な発達に資するとともに、我が国の産業、観光等の国際競争力の強化及び地域経済の活性化その他の地域の活力の向上が図られるべきことを基本理念として定めるものとする。

4 国土交通大臣は、基本方針を定め、又はこれを変更しようとするときは、交通政策審議会の意見を聴くものとする。ただし、交通政策審議会が軽微な事項と認めるものについては、この限りでない。 

5 関係地方公共団体は、基本方針に関し、国土交通大臣に対し、意見を申し出ることができる。

6 国土交通大臣は、基本方針を定め、又は変更したときは、遅滞なく、これを公表する

第169回国会 制定法律の一覧》より引用

つまり、現状でも交通策審議会(※31)が頑張れば?"要検討"事項となるのです。

さらに我々国民が、『♥やっぱり地方にも国際空港が必要だね!...』となれば、

新な政権(与党)の下に、政策を変更すればよいだけのことです!

参※31)当サイト内関連記事 交通政策審議会・神話(答申)は過去のおとぎ話・迷信にすぎない! はこちら。

第2項 過去には新幹線建設推進派の国会議員!達が...

嘗て「静岡空港(2009年6月4日開港)」建設計画が持ち上がった際には、新幹線建設推進派の黒会偽員!達が、「建設反対議員連盟」を結成!して、一般市民?を巻き込んで署名活動をした「悍ましい逸話!」すら残されています...

まったくあきれ返ってしまいます!

彼ら地上げ屋・利権養護!一派には、整備新幹線建設を必要としない「地方ジェット空港」の出現は"目障り!"でしかないのでしょう。

第3項 時の流れが証明した鉄道神話崩壊の事実

彼ら「地上げ屋」(-_-メ) 一派の行っている愚行「整備新幹線全国蔓延計画!」のもたらした結果とは...

第1目 未来永劫県民を苦しめる新幹線公債発行!

地方に、払いきれないほどの借金(公債発行)を強要して、地方財政をとことん圧迫しました!

結果富山市の例の様に、全国の痴呆都市が「コンパクトシティー志向」を打ち出して、トカゲ(過疎エリア)の尻尾切り!を始めたのです。

第2目 ストロー現象で未来を背負う若者が流出!

現在、「帝都東京」と整備新幹線で繋がったzone(沿線)にある地方都市では、

発展どころかストロー現象で若者が首都圏に流出して、ますます衰退(疲弊)しています。

第3目 並行在来線の高額運賃3セク化で地方経済が停滞!

東北新幹線並行在来線の青い森鉄道の例が顕著に示すように、「殆どの並行在来線転換の3セク痴呆鉄道」では...

青い森鉄道の愚例

八戸⇔青森間では東北新幹線よりも高額な運賃!が設定されているなど、

JR当時の全国一律運賃規定に比して高額な運賃設定!となっています。

結果、地域に暮らす「民の営み・暮らし向き」に大事な生活幹線・旧・東北本線の運賃がバカ高くなり!...

ますます鉄道離れを誘発!

このzone(沿線)で暮らす「民(たみ)の往来」を阻害!して、ますます鉄道離れを助長しています。

更に交通弱者(学生、老人、障害者)の通学・通院など日常生活にも甚大な影響を与えています!

※東北新幹線より高額!な青い森鉄道完全走破のYoutuber。

 

公開:2023年1月23日
更新:2024年2月28日

投稿者:デジタヌ

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