連載《 頓挫した吉備線LRT化計画に代わる 都市型 BRT "基幹バス"整備提案!》ー第3回ー
第0項 区役所に出向くのも大変な広域行政区
広域に分散した旧市街地は、区役所に行くのも大変な状況を招いています。
安い人件費?に後押しされて、21世紀にはいっても大躍進を遂げている岡山市ですが...
特に南区役所の有る福浜地区(旧臨港地区)の市街地化がすさまじく、朝夕の県道40号の交通ラッシュは荒ましい様相を呈しています。
更には、倉敷川以南の迫川駅周辺では、区役所へのアクセスにも問題が生じています。
第1目 道路拡幅整備は避けて通れない!
別項で取り上げたように、現在一部が遊歩道となっている旧岡山臨港鉄道、廃線跡地を、LRTとして復活させることも可能でしょうが、
大本駅から先は県道173号を北上して、岡山電気軌道岡山駅前電停に繋ぐこととなり、いずれにしても道路拡幅整備は避けられない!でしょう...
第1項 BRT・基幹バスは懐にやさしい♥エコノミー!な Transportation system
近年の欧米のMetropolis(大都市・地方都市)では『Bus Tram 』による都市型BRT・基幹バス(※11)が注目されて、主要都市で導入が相次出います!
岡山では、ある程度整備されている島田筋に専用レーンを設置して都市型BRT・基幹バスを導入する方が、安上がりになるでしょう。
BRTだと、道路整備と車両購入の支援さえ行えば、両備バスさんにお願いすれば、運行は引き受けてもらえるでしょう。
参※11)当サイト内関連記事 名古屋市の" 基幹バス "が 真のBRT の姿 はこちら。
第1目 けた違いに安上がりで財政基盤の脆弱な岡山市でもハードルが低い!
専用施設は公道以外の隣接敷地に設置するバスターミナル&車両基地と、各停留所の簡易シェルター(屋根)、運行掲示ディスプレー、およびGPS運行管理システムぐらい!
「走路保全」は道路管理者任任せとなり、車両以外の軌道設備や専用保安設備(信号・ATSなど)などの施設維持管理・更新費用が全く必要ない新世代のトラムです。
いわば最初から「完全上下分離方式(※3)」でバス事業者の運行経費負担が最小で済み!しかも最近各地で走り出した全長18mの連接バスなら定員120名と「単行鉄輪トラム(12mクラスの定員70人)」と同等以上の輸送力を持っています!
第2項 BusTram なら♥都市の成長に応じたフレキシブルな路線変更が可能!
岡山市の場合は急速な発展で、日々市街地が成長しており、効率の良いアーバンネットワークが構築しずらい状況にありますが...
軌道施設のいらないBRTなら♥経路変更も変更手続きだけで可能なので、需給に即した「フレキシブルな路線設定」が可能になります。
東区・南区・中区・の救世主にも...
北区だけではなく!、赤穂線だけに頼っている東区、
や大部分が鉄道空白地帯!となっている中区・南区の中量都市交通システムとして有望なトランスポーターではないでしょうか。
第3項 岡山市民にとっての数々のメリットとは...
第1目 定刻発着の定時運行が可能。!
♥専用レーンを走行する都市型BRT・基幹バスなので「定刻発着」が可能となり、利用者にとっては「定時運行」が最大のメリットとなります!
第2目 ナチュラルバリアフリーのユニバーサルデザイン
超低床「鉄輪トラム」同様に体の不自由な方や老人・青少年いわゆる交通弱者に優しい乗り物です!
公開:2017年8月12日
更新:2024年4月 4日
投稿者:デジタヌ
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