狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

何れ 鹿島線 , 成田線 が廃線!となり 茨城県立カシマサッカースタジアム も廃墟に...《 連載第6回》

第6回 自治体の"利用者直接支援"による利用促進策を考える必要が

鹿島鉄道鉾田線の末路が脳裏を...

嘗て茨城県は沿線住人の大事な生命線だった鹿島鉄道鉾田線を切り捨てました!

ゆくゆくは鹿島臨海鉄道も同じ鉄路(みち)をたどるのでしょうか?...

第1項 鹿島サッカースタジアムを作っていしまったからには

今更作ってしまった、子供の養育を放棄するわけにもいかないし!

後は、JR貨物さんに「無蓋貨車?」を運行してもらって、観客を捌くか...

大東亜戦争中でもあるまいし、そんなわけにもいかないし...

マイカー来場を呼び掛ければ?周辺道路が大渋滞を引き起こすし...

つまり、JR東日本が鹿島線を放棄!した場合、茨城県立カシマサッカースタジアムでのサッカー開催は不可能!になる訳です。

そこで、そうならないように、鹿嶋臨港鉄道、鹿島線(成田線)の永続を計るしかないわけです。

第2項 現状の赤字補填の補助金政策では...

第1目 利用者が直接メリットを感じられるように、県発行のトクトククーポンで!

県・自治体住民サービス課で、直接クーポン(パス・回数券)の発行を行い、直接利用者に「お得感を感じてもらう」

全国的には、奈良県の十津川村が奈良交通バスの八木⇔新宮間の日本最長路線バス利用者に、半額負担して、来村を喚起している例がある!

これに見倣い、JR鹿島線利用客の半額負担を行えば、少々時間を要しても、可成りの利用者増が見込めるはず!

但し、発売をツーリストなどに委託するのではなく、鹿島臨海鉄道の駅員配置」駅(あるか?)と、沿線自治体の市民課窓口、更に茨城県の東京事務所?サービス窓口、JR東日本主要駅の"みどりの窓口"に限れば、混乱も生じないだろう?

現在、一般"鉄オタ"?から要望の強いICカード(&スマホ決済)利用より、各鉄道事業者からの利用状況報告(回収)が明確になり(集計は面倒だが、読み取りだけを電子化すればこれも問題なし)、自治体⇔鉄道事業者間の決済もやりやすくなると思われます!

第2目 地元飲食店組合などの協賛で...

更に、在鹿島・ 飲食店組合などに協賛をお願いして、自治体発行のトクトククーポンの"半券"を持参した場合には、1割程度(消費税分程度)の優遇会計を実施すればよいでしょう。

第3項 関連自治体当局者・市民が一丸となって鹿島臨海鉄道・鹿島線・成田線の利用促進を...

更に、自治体職員はもちろん、関連3セク職員も含めて、東京詣ではJR東日本(&鹿嶋臨港鉄道)以外の利用を認めない申し合わせをする必要があるでしょう!勿論、地元商工会、関係者も同じ。

第1目 高速バス定期券・回数券事業への補助金制度の再考も...
神栖市では...

現在、高速バス路線にのみ頼る?神栖市では、市政拡大を狙い遠距離バス通勤を支援する方向で動いているようですが...

所詮、東京から離れ過ぎていて、成田新幹線?でも実現しない限りは、首都圏通勤圏としては、成立しずらい環境です!

むしろ、『鹿島臨海工業地帯をバックに、より一層(経済)発展させて、新たな都市圏構築を目指す』ほうがより現実的!でしょう...

県の垣根を超えた協力が...

つまり県の垣根を乗り越えて、鹿島・神栖都市圏を構築してより一層の地域振興を図る!ほうが得策ではないでしょうか!

現在・鹿島臨海鉄道臨港線が、旅客扱いを廃止した当時とは比べ物にならないくらい、臨海工業地帯と近接準工業エリアが成長しており、

市民も増えて、毎日数万人の"働き手"のマイカー通勤で、周辺道路は大混雑をしているわけです!

臨港線部分に高校・病院などと"適切な位置関係"で新駅を設置すれば、開業当初のような悲惨な状況は生まれないでしょう!

更に経済特区申請を行って、ICT関連やバイオ関連のハイテク先端産業のベンチャービジネスなどを積極誘致すれば、神栖・鹿島エリアはますます発展できるはずです!

鹿島臨海鉄道に対する、赤字補填支援策に汲々とする前に、鹿島臨海鉄道が自立できる環境を整えた方が...

 

公開:2021年7月26日
更新:2024年3月28日

投稿者:デジタヌ

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