連載《 ミニ・リニア地下鉄 & 新交通システム は"金食い虫"でお荷物な"交通効カン"の拗者・厄介者"!》ー第3回ー
最大の難点は、直流1500V架空線電化路線で標準軌(軌間1430mm)なのに...車両限界が小さく既存の通勤電車と仲良くできない!世にいう「すね者はぐれ者?」
つまり鉄道各社と相互乗り入れができない!ヒッキー路線(孤立路線)にならざるを得ない事。
おじいちゃん(ミニ地下鉄)は『わしは急勾配に強い?』と自慢しますが...
リニア方式だから坂道に強い?というのはホラ話!です。
♥LRTの京阪京津線は 61‰!
(1997年以前は64パーミルの急坂もありました!)
鉄輪駆動でも京阪京津線では、雨にも負けず!風にも負けず急坂を力強く登っています!(というより急カーブでは騒音軽減の為に人口雨?(散水)まで降らせています!)
※ゆっくり走っているように見えるのは「急カーブ」のため地下も・坂道も最高速度70㎞/hで高速運転しています!
★タイヤ式の仏トランスロールでは 120 ‰ まで登坂性能保証しています!
♥湘南モノレール(サフェージュ式モノレール)は 74‰!
更にサフェージュ式モノレールなら、「軌道」が覆われているので、♥雪が降っても大丈夫!
参※ 当サイト関連記事 サフェージュ タイプ モノレール は21世紀の 公営都市交通 の救世主! はこちら。
リニア方式に拘る"変コツ爺?"のリニアミニ地下鉄たち
- ●横浜市交通局グリーンライン58‰(通常型の鉄輪駆動京阪京津線より緩い!)
- ●仙台市交通局東西線 57‰
- ●大江戸線 55 ‰
- ●今里筋線・長堀鶴見緑地線 50‰(神戸電鉄の通勤車両でも余裕で登れている!)
- ●神戸市営地下鉄海岸線 50‰(同上)
- ●福岡市営地下鉄七隈線 40‰(まあ通常鉄道の35‰よりは...)
『ワシはまだまだ頑張れる?若造(トラムカー)などには負けない』と自慢しますが輸送力でも...
2編成連結運転でも、大阪・神戸・横浜・仙台・福岡などの4両固定編成とは互角!しかも超低床トラムなら急坂も大丈夫!
♥市街地から続く山を、力強く登るインスブルックの登山トラム?の例
2015年12月開業 仙台市高速鉄道東西線 2000系電車(リニア地下鉄ミニ車両)
- 編成長 66m (全幅x全高x全長 2.494mX 3.145 m X16.5m)
- 定員 4両固定 =388名/1編成
2004年登場広電Green mover max5100型電車(超低床トラム車両)
- 全幅x全高x全長 2.450mX 3.645 m X30m (固定6両連接車両)
- 定員 149名/1編成
参考データ1 同じようなサイズの 鉄輪駆動ミニ地下鉄車両の例
1927年開業 東京メトロ銀座線 1000系電車
- 全幅x全高x全長 2.550mX 3.465 m X16.m
- 定員 6両固定 =610名/1編成
1957年開業 名古屋市営地下鉄東山線 1000系電車
- 全幅x全高x全長 2.548mX 3.440 m X15.m
- 定員 6両固定 618名/1編成
1997年開業 京都市営地下鉄東西線1000系電車
- 全幅x全高x全長 2.489mX 3.476 m X16m
- 定員 6両固定 =600名/1編成
1997年開業 地下鉄東西線乗り入れ京阪京津線 京阪800系電車(路面電車?登山電車?)最急勾配61パーミル!
- 全幅x全高x全長 2.380mX 3.475 m X16.5m
- 定員 4両固定 =386名/1編成
参考データ2 通常タイプの通勤車両
京阪中之島線使用3000系電車
- 全幅x全高x全長 2.782mX 4.138 m X18.9m
- 定員 8両固定 982名/1編成
JR東西線使用321系電車
- 全幅x全高x全長 2.950mX 3.630 m X19.5m
- 定員 7両編成 1.065名/1編成
※参1、当サイト内関連記事 市営モンロー主義の変遷《 歴史ファンタジー令和元年 》 はこちら。
公開:2019年8月17日
更新:2024年4月 3日
投稿者:デジタヌ
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