狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

帝国主義とは(大陸の)権威主義・国家で芽生えた為政者の"ご都合主義!"ー第2回ー

第2回 垢(アカ)の巣窟 "日狂祖 " の"間違った認識に基づく"凶育"の闇"をあばく

明治の大日本国帝国憲法と、戦後日本の日本国憲法の違いは...

根底に流れる♥Democracy(民主主義)と✖Authoritarianism(権威主義)の相違にあります!

つまり、垢にまみれた連中がホザク平和憲法などではありません!

そして、根底に流れる血は日本にはなじみの薄い Puritanismなのです!

Authoritarianismに満ちた!カソリックが馴染みよかったのでしょう!

宗教改革運動と共に生まれたPuritanism(清教主義)は、the essentials of democracy(民主主義の本質的要素)ともいえる,Democracy(民主主義)、human rights(人権意識),autonomy(自立思想)を育んだのです。

第1項 東洋人と西洋人の morality の違いが

日本人(日本国政府)には、理解しにくい"耶蘇"(欧州人)の"ご都合主義"imperialismとは...

第1目 東洋では

「国破れて山河在り」は有名な唐の詩人・杜甫が、安史の乱のさなかの757年(至徳二戴)春に、長安で詠んだ五言律詩の中の一説ですが...

一般的(文学論)には、『戦乱で家族と離散した悲しみを核としつつ、官僚として国の存亡を憂うる社会性も備えた作品になっている』とされているらしいですが...

見方によれば、「国家(体制)は無くなっても、山河(人民)は残る!

国家(時の政権)とは、

「通り過ぎてゆく風のようなTemporary(一時の、儚い)な存在でも、山河(土地・人民)は永遠に続く!」と言う事の裏返しでしょう!

だから、どの時代でも"殲滅作戦"は行われていない!わけです。

これが、現在10億人を突破している中国の人口の礎になっているわけです!

更に、東洋では最下層の"賤民""非人"が労働力として重宝がられましたが...

西欧社会のような"奴隷"は存在していなく、例え"賤民""非人"であっても自由は保障されていました

中国では罪人に対する極刑・斬首はあっても、敵対者に対する殲滅作戦は無かった訳です!

第2目 殲滅・粛清を好む西洋人?は

"耶蘇の世界では、紀元前のローマ帝国時代から"権力闘争"(暗殺)、権力維持のための粛清(対立陣営(民族)への弾圧)、権力者の富の独占、道徳観(宗教・哲学)の押し付け(強要)が当たり前に行われてきて...

多くの悲劇(殺戮;殲滅!搾取(隷属・奴隷化)、弾圧・迫害・追放!→難民・民族大移動)を繰り返してきました!

『 汝は、何故に異教徒を殲滅しないでおずおずと帰郷したのだ!』

彼らの正義感・道徳観は、「極々一部の熱心な修道士」による限られた美談(キリスト教徒奴隷の買い取り解放)のみが強調されていますが...

実際には、「権力と手を結んだローマンカソリック主流派」の「極悪非道!な略奪遠征行為のほうが趨勢を占めているわけです!

有名な逸話としては、十字軍の指揮官がMuslim territory(イスラム実効支配地)と「外交交渉で無血停戦!」して、凱旋した際に当時の"ローマ教皇!"が指揮官にたいして...

『 汝は、何故に異教徒を殲滅しないでおずおずと帰郷したのだ!』

強く責めた!そうです。

第3目  "耶蘇"の暮らす西欧諸国では戦争=殲滅、略奪!

つまり、何時の頃からか?"耶蘇"の暮らす西欧諸国では、

戦争=殲滅、略奪であり、

単なる territory(領有地)争いではなくなった!わけです。

戦争の勝敗が決すれば

勝敗が決すれば、多くの難民(国外追放・強制移住)・俘虜(奴隷)が生まれて、使い道が無ければ"粛清(殺戮)"されたわけです!

つまりキリスト教社会では「自殺は最大の罪」であると同時に、

『他の宗教へ「改宗」すれば天国に召されない!』

と言う観念がいつの間にやら、「無知(無教育)な民衆」に刷り込まれ、イスラム陣営への"鞍替え"を阻むとともに、「難民」が生まれてしまったわけです。

そして、「異教徒に対する奴隷制度」も引き続き容認した!ので、

クリストファー・コロンブスのように、奴隷貿易を生業とする"貿易商!?"も生まれたわけです!

第2項 西洋と・東洋の架け橋トルコでは

他の西欧列強の王国・帝国(※01)の殆どが第一次大戦を契機に滅亡した中で、日本とも馴染みの深いトルコは、1299年→1922年の長きにわたり一番長く(オスマン)帝国が存続しました。

これはイスラムの教えが寛大で、「死を選ぶかそれとも改宗するか?」でMuslim(イスラム教徒)広まったためです。

つまり、異教徒に対しては厳しくても、一度仲間 Muslim に加われば、分け隔てなく仲間として迎え入れてくれたわけです。

第1目 旧ローマ帝国の地中海沿岸では海賊による"奴隷狩り"が頻繫に...

但し地中海沿岸のRoman Empire territory(ローマ帝国領有地)では、紀元前から奴隷制度が定着していて、侵略した国々の兵士や・一般人を"奴隷"として消耗品扱いしていました。

更に、ローマ帝国が崩壊してからは、無法地帯となった!アフリカ大陸地中海沿岸部の旧フェニキアの海賊(奴隷商人)がヨーロッパ(主にギリシャ)沿岸にある集落を襲う、"奴隷狩り"が頻繫に行われたのも事実です。

なので、ギリシャには、要塞都市や断崖絶壁にある集落が多いわけです。

第2目 dominionそれぞれ特有の Local Rule を容認したオスマン帝国

ローマ帝国の崩壊後、東ローマ帝国の属国となり、その後イスラーム化して、オスマン帝国に引き継がれるわけですが、オスマン帝国は清国同様に、territory(領有地)内のdominion(自治領 )それぞれ特有のLocal Rule(奴隷制度など)も認めていました。

なので、前途したように地中海のフェニキアが海賊(奴隷狩り)の拠点となったわけです。

参※01)

  • ●大清帝国(1644年→1912年)
  • ●ロシア帝国(1721年→1917年)
  • ●オーストリア・ハンガリー帝国(1867年→1918年)
  • ●ドイツ帝国(1871年→1918年)
  • プロイセン王国(1701年→1918年)
  • ●大英帝国(1609年→1931年)※ウエストミンスター憲章迄、現英連邦は除く。
  • ●スペイン王国(1516年→1936年)※フランコ独裁政権時代・現スペイン王国は除く。

 

公開:2021年9月25日
更新:2024年4月 5日

投稿者:デジタヌ

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