狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

連載『 JR熊本空港線は中心繁華街をシャーッター通り化!する...』ー最終回ー

エピローグ 水争いと入会地(里山)争奪戦に明け暮れた千年間!

放屁本線沿線自治体は、つまりは暴れ川白川流域の、Community(生活共同体)、Village(集落)であり、

弥生人に、制圧されて以来、千年以上にわたり、水争いと入会地(里山)争奪戦に明け暮れてきたわけです。

第1項 "対立"と"妥協"が生んだ独特の風土

『地元で長年暮らしてきた農民でしかわからない住人"勘定(感情)、"対立"と"妥協"が生んだ独特の風土』があります。

延々何世代にもわたって、続いてきた「水争い」と、「里山(入会地)」燃料確保の争いは、Community,Village(集落)間で「対立と妥協(合理性)」という独特の風土を生みました!

つまり、

『"大人の事情(利害と思惑)"が一致する限り、"拘り"をすて!「損得勘定」だけで隣村(住人)同士で妥協(申し合わせ)が成立して、物(鉄道存続)に拘らない合理的な風土!』

を生(はぐく)んだわけです...

※チャンバラマーク!は曲輪(砦・古戦場)跡

第1目 ため池が多い

Region(漠然とした一帯)は「農業用ため池」が非常に多いzoneです。

つまりそれだけ『水不足・干ばつ・飢饉」に悩まされてきた』のです。

第2目 ゴルフ場が多い!

region は「異様にゴルフ場が多い!」region でもあります。

ゴルフ場は山林(雑木林)を開発したものです。

つまり嘗ては里山(入会地)!だったわけです。

第3目 複雑に入り組んだBoundary(境界)

複雑に入り組んだBoundary(境界)は犬猿の仲を図る一つの指標です!

山地の稜線、河川で決められるBoundary

通常は山地の稜線、河川で区切られるBoundary(境界)ですが、平地部で、大昔の河川の流れで、区分されてちくでは、両者(自治体)が一歩も退かず、長年争ってきた証拠となります。

飛び地よりも険悪

よそ者・転入者は勘違いしやすいのですが、自治体が接しているBoundary(境界)辺りの非武装地帯?では、 飛び地のほうが、さほど険悪ではありません!

何故なら、手続き上(登記上)の問題だけで、住民(市民)の実生活に支障がでないように、お互いに融通しあっているからです。

つまり、はるか以前の人気のないArea(ほとんど手付かずの原野・空地!)だった、頃は別にして。

新興住宅地の様なCommunity(生活共同体)、Village(集落)が"開発"された現在では、自宅前の道路一本隔てて、隣町となれば...

勿論同じ町内ではありませんし、ということは"ごみ収取"、最寄りの小中学校などの行政サービスが異なってしまうのです。

つまり、都市化しても尚も複雑に入り組んだBoundary(境界)を堅持しているMunicipality(自治体)同士は、犬猿の仲なのです。

特に、河口部近くで、樋管(トンネルマーク)やポンプ場マークが多い加勢川下流域では、渇水期の水争い、梅雨期の洪水被害!でかわの両岸に分かれて、村人同士の文字通り血み泥の争いが繰り広げられていたのでしょう。

ちなみに、天満宮、八幡宮などがあるところは、古くから稲作が行われていた地域を示します、更に水神さんや、水天宮が多い地域は水害多発 zone であったことを示します。

なので、熊本市南区は大きく食い込んでいるのです。

歯に衣着せずきっぱい言うと、熊本市と周辺自治体のofficer(木っ端役人)どうし全ては犬猿の仲!にあるといえるでしょう。

第2項 町の発展を支えてくれているのはよそ者(♥転入者)

Metropolis(政令指定都市)を中心に都市圏を形成するようになった現在、衛星都市では、新興住宅地が開発されて、よそもの(転入者)が大半を占めるようになったなった訳です。

つまり、過去の遺恨にとらわれた長老共から、経緯などを気にかけない(知らない)転入者が自治を奪取しないと、いつまでたっても、町政は良くならないわけです。

今こそ転入者の中から若き♥ Representative(代表)を町政に送り込み作新すべきときでしょう。

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公開:2023年8月11日
更新:2024年4月 4日

投稿者:デジタヌ

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