『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page2.第1章 立地
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★第1章 立地のセオリー
市民が誇れる素晴らしいホール?とは...
芸術に対する「理解と見識」が有り、ホール(設計)にも詳しい建築担当者がいらっしゃる自治体の「公共ホール」は素晴らしく(※例1)。
芸術・芸能に無知な「自治体長」の異見?にど素人の管財人が振り回され、しかも「見識のある技術者も在籍していないような「痴呆自治体?」のホールは「見かけ倒しで出来が悪い施設」(※例2)が多いようです。
※例1 2016年5月8日 開館長野市芸術館 《 ホール 音響 ナビ はこちら。》
※例2 1998年竣工 リビエールホール 1175席/大ホール(※「お粗末極まりないホール」の音響Naviはこちら)
第1節 まずは街はずれにある「閑静で広大な敷地」確保から
公共ホールにとって、立地は重要な項目で、大都市の商業ホールでは重要となる鉄道主要駅、からのアクセスの利便性よりも、先ずは(騒音・振動問題が無い)"環境"の良い立地条件を確保できることが需要になってきます。
第1項 主要駅駅前に拘ると「虻蜂取らず」で悲惨な結果に!
むしろ、幹線道路、鉄道からはできるだけ離れ、航空路直下をさけて、閑静な住宅地の付近に立地するのが良作で、集客を優先し鉄道路線の主要駅の傍に建設しても、騒音振動対策に莫大な予算を振り向けなければならないし、しかも言っては悪いが所詮田舎町では、態々出かけてくる来場者も限られてくる!正しく「虻蜂取らず」の状況となる!
第2項 多少のアクセスの悪さは市民にとって問題とはならない!
多少不便でも、主要駅から離れた、市街地周辺ならば、しかも駅前の一等地?よりは、土地確保もたやすいし「駐車場その他のアクセス補助手段に予算を振り向けられる」
無料駐車場さえ完備されていれば、自宅に帰ってから出直すことも可能になってくる。
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★第2節 環境が悪ければ"楽器としての銘ホール"は生まれない!
第1項 無理な立地は遺恨の基!
狭い敷地に無理矢理、大型ホールは禁物です、後々遺恨を残すこととなります!
1)線路には近づくな
『線路の間際は最低と心得よ!』
最低10m(歩道付き2車線)以上の側道か、幅5m以上の堀or用水路で隔てる事。
2)航空路の直下はダメ
空港の近隣では離発着航空路の真下は避けろ。
3)城跡・溜め池を探せ!
平城跡利用
回りを「お堀」と「土塁」に囲まれた平城(ひらじろ)の跡地は最高の立地!(※例3)
※例3、旧・秋田県民会館(※ホール音響Naviはこちら)など
溜め池利用
城が無ければ、溜め池、用水路際が...。
溜め池(人造湖)の一部を埋め立てしっかりした基礎で、頑強な建物を建てれば、あとは防音だけでOK。(※例4)
※例4、宮崎市民文化ホールのホール音響Naviはこちら、富田林市市民会館のホール音響Naviはこちら。
都市部河川の中州利用
同じ理由で「中之島」と呼ばれる、大河の河口に開けた平野の「中州」を利用するのも手。(※例5)
※例5、札幌コンサートホール Kitara (※ホール音響Naviはこちら)
第2項 田んぼの中の良質なホール!を作った賢い自治体の例!
身の丈にあった「こぢんまりとした「良質」なホール」で全国的に有名になった賢い自治体の例もありますよ。
(※中新田バッハホールのホール音響Naviはこちら)
公開:2018年8月 6日
更新:2024年12月15日
投稿者:デジタヌ
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