狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page1.序章 コンセプト造り

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    ★序章 ホール建設計画は『資金計画と敷地確保』から

    第1節 公共ホールも個人宅も、先ずは資金の目処を立ててから

    現在全国の痴呆自治体?で、新耐震基準不適合と施設老巧化を「錦の御旗」に数多くのホールリニューアル計画が水面下で検討されているようだが...

    計画が公表されている分や、既に計画実施・建設中の施設計画のどれを見ても、「最初に(興業)規模ありき」の検討案に終始している様に思えて成らないのは小生だけでは無いと思うのだが?

    第1項 お金も無いのに、収容人員を欲張ってはいけません!

    地方都市(大都市近郊ベッドタウン)では芝居小屋(演劇ホール)をメインに

    衛星都市の大規模多目的ホール(&コンサートホール)は(都道府県庁所在地の大都市の大劇場との)競合も多く興業・招聘、集客共に運営困難に陥りやすい!

    特に、主要幹線鉄道(&新幹線)から離れた政令指定都市では、大都市の陰に隠れやすい。

    大都市周辺都市では、集客の容易な中規模(1000人前後)の良質の演劇・演芸ホールと小規模(600人前後)な音楽専用ホールの組み合わせが運営(興業)面でも有利。

    第2項 観客心理

    ウィークデーのコンサートはなるべく仕事場周辺(大都会)で、休日の娯楽・歌謡ショー程度なら地元でも...。

    第2項 大都市の周辺都市では2千人規模の大規模"多目的ホール"は失敗しやすい!

    専用設計に比べ、ピントがぼけやすく、特に予算が乏しい自治体が建設した「安普請のホール」では、多枝に渡り中途半端な『多目的(にわたり使い勝手が悪い)ホール』に成りやすい。

    第1目 集客以前の問題として「公演招聘戦も激しい」

    あの「ザ・シンフォニーホール」(※ホール音響Naviはこちら)でさえ、これが理由で身売りをした! 

    更に、興業を打てたとしても、ほとんどの聴衆(市民)は"ベッドタウン"から遠く離れた大都市に通勤している!

    ホールの近くにある田舎町の市役所で働いていらっしゃる、施設担当者の方は「仕事帰りにコンサート...」となるかもしれないが...

    多くの市民は近隣大都市で働いており、オフィスからも自宅からも遠く離れた途中駅にわざわざ途中下車してまで「おらが町の市民芸術文化ホール」に立ち寄るとは思えない!

    それに下手をすると、開演に間に合わず「途中入場」となってしまいかねない!

    例え市域の町外れの工業地帯にマイカー通勤していたとしても、岐阜県県民ふれあい会館(※ホール音響Naviはこちら)のように数千台規模の駐車設備でも無い限り仕事帰りに立ち寄ることなどまず不可能!

    「市民芸術文化ホール」処か,最寄り駅周辺商業地域の駐車施設確保にも困窮している有様の自治体がほとん。(そうですよね,堺市さん?)

    第2目 ある大都市近隣の地方都市の例

    これまであった1965年開館の大ホール(収容人員1,395席)でチケット完売・満員御礼の公演が一体どれほどあったのか...?。

    大型施設を決済した「太っ腹な市会議員」の皆さん方、

    その大きなお腹(太っ腹)に手を当てて思いだしてみてはいかが......?

    つまり収容人員2,000人超という数字は、

    「全席完売したら、(プロモーターや指定管理者)が大もうけできる数字!?」であって、入りが悪ければツケは市当局すなわち市民の血税で補填する結果となるのは目に見えています。

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    公開:2018年8月 6日
    更新:2024年12月15日

    投稿者:デジタヌ


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