狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

建築音響工学研究所技術総覧

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伝承技法、視角効果?などの”プラシーボ効果! ”が幅を利かせて、音響改善が一向に進まない”公共ホール”アーキテクチュアーのデザイン(設計)技法に、音響心理学の面からの考察も加えて、建築音響設計に一石を投じたコラム《建築音響設計総覧》を集めたカテコリーのTop menu tableです。

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『 建築音響工学総覧 』 第1巻 音響工学の基礎知識(音の反射と施行角)
建築音響デザインを志すデザイナー(設計者)にとって、最も重要な重要な基礎知識、音の反射と指向角についてまとめました。
『 建築音響工学総覧 』 第2巻 諸悪の根源"過大な反響音"
「ワンワン」エコー渦巻くホールは健常者・視力障害者両者に重大な健康被害!を及ぼします!過大なエコーは"定在波音響障害のトリガー"ともなり、ホールにおける"諸悪の根源"といっても過言ではありません!
『 建築音響工学総覧 』第3巻 残響 残凶?大便覧!
"都市伝説"『残響時間2秒以上 信奉!』を、ザ・シンフォニーホール建設にかかわった"関係者の証言"を交え、「脳科学・音響工学」両面から一刀両断に切り捨て!ます。
『 建築音響工学総覧 』 第4巻 定在波 ( standing wave )と音響障害( disturbance) 総合目次
定在波は"閉鎖された空間"内に停留して、Bad modification!を行う音圧変調ゾーンです!『不特定の聴衆が対象となる公共ホール』では、観客全てに快適な聴取環境が求められる!のです。
『建築音響工学総覧 』第4巻 定在波 と音響障害(Page 1)第1章 定在波と音波は異なる物理現象!
standing wave(定在波)は平行した壁面間で繰り返される「反響(エコー)」が引き起こす、間口・奥行き・天井高さに相当する特定の周波数成分により生ずる、壁面間に"停留"する"音響改悪変調!"ゾーンです。
『建築音響工学総覧 』第4巻 定在波 と音響障害(Page 2)第2章  定在波で起こる音響障害『ミステリーゾーン』とは
音圧変調ゾーン(定在波停留域)では「特定周波数の音が消失したり」「幽霊楽器」が聞こえたりする現象「ミステリーゾーン現象」が現れます!
『 建築音響工学総覧 』第4巻 定在波 と音響障害(Page 3)第3章  定在波の発生(停留)過程
定在波による音響障害では、切っ掛けとなる"過大な反響音"対策と、発生後の「停留時間」抑制の2段階で考えることが大事です!
『建築音響工学総覧 』第4巻 定在波 と音響障害(Page.4)第4章  ホールデザインの基本"定在波の抑止" 法
四方を壁・天井・床に囲まれたクローズド・ホールにおいては、壁面処理による"初期反響の軽減"による定在波抑制が基本であり、これを疎かにしては良いホールは生まれません!
『 建築音響工学総覧 』第4巻 定在波 と音響障害(Page.5)第5章  定在波障害を緩和"する手法
高次・倍音列の定在波成分の発生を抑制!して、アコースティックピット(音響消失点!)の定位置!化を図り、オーディエンスへの"定在波による"音響傷害!"被害を低減する手法について解説します。
『 建築音響工学総覧 』第4巻 定在波 と音響障害(Page.6)第6章  "定在波音響障害を回避"するフロアデザイン
定在波の発生(居座り)を許すと「座席"配列"で谷間」を作って"滞留ゾーンを躱す!に以外に道はありません。特にシューボックスを代表とする平行壁面の多い「長形ホール」の場合には重要な回避策となります。
『 建築音響工学総覧 』第5巻 付属書 (1)新 音響測定法 の提案 
ホールデザインの「足かせの一つ」都市伝説「残凶2秒異常?」が罷り通り!佐藤武夫先生達・先駆者が確立した"定在波対策が軽んじ!"られ,てしまっていますが...そんな現状打破の為に『新たな音響測定・評価法』を模索してみました。
『 建築音響工学総覧 』第6巻 応用編-1-" Backstage-Chamber Resonance Technique"(バックステージ容積共振制音法)
"バックステージ容積共振制音法?"聞きなれない手法ですが...YAMAHAさんが考案した手法で、大型多目的ホール&コンサートホールの音響改善を図るには有効な手法です。
『 建築音響工学総覧 』第6巻 応用編-2- Parabola Sound Reflector「パラボラ収束音場・クロス拡散法」ー
《 公開技術! 》単なる気休めほどの効果しかない"UFO型?凸面反響板"に代わり、多目的ホールの"音響改善"に劇的!な効果を発揮する手法で、今後小・中規模多目的ホールの音響改修手法として普及するでしょう!
『建築音響工学総覧 』 第7巻"芸術ホールのデザイン" 総合目次
新耐震基準不適合と施設老巧化対策を「錦の御旗」に、数多くのホールリニューアル計画が水面下で検討されていますが...いずれの計画も「最初に(興業)規模ありき!」ですが...肝要なのは『自治体の"身の丈に合った規模と予算"で"堅実なホール計画!"を立てる』ことではないでしょうか?
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page1.序章 コンセプト造り
大都市の周辺都市では...観客心理を無視して2千人規模の大規模"多目的ホール"を建設すると失敗しやすい!
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page2.第1章 立地
地方都市の公共ホールにとって立地は重要です。大都市の商業ホールでは重要となる鉄道主要駅からのアクセスの利便性よりも、先ずは『騒音・振動問題が無い!"環境"の良い立地条件』を確保できることが重要!になってきます。
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page3.第2章 会館の基本仕様
芸術ホールをデザイン(設計)するに当たり、念頭に置かなければならない基本デザインコンセプトのセオリーとは「環境条件のよい立地」と「敷地に見合った会館建屋規模」に尽きるのでは...
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page4.第3章 オーディトリアムに求められる音響とは
"優れた音響"とは、真近で聞こえた「生楽器の音色」がホール隅々まで「変化しないで行き渡り」、スタインウェイはスタインウェイ、ベーゼンドルファーはベーゼンドルファーの音色が「全ての席に伝播』しなければ...
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page5.第4章  芸術ホールにおける音響デザイン・コンセプト
●十分な防振対策で、「中・低層部」の客席周辺の壁面では"初期反響抑制と定在波対策"をしっかり行い、「後期残響」は「最上層部」の壁面・天井デザインで嬢出すのが...
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン Page.6 第5章 音響デザインセオリーセオリー
ホール空間を、"神様(御客様)のいらっしゃる客席"周辺の「低・中層部」と、「ミューズ神の支配する?」上部空間との、「層状の立体空間」としてとらえて、夫々に適した表装(床・壁・天井)に配慮しなければ...
『 建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 7 )第6章 フロアー構成と天井構造
収容人員は余裕あるスペース(敷地面積)で稼げ!用地確保が困難ならば、大型ホールはあきらめたほうが良い!急場凌ぎの多層バルコニー・テラスでは「悲惨な音響!」に...
『 建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 8)第7章 天井様式・構造の種類
一般的な天井では、一体成型された大型のプラスターボード製、や木質パネルによる反響板で表装(吊り下げる)する手法が広く用いられています。
『 建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 9)第8章 初期反射対策と定在波対策として重要な壁面構成
床・天井・側壁で"閉鎖"されたオーディトリアム空間では"過大な反響"とそれによって誘発される"定在波"対策が最大の課題!となります。中でも"壁面意匠"は重要な役割を負います。
『 建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 10)第9章 多角堂の持つ魔性!
古来日本人を魅了している多角堂ですが...偶数正多角堂は、ステージの・背後壁・両袖部分の脇反響板と、対向する壁面が"完全平行"する場合が生じやすく、ホール全域!が定在波障害!被害エリアと成りやすい...
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 11) 現代の3大迷発明?!
アダプタブルステージ、残響調整装置、そして可変容積ホールの「3大珍発明!?」は、"高額!"で"稼働率が低い!"設備です。セオリー通りに造れば、必要のない「不要不急の設備!」で、戦時中であればまちがいなしに「金物供出の"餌食"!」となった設備でしょう...
『建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 12) 迷!ホール『 響・ 烈 ・伝(きょうれつでん)! 』リンク集
全国に3千ケ所以上あるといわれる「公共ホール」!このうちの半数以上が「奇妙奇天烈・奇怪・面妖・摩訶不思議」なホールとなっています!施主の無理な要求、デザイナーの"過度のお遊び"や自己主張から生まれた実用性無視の造形作品?...「迷作」たるが所以とともに、数々の「迷作」のほんの一例を解説したリンク集です。
『 建築音響工学総覧 』第7巻・芸術ホールのデザイン(Page 13)エピローグ 「カラクリ」に頼らず「丁寧な設えのオーソドックス」なホールを目指せ!
音響支援システム や 残響調整装置 などの「カラクリ」に頼らず、「丁寧な設えのオーソドックス」なホールを目指すのが"一番の良策!"です。 実現可能な「理想のオーディトリアムとは...」を考察してみました。
障子・襖でも断熱効果が得られる"天井付き 野音 用 換気 雨戸 ー 外気流入防止・省エネ換気窓 Tesla board for Wall materia ー
Teslaバルブ(公知の事実)を応用した窓用壁材、のアイデア。適度な換気能力を保ちながら風雨の侵入を押さえて、冷暖房効率を向上させる目的の雨戸です。高原リゾート等にある"野音"の全天候型改修に応用すると、障子・襖で良好な"音響効果"を保ったままに、完全空調施設に転換できます!


 



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