音・道・楽・人 分室『旅するタヌキ』

草津音楽の森国際コンサートホール 《 ホール 音響 ナビ 》 

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温泉町"草津町"が作った、巨大ローマ風呂的音響の音楽向けアリーナ?

平土間部分の、音響障害は有名で、毎回ステージ被り付きでは「草津名物の身を乗り出す聴衆?」の姿が見られる。

草津音楽の森国際コンサートホールのあらまし

草津の湯で有名な草津温泉の草津高原ゴルフ場のすぐ近くにあるホール

「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」のメイン会場。


このホールにおいて、毎年8月中旬~下旬にかけて「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」(※音楽祭Naviはこちら)が開催されている。

草津音楽の森国際コンサートホールのロケーション

ところ 

 群馬県吾妻郡草津町

山腹の自然に囲まれた、静かな環境にある。

草津音楽の森国際コンサートホールへのアクセス

最寄りの駅

 申し訳ありません1962年に草軽電気鉄道が廃止されて以来近くに最寄り駅はありません!ご不便でも以下のアクセス手段でお越し下さい?

  • 鉄道 - JR東日本吾妻線:長野原草津口駅
  • 路線バス - JRバス関東:長野原草津口駅~草津温泉 - 草軽交通:軽井沢駅~草津温泉
  • 高速バス - 上州ゆめぐり号:東京駅・バスタ新宿~草津温泉、渋谷駅~草津温泉
  • 自動車 - 関越自動車道:渋川伊香保IC - 上信越自動車道:上田菅平ICロマンチック街道利用 - 上信越自動車道:信州中野IC国道292利用。積雪期通行不可

後は草津温泉町内巡回バスをご利用下さい。

草津音楽の森国際コンサートホールの公演チケット情報

(来年2019年の草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルまで予定はありません)

『草津音楽の森国際コンサートホール』の音凶デザイン?

1スロープ2層のオープンステージコンサートホール

最前列から3列目迄が平土間で4列目から緩やかな「ハの字段床」となり最後列18列はサイドテラスと同じフロアーに設けられている。

変形六角形のホール

変形六角形ホールを包むように1列のテラス席が設けられている。

ホールにはテラス席のほかにステージ後方にコーラス用ベンチがあり補助席としても使われている。

調光型の背面反響板

ステージ後方のコーラスベンチの背面壁(六角形の一辺)は硝子窓になっており、本来は木質のシャッター(音響反射パネル)を開放すると明かり取りの窓となる?

※現在故障放置中!

パイプオルガン

小型のパイプオルガンが設備されている。

所見と総評

基本このホールは壁面間隔に20m超の伝承技法に頼っているが...

変型6角形のこのホールの対辺間は推定値約21mに設定されており屁理屈上は基本となる1波長の定在波が生じても約16.Hzの低周波振動で可聴帯域外であり聴感上はセーフの予定であったらしいが...

(基本デザインを手がけた建築士さんは、他のホールを見る限りにおいても音響工学にはさっぱり?のお方だった様子。)

※画像をクリックすると拡大できます。

standing_wave.jpg

残念ながら定在波(※11)は1波長でも無ければ、通り過ぎる音波では無く「音圧変調停留域」であり、別の見方をすればBad modification(改悪)!を行う「音響改悪ゾーン!」なので、発生を許すと、扇形段床(※12)で谷間を造形して回避する以外対策の途は無くなる!

standing_wave3.jpg

参※11)当サイト関連記事 第4巻 定在波(standing wave )と音響障害 はこちら。

参※12)当サイト関連記事  第1節 扇状段床座席を用いたホール横断定在波の障害回避策 はこちら。

他の一般ブロガーのレポート記事からもその様子が察せられる

(マイクの高さ・位置もマズいが)録音から察っするところ、「定在波」が発生しているようで、壁際、客席中央、舞台上に関わらず、草津温泉だけに正しく「巨大ローマ風呂」的反響渦巻くホール(※13)のようでも有る。

参※13)当サイト関連記事 『第2章 過剰なエコーが引き起こす音響障害「恐怖感」と「ホール酔い」 はこちら。

改修の形跡も...

前回の狸穴総研・音響研究室・酒燗微酔狸の独り言で取り上げたのが2017年9月。

其の後というか、相前後して大改修?を実施した様でホール上層部の内装、及び頭上反響板などに変化がみられるが...。

根本問題ステージ上の定在波対策はお座なり!

残念ながら根本的な定在波問題は改善されておらず、ステージ上を含む広範なエリアにわたって、定在波によるものと思われる音響障害(※14)が発生しており、相変わらず草津名物の「身を乗り出す最前列の観客」が発生している様である!

原因は、京都コンサートホールアンサンブルホールムラタ(※ホールNaviはこちら。)同様に一面を除いた残り2対の2面の対抗面を含んだ5面が垂直壁のまま残っていることである!

※仮に神戸女学院小ホール(※ホールNaviはこちら)のようにステージ背後3面以外は3方からスロープを形成していたとしたら、ステージ両側壁との平行対抗面は解消されてステージ上でのホール・クロス定在波は発生していなかった。

参※14)当サイト関連記事  第2章 定在波で起こる音響障害『ミステリーゾーン』 はこちら。

前から6列目でやっとステージと同一面?

座席はステージ被り付きの中央部と両袖の3列が平土間で4列目から「ハノ字段床」配列座席で各段約20㎝つまり前から6列目でやっとステージ面と同一面、しかも客席後方両袖壁面2面はサイドテラス軒先も含め塗装仕上げされた「打ち放しコンクリート」の垂直壁で、ステージ両サイドの垂直壁(プラスターボード製反響板)と対抗している。

またこの壁面と対抗するステージ両脇壁面は、脇ステージとの間の「扉部分」のみステージ背後に向かってわずかに広げてアンギュレーション(屈曲)を付けてあるが、大部分が並行部分で残っておりこの程度のアンギュレーション(※15)では抑止効果は無い!

「スロープ」と「周辺通路」のおかげで客席では見かけ上の実被害席は側壁周辺だけ?とはなってはいるが...。

参※15)当サイト関連記事  第2節 壁面のアンギュレーションで初期反響を拡散させて定在波を抑制する手法

2階部分に施された壁面改修?

今回の改修で上層部2階テラス側壁は建設当初の「プレーンな垂直壁」から内傾した面を主体にしたアンギュレーション(屈曲)壁面になったようだが、この壁面の恩恵にあずかっている?

のはサイドテラス席の84席だけ!

更にこの程度のアンギュレーションでは、初期反響(エコー)は減少できても、定在波を抑制するだけの効果は無い!(※86)

参※86)当サイト関連記事  第2節 壁面のアンギュレーションで初期反響を拡散させて定在波を抑制する手法はこちら。

ステージも含む広範囲な定在波障害!

メインフロアーの前方両サイドの一部座席と、スロープ後方中央部の一部座席を除き、殆どの座席で定在波障害による周波数特性の乱れによる「音色の変化・幽霊楽器」などの音響障害が発生している模様。

更に健康被害(※16)も懸念される。

参※16)当サイト関連記事  第3節 ミステリーゾーンで起こる低周波振動健康被害! はこちら。

最悪の定在波「ホール前後軸定在波」!

ステージ後方は何故か?3分割の折重ねた前傾反響板と中層部が、補助席を兼ねたコーラスの段床席で背後壁は木製のプレーンな前面音響シャッター付きの「大型ガラス窓」になっている。

※2019年現在故障しており輸入品の可動音響パネル部品が入手困難なために故障(閉まった)のまま放置されている!

狸穴総研・建築音響研究室 微酔狸 の一刀両断!

コンサートホールというよりはドーム・アリーナに近い造りなので、、床には絨毯が敷き詰められているが 「響くというよりは胴鳴りする」若しくは「唸る」といった方が良いのかもしれない、いわゆる典型的な「ワンワン響く巨大銭湯の洗い場」並みの巨大エコールーム擬き仕様(※21)といえる。

相当の安普請のようで、天井の構造体も弱そうなので、ストラクチュアー自体から見直さないと、カラヤンのサーカス小屋同様抜本的改善は難しそうだが...。

参※21)エコーチャンバーについてのWikipediaの関連項目は こちら。※本物のエコールームでは定在波対策(平行壁面対策)はしっかり施されています。

今後大改修が必要

この建物の最大の欠点は とにかく「対向する並行面が多すぎる」!

定在波及びトリガーとなる初期反響(※22)抑制に対する配慮が足らない!

参※22)当サイト関連記事 『第1節 基本則(禁則)天井や壁面は木材等の軟質・軽量素材で、内壁面に硬質重量材は禁物! はこちら。

絶対必要な大規模改修!

「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」のメイン会場でもあり、以前のスキー場のロッジ(食堂ホール?)よりひどい環境(音響)では情けない!

ここは一発費用がかかろうが、最低でもメインスロープ左右2面側壁を上反スラント(外傾スラント)させるべきだろう!

※YAMAHAさん,ステージ上での定在波障害は失礼でしょう!シュテファン・ドールが来なくなったのは、安いギャラ?と受講生のレベル?の問題ではなく、ホールの音響問題に責任があったのでは...?

「土台がブス」なのにいくら化粧品(音響拡散体(※23))の厚化粧で残響美人(※23)に化けようとしてもごまかしきれるものでは無い典型?

基本的な「芸術ホール設計セオリー」(※24)を全く無視した、6角堂の基本デザインコンセプトに根源を発する問題である!

...と言っても「造ってしまった子供とホールは育てるのが親(管理者)の義務!」なので...。

参※23)当サイト関連記事 第3節 音響拡散に用いられる壁面装飾オブジェ"音響拡散体" はこちら。

参※24)当サイト関連記事 第6章 オーディトリアムの音響デザインセオリー はこちら。

以下に改修提案を列挙すると

1)壁面形状の改修

メインスロープ両側壁は天井に向かって15度程度の外反スラント(フロアー面を窄めた逆ハノ字)で並行するステージ背後両袖反響板との並行対抗面を無くし根本的に定在波の発生を抑止する。

a)定在波のトリガーとなる初期反響音の抑制
メインスロープ内壁の木質化とスラント処理

1階の対向面の初期反響対策、としてメインスロープ両側壁は目視る音響グリルで表装したき吸音構造(※25)に改修して初期反響を低減(※26)すべきである。

この際メインスロープ後半左右2面の上反スラント(外傾スラントor内傾スラント)処理も行うべきである。

参※25)当サイト関連記事  第1節 吸音壁で初期反響を押さえて定在波を抑制する手法はこちら。

参※26)当サイト関連記事 『第2節 副則 素材の表面形状(処理)・表装による初期反響低減策 はこちら。

ホール背後壁面改修の必要性

最後部の壁面は、1.8m巾以上のパネル(※27)を用いたアンギュレーション(屏風風?)壁に改修して

、ホール前後軸の定在波発生も駆逐すべし!

参※27)当サイト関連記事  第2項 幅1間(約1.81m)以上のフラットパネルの屈曲設置効果はこちら。

2)天井の大改修

現状天井はホール中心に頂点を持つドーム形状に近い形状で有るため、「パラボラ効果」を生じ、舞台前縁、客席最前列当たりに反響が集中し、ワンワン、騒々しい、締まりの無い、反響渦巻くアリーナ(円形体育館)音響になってしまっている。

秘策紹介パラボラ収束音場・クロス拡散法天井反響板の使用

※画像をクリックすると拡大できます。

parabora_soundboard.jpg

これはさほどの費用も掛からず、費用対効果が非常に高い手法である(と自認している)(※27)。

天井から直径6m曲率半径(収束点)6m程度のパラボラ反響板(アルミ裏打ちのFRP若しくは、プラスターボード製)を地上10m以上のできるだけ高い位置に数枚吊るし、出来れば、3点吊りで角度可変にしておけばよい。

この設置により、「現天井からの収束波」は再度天井に拡散し、ステージからの直接音は、パラボラクロス音場効果でシャワーのように客席全体に広がる。

更に、"パラボラ自体は軽量"なので脆弱な構造のシミッタレた「安普請天井」でも十二分に耐えうる重量!に収まる。

参※27)当サイト関連記事 音響シャワー法とは?《 公開建築音響設計技法 》Parabola Soundboard はこちら。

※ただしこのホールは天井が割と低い(2層吹き抜け+ドーム部分)のでもう少し極端な、直径6m、曲率4mRくらいの半球に近い形状のお椀?でも良い)

3)軽量鉄骨+合成樹脂のハイブリッド屋根なら安価に?

現状もホール内からシェルターの構造材が望める音響ネットで表装しただけのシースルー天井だが、いかんせん軽量鉄骨のトラスやテンションロッドを使用しないアーチ梁だけで軽量屋根を支える(安普請の)シンプルな軽量アーチ構造の天井なのでホール中央部分に反響が集中しているようなので...

再度改修して、合成樹脂屋根材と軽量鉄骨のハイブリッドアーチ屋根に改修してはいかがであろうか?

YAMAHAお得意の天井構造材露出法でも

更にショッピングモール風に天井全面に軽量アルミ製の補強材(複合トラス)を組んだうえで、周囲から段付き折り上げ天井風にに格子と音響ネットを組み上げ直したほうがより散乱減衰効果を期待できて、屋根裏内面からフロアーに降り注ぐ強い初期反響を緩和できるのではないだろうか?

幸い周囲の環境は、クマが出そうなくらいの閑静さなので、遮音kにも余り配慮する必要なく、事実現在も"ログハウス"のような外壁・内装兼用の"木質シェルター"構造の建物となっているはず。

ホール壁面全面改修案2!

壁面木質パネルの撤去と、テスラ壁材(※88)を使用した「壁面改修」。

テスラ壁材と「和風表装(襖・障子)」を使用して、"見かけ上壁面を無くす"手法。

地上階テラス席周辺の木質プレートを全面的に撤去して、テスラ壁材を使用した窓に換装して、内側(ホール側)を、和風表装(障子・襖)で仕上げる!

これにより、ホール内壁での「音圧反射率」が劇的に改善されて、ホール横断水平方向の定在波成分がほぼ完全に抑制できる!

更に、ステージバックヤード楽屋との間のパーティションもテスラプレート+楽屋側音響カーテンに変更すれば、スロープ両サイドの「吸音壁化」と相まって、定在波の無い「心地よい環境」が生まれるはず?

テスラ窓材自体には基本遮音・吸音効果は無いが、草津温泉の"山中"にあり、騒音(コンサートの音漏れ、屋外騒音侵入)問題は生じない!。

また外部の風圧によっては、テスラ窓材での"カルマン渦"による低周波音の発生も懸念されるが?通常の天候状態では問題は生じないだろう?

参※88)当サイト関連記事 テスラ窓材はこちら。

何億円かかるかわからない大改修

何億円かかるかわからない大改修ではあるが、以上の改修によって平行する対抗面がなくなり、初期反響による定在波発生による「ホール鳴き」現象はかなり改善できるであろう。

現状のホールなら以前のスキー場のロッジ(食堂ホール?)の方が断然マシではなかったのか?

安普請アリーナ設計の失敗例

この手のドーム型アリーナ形式は、低予算で安直に挑戦する代物では無い!

一見「アイデアは良さそうだが、実態が悪い」典型例だろうと思う。

はっきり言って、安普請アリーナ設計失敗の代表例であろう。

同じ低予算ならば、八ヶ岳やまびこホール(※ホールNaviはこちら)のような「セオリーに忠実」な「木造ホール」を建設した方が良かったのではないか?

微酔い狸のお節介情報

福音「救世主」ではないが『予言者YAMAHA』現る!

YAMAHAさんは岡崎市の不良息子 「あおいホール」(※ホールNaviはこちら)を立派に更正させ2016年に生まれ変わらせました!

お金が無ければ京都会館の様に「向こう50年間のネーミングライツ」と交換に無償で改修していただくとか?

諦める前にもう1度YAMAHAさんに御相談なってみて下さい。(※実は建設当初の音響設計はYAMAHAさんでした!...エ???)

定在波対策に関する考察

※以下、音速は室温28℃、海面標準気圧1013hPaの時の348.6m/sec で計算してあります。

間口方向想定定在波
1Fメインフロア平行部分
  • メインフロアー壁間約21m;
  • 定在波周波数成分;約8.3Hz/0.5λ、約16.6Hz/1λ、約25Hz/1.5λ、約33.2Hz/2λ、
  • ※ステージ両袖音響ロック(扉部)のアンギュレーション処理で高次定在波抑制?
  • ※扇形(ハノ字)段床配列座席で定在波層を回避。
2Fテラス部平行部分
  • サイドテラス部約25.2m;
  • 定在波周波数成分;約6.9Hz/0.5λ、約13.8Hz/1λ約21Hz/1.5λ、約27.6Hz/2λ
  • ※前方側壁片面のアンギュレーション処理で高次定在波抑制?

奥行き方向想定定在波
1F(ステージホリゾント反響板→)
  • 客席スロープで抑止。
  • ホリゾント反響板のアンギュレーションで抑止?
2Fコーラス席→メインスロープ
  • 客席スロープで抑止。
2F(コーラス席背後壁→大向こう壁面)
  • 最大奥行き約29.6m;
  • 定在波周波数成分;約5.9Hz/0.5λ、約11.8Hz/1λ、約17.7Hz/1.5λ約23.6Hz/2λ、
  • コーラス席背後壁面の見逃しそうな僅かなアンギュレーションで抑制?

ステージ床面&・平土間床→天井最高部高さ方向
  • 客席平土間部
  • ※定在波はステージ上部のシェルターシーリング面のスラント設置で抑制?

赤字健康被害をもたらす可聴音域外の低周波振動!

音響評価 version.2 revision.6 /2020.12.16

ホール音響評価点:得点59点/100点満点中

※608席(車椅子スペース含む)のコンサートホールとしての評価。

※評価ポイント詳細は「"ホール音響ナビ"に用いた用いた評価法とは」をご参照ください。

※前提条件 音響障害エリアについて

「以下の座席ブロック」を個々の音響障害ブロックと見做します。

  • ●メインフロアーは「平土間部」「スロープ部」を夫々別ブロックと見做します。
  • ●上層階バルコニー、左右サイドテラスを夫々1エリアとして見做すこととします。
  • ●サイドテラス(桟敷席)は各階の左右を夫々別ブロックと見做します。
  • ワインヤード(アリーナ)形式については"各棚"を夫々別ブロックと見做します。

§1 「初期反射」軽減対策評価;得点11点/配点25点

※以下詳細は第1節 「初期反射」軽減対策評価:配点25点をご参照ください。

  • ※音響障害席の有無にかかわらず側壁面の表装(素材)に応じて「持ち点」とします!
  • ※表装の内硬質側壁部などの低得点表装の表装ランクを全体に当てはめます!
  • ※グルービング処理を施した木質パネル等の軟質壁材基礎点25点から硬質壁材基礎点13点の間6段階で素材基礎点を与えます。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点から減じて持ち点とします。
  • ※基礎点に音響障害客席数比率を乗じて算出します。

§2 定在波対策評価;得点36点/配点50点

※以下詳細は第2節「定在波」対策評価の項目をご参照ください。

※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価します。

※基礎点に音響障害エリア客席数比率を乗じて算出します。

間口方向定在波
  • 扇形ホール・スラント設置壁以外「垂直完全平行側壁」部分のフロアー・バルコニー部では間口定在波が生じているとみなします。
平土間部分
  • 後列段床で保護!されていない全席を定在波音響障害席と見做します。
扇形またはハノ字段床部
  • (後列でスッポリ囲まれている)「深い扇形段床スロープ」(ハノ字段床を含む)部分では、両端の席を定在波音響障害席としてカウントします。
ストレート段床部

全席定在波音響障害席と見做します。

上下方向定在波
  • 完全平土間部分上部がスラント天井がまたは波状天井でない場合は全席を定在波音響障害席とします。
  • 天井の、小さなヴォールト(窪み)、格天井は定在波対策とは認めません。

§3 「客席配置」に対する配慮評価;得点9点/配点20点

※以下詳細は第3節 「音響障害と客席配置」に対する総合評価:配点20点をご参照ください。

  • ※定在波対策・初期反響対策に「眺望対策(前列障害)」を加味した値で評価します。
  • ※配点から障害エリア数を引いた持ち点に障害エリア客席数比率を乗じて算出します。

§4 「後期残響」への配慮評価;得点3点/配点上限5

※以下詳細は「後期残響」への配慮評価点:配点上限5点をご参照ください。

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価します。
  • 上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

算出に用いた値  version.2 revision.6 /2020.12.16

初期反射対策評価

※客席フロアー壁面に低得点表装コンクリート打ち放し面の箇所が認められたので規定により素材持ち点 13点とした。(反響音の強度順素材持ち点)

基礎点B2=素材基礎点13点ー障害発生エリア数1=12点

1)ホール後端部の"釣鐘現象"音響障害席 ;10?席(/1階18列14番~23番全席、)

2)側壁初期反射音響障害席 ;0?席

3)天井高さ不足音響障害席;0?席

重複カウント ;ー0?席

音響障害席総計;10?席

定在波対策評価

基礎点B1=基礎点50点ー障害発生エリア数5=45点

1)間口方向定在波音響障害席;108?席
(a)メインフロアー、各階ベランダ部分;20?席

(20席/1階スロープ7~16列両端席、)

(b)サイドテラス(桟敷)部分;88?席

(88席/2階サイドテラス全席、)

2)奥行き方向定在波音響障害席;10?席

(10席/1階最後部座席18列全席、)

3)上下方向定在波音響障害席;0?席

重複カウント ;ー0席

定在波障害顕著席総計;118?席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数7=13点

眺望不良席数;24席/1階平土間中央部座席2~3列13番~24番

初期反射音響障害席 ;10席

定在波障害顕著席 ;118

重複カウント ;ー10

音響障害席総計;142

算定式 

評価点V=基礎点X(総席数ー障害座席数)/総席数

草津音楽の森国際コンサートホールの施設データ

Official Website http://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1497599612423/index.html

  1. 所属施設 草津音楽の森国際コンサートホール。
  2. 運営団体 群馬県吾妻郡草津町
  3. 開館   1991年7月
  4. ホール様式 『有りーな?タイプ』音楽専用ホール。
  5. 収容人員 608
  6. その他の設備 小型パイプオルガン
  7. 付属施設 草津町愛町部観光課に直接お問い合わせ下さい。電話番号:0279-88-7188
  8. 設計 吉村順三設計事務所
  9. 音響設計 YAMAHA?!
  10. 施工 清水建設
  11. 利用料金表はこちら

 

公開:2017年9月11日
更新:2021年1月22日

投稿者:デジタヌ


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