旅するタヌキ

【ホール 音響 ナビ】京都コンサートホール 

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京都コンサートホール

Official Website http://kyotoconcerthall.org/

京都コンサートホールのあらまし

平安京建都1200年記念事業の一環として京都市が建設したコンサート専用ホール。

京都市左京区に位置する市立のクラシックコンサート専用のコンサートホール。

開館以来京都市交響楽団が京都会館からお引っ越しし、フランチャイズホールとしている。

京都コンサートホールのロケーション

所在地  京都市左京区下鴨半木町1-26

京都府立植物園、京都府立京都学・歴彩館、京都府立大学下鴨キャンパスがある、洛北の文京エリアにある。

京都コンサートホールへのアクセス

JRの場合
京都駅にて地下鉄烏丸線に乗換え、国際会館行で北山駅下車。
乗車時間約15分。
阪急の場合
烏丸駅にて地下鉄烏丸線四条駅に接続、国際会館行で北山駅下車。
乗車時間約11分。
京阪の場合
丹波橋駅にて近鉄に乗換え、竹田駅にて地下鉄烏丸線に乗換え、国際会館行で北山駅下車。
乗車時間約24分。(丹波橋駅からの直通電車。)

京都コンサートホールが得意のジャンル

京都市交響楽団のフランチャイズホールとなっている。

年間を通じ数多くのオーケストラ・コンサートやソリストのリサイタルが開催されている。

京都コンサートホールの公式サイト&公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

施設面から見たホールの特色

この施設のポイント

公式施設ガイドはこちら

大ホール

(公式施設ガイドはこちら)

舞台背面にもテラス席を設けたシューボックス型

ネオロマネスク調とでも言うか、モダンと古典が融合したデザイン。

1・2階フロアー周囲の、格子状の木製スリット吸音壁、壁面数カ所の音響拡散体を兼ねた上部梁台座付きの装飾柱、折上げた天井、照明器具を利用した凹凸天井、パオプオルガンのオフセット配置など、安普請ながら音響設計に抜かりは無い?

ホール音響評価点:67点

§1,「定在波」対策評価点:23点/50点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で 「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに算出。
  • ※被害エリア客席数/収容人員 の比率で持ち点から算出する。

§2,「客席配置」評価点:14点/20点満点

  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
  • ※壁際通路、大向こうつうろの有無、天井高さ、バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で持ち点減算。
  • ※前項同様に想定被害者数を引いた有効座席数の割合で評価する。

§3、残響その1 「初期反射」軽減対策評価点:25点/25点満点

  • ※壁面の素材毎に持ち点を評価し、客席配置で持ち点減点。
  • 木質パネル等持ち点20点から硬質壁在持ち点10点の間5段階持ち点評価。
  • ※被害(音響障害)想定席数と収容人員の比率で採点評価

§4,残響その2「後期残響」への配慮評価点:5点/上限5点

  • 音響拡散体が付加されていれば上限5点の範囲内で1点/1アイテムで加算評価。
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

総評

算出に用いた値;

●定在波対策持ち点;25点

想定・定在波被害席数;76席(64席/1F、12席/2F)

●客席配置持ち点 17点

眺望不良席数;180席/1F平土間中央部座席

●初期反射持ち点 25点

永田さん、対抗する並行面が多すぎませんか?

アンサンブルホールムラタ(小ホール)

(公式施設ガイドはこちら)

1階フロアーを取り囲むようにテラス席をもつ6角型の、「京都のサーカス小屋」?

ホール音響評価点:56点

§1,「定在波」対策評価点:20点/50点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で 「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに算出。
  • ※被害エリア客席数/収容人員 の比率で持ち点から算出する。

§2,「客席配置」評価点:9点/20点満点

  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
  • ※壁際通路、大向こうつうろの有無、天井高さ、バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で持ち点減算。
  • ※前項同様に想定被害者数を引いた有効座席数の割合で評価する。

§3、残響その1 「初期反射」軽減対策評価点:25点/25点満点

  • ※壁面の素材毎に持ち点を評価し、客席配置で持ち点減点。
  • 木質パネル等持ち点20点から硬質壁在持ち点10点の間5段階持ち点評価。
  • ※被害(音響障害)想定席数と収容人員の比率で採点評価

§4,残響その2「後期残響」への配慮評価点:2点/5点満点

  • 上限10点の範囲内で音響拡散体が付加されていれば1点/1アイテムで加算評価。
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。

総評

算出に用いた値;

●定在波対策持ち点;25点

想定・定在波被害席数;102席/一階席の一部

●客席配置持ち点 13点

眺望不良席数;64席/1F平土間中央部座席

総被害席;147席

●初期反射持ち点 25点

上層部壁面を外傾スラントさせても意味ないでしょう!

これではステージ上の一部奏者も被害に遭っているでしょう?

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 京都コンサートホール/京都市
  2. 指定管理者/運営団体 (公財)京都市音楽芸術文化振興財団/京都市
  3. 開館   1995年竣工
  4. 設計  磯崎新
  5. 内装(音響マジック) (音響設計 By Nagata Acoustics Design)/大ホール

大ホール

  1. ホール様式 『シューボックスタイプ』音楽専用ホール。
  2. 客席 2フロアー(1階3階バルコニー)1階高床桟敷、3階テラス、総席数 1833席

1階 980席、2階 453席、ハイバック席 279席 ポディウム席 174席、3階 400席、

  1. 舞台設備 オープンステージ、可動迫り上がりオーケストラひな壇
  2. その他の設備 、パイプオルガン、楽屋11室、控え室1室。

アンサンブルホールムラタ(小ホール)

  1. ホール様式 『6角堂タイプ』音楽専用ホール?。
  2. 収容人員 510席 1スロープ+1階桟敷席
  3. 舞台設備 オープンステージ
  4. その他の設備 2階桟敷席、楽屋4室、アーティストラウンジ。

付属施設・その他

    1. 付属施設 地下駐車場。
    2. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

デジタヌの独り言

大ホールは Nagata Acoustics Designの快心の作品だが...。

小ホールは手の施しようが無く音響設計を辞退?

やってしまったセオリー無視の小ホール

(※「失敗しない・ホール計画の手引き」参照)

小ホールがどうしてこんな形になってしまったの?。

対抗面(並行面)だらけの6角堂!

ホールデザインの鉄則「並行面を作らない」を何故失念したのか?

設計者の先生、偶数角型はいけませんよ!

ホール設計で並行する対抗面を作らないのは鉄則でしょう!

ホール軸断面の鉄則も無視?

ありふれた扇形ホールにせよ、シューボックス紛いにしろ、ホリゾンタル後方反射版を基点として、客席後方に向かって、ホーン形状(拡散)断面を取るのがセオリーの1つでもあるのに...。

東京文化会館小ホール(※紹介記事はこちら)を模したのなら、もっと天井を高くすべきであったし、その上で舞台上から客席後部にかけて大胆に傾斜(30°程度)させるべきだったのかも。

数々の6角堂対策は昂じてみたが?

平土間周辺の桟敷席より上部の壁面は天井に向かって拡がるように僅かにスラントさせて、対抗面と並行にならないように工夫し「初期反響」の軽減には配慮してある...。

舞台・客席周囲の1階部分の壁面は直立!

何とか反響の集中を避けるために、周囲の壁は、反響コントロールの吸音壁だらけ!

僅かに凸出した逆ドームで、音の散乱(残響)を狙ってもいるようだが...

これで、中心部で発生する「反響音の集中」を避けようとしているらしいが果たして...。

天井との接合部に生じた鋭角コーナー

結果、壁と天井との接合部に鋭角コーナーが発生してしまい、ホーン効果で特定周波数が(主に低周波)が共振していまい、肝心の客席では、軽い音になってしまっているのではなかろうか。

せめてコーナー部分は飾りアングル付きのラウンド形状にし、、4周(6周?)に飾り柱、飾りアングル、飾り梁(空調ダクト)で組み上げ天井にした上で、天井反響版をカブトガニ(orスターウォーズ)風?セグメント構造にして、初期反響波同志を干渉させて軽減し、ついでに散乱波(残響)を創出するあの手...。

そう、ミューザ川崎シンフォニーホール(2004年竣工※紹介記事はこちら)の手法は...。

せめて、大賀ホール(7角型2005年竣工※紹介記事はこちら)のように、1階スロープの傾斜を穏やかに設定し、平土間風にし2階テラスと完全に分離し、周りに桟敷を設け対抗面反射の影響を抑えるべきではなかったか?

いずれにしても、こちらが10年先だから無理ですよね!

それにしても「どうして天井を高くしなかった(出来なかった?)」のですか?!

景観地区でも有り京都市特有の高さ制限があるのは理解出来ますが、エントランスホールを何とかして、せめて2・3・4の3フロアー吹き抜けだったら...。

何か手法はあったと思うのですが?!

これでは、定在波と1次反射波対策が精一杯で、残響創出どころではないでしょう!。

何よりどうして奇数角型(5角型・9角型)を採用しなかったのか?

全く訳がわからない!

このホールのおかげで、全国に「6角堂病」が再燃し出したのでは...?

1993年竣工倉敷市芸文館はもしかして先生の作品では?

1998年竣工リュートピアコンサートホール(※紹介記事はこちら)はひょっとして、お弟子さんの作品では?

鼾(いびき)のような空調音?

<ある女性音楽愛好家への実体験インタビューでは...。>

空調音だけは至急何とか対処いただきたいです。ppでゴ~グ'~...、思わず後ろを振り返ってしまいまし!それに、ffでの大反響音、ピアノが壊れたのかと...。ピアニストの方がお気の毒で...。

デジタヌの知っておきたい豆知識

京都コンサートホールのある京都市とこれ迄の歩み

京都府の府庁所在地で1000年の都として有名な古都。

歴史におんぶされ、歴史にしがみついている、町であると同時に、一方では日本初の「水力発電所」日本初の「チンチン電車」「近畿初の地下鉄道」など数多くの時代の最先端をゆく事業も興している。

又1966年日本で最初の国立の会議施設として国立京都国際会館をいち早く完成させ、国際会議を定着させ近年1997年には第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)を開催し「京都議定書」を採択するなど、国際都市としての活動も活発。

2016年に 左京区と右京区の一部が京都丹波高原国定公園に指定され、都道府県庁所在地にある国定公園は珍しい存在となっている。


推計人口、1,466,937人/2018年4月1日

京都-品川 2時間11分/13,910円/新幹線/506.8km

京都市のこれまでの主立った出来事

京都は、桓武天皇が784年の長岡京に続いて、794年平安京に遷都したことに始まる千年の都。

明治元年10月13日(1868年11月26日) - 明治天皇が初めて東京に行幸し、江戸城西の丸に入った時をもって江戸城は行宮となり、その名は「東京城」へと改称される。これら一連の手続きをもって東京奠都が推し進められ、京都は事実上の"旧都"となってゆく。



12月8日(1869年1月20日) - 天皇が、京都の御所へひとまず還幸すべく、東京城を出立する。御所には12月22日(同年2月3日)到着。
明治2年1月末3月28日(1869年5月9日) - 東京奠都の完遂(天皇の東京への完全移転)/天皇の東京への2度目の行幸で、崩御するまで、東京城を拠点として東京に居住し続けることとなり、東京城はその名も「皇城」と呼ぶこととなった。



1871年(明治4年)までに、刑部省・大蔵省・兵部省などの京都留守・出張所が次々に廃止され、中央行政機関が京都から消えていった。
明治5年3月13日(新暦1872年4月20日) 5月某日 - 天皇が京都御所に戻る際、「還幸」ではなく「行幸」という語が初めて用いられる。

1877年(明治10年)某月某日 - 「即位の礼」と「大嘗祭」は(従来と変わらず)京都で行うと規定される。

同年以降現在まで日本の首都は東京と認識されている。それにより以前の人口の3分の2まで落ち込み、京都の急激な衰退を招いた。

同年2月6日 - 工部省管轄の官設鉄道東海道本線の京都線(国鉄京都線、JR京都線の前身)が開通し、終着駅として京都停車場(現・京都駅)が開業/神戸と大阪を結ぶ神戸線(国鉄神戸線、JR神戸線の前身)を延伸する形で開通した。

1889年(明治22年)4月1日 - 上京区および下京区が合体(新設合併)したうえで市制を施行し、京都市を発足。

1890年(明治23年)- 琵琶湖疏水の第一期工事が完成。
1891年(明治24年)11月 - 琵琶湖疏水の水を用いて、日本初の水力発電所となる蹴上発電所が稼動開始。

2月1日 - 日本初の電気鉄道として京都電気鉄道(後に京都市電となる)の開業。

10月25日 - 平安神宮が第1回時代行列(後付の名称としては第1回時代祭)を開催
1897年(明治30年)
5月某日 - 茶屋町にて、京都国立博物館の開館。
6月某日 - 京都帝国大学(現・京都大学)の創立。


1898年(明治31年)10月12日 - 同年9月末で市制特例が廃止されたことに伴い、市長を置く。
10月15日 - 上本能寺前町にて、京都市役所の開庁。
1910年(明治43年)4月15日 - 京阪電気鉄道の開業。
1912年(明治45年)6月11日 - 京都市電の運転開始。
1915年(大正4年)- 大正天皇即位礼が京都御所で行われる。
1918年(大正7年)- 京都市、京都電気鉄道を買収。
1928年(昭和3年)- 昭和天皇即位礼が行われる。
1929年(昭和4年)-伏見町が市制施行して伏見市成立。
1931年(昭和6年)3月31日 - 京阪電気鉄道新京阪線(今の阪急電鉄京都線)の大宮乗り入れにより、近畿地方初の地下鉄道線開業

1932年(昭和7年)- 人口が100万人を超える。同年4月1日、日本初の都市トロリーバス(京都市営トロリーバス)が開業。
1934年(昭和9年)9月 - 室戸台風が関西に来襲。京都市も死傷車多数を出すなど甚大な被害を受ける。
1935年(昭和10年)6月29日 - 京都大水害、高野川・鴨川・天神川・桂川などの主要河川で堤防決壊、三条大橋五条大橋など53橋の流失するなど死傷車多数を出す甚大な被害を受ける。
8月10日 - 再度の豪雨による水害を受ける。

1945年(昭和20年)- 1月16日 - 米軍爆撃機B-29編隊が上空飛来のうえ市街爆撃、4月16日 - 右京区太秦巽町に投弾あり。6月26日 - 上京区智恵光院通下長者町上ルほかに着弾。家屋全壊71戸など死傷者を出す「京都空襲」を受ける。

1961年(昭和36年)8月1日 - 京都市電北野線が廃止。

1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線京都駅開業。
1966年(昭和41年)5月21日- 日本で最初の国立の会議施設として国立京都国際会館が開館。
1968年(昭和43年)- 新山科浄水場、給水開始。
1969年(昭和44年)10月1日 - トロリーバス廃止。
1978年(昭和53年)10月1日 - 市電全廃。
1981年(昭和56年)5月29日 - 市営地下鉄初の路線として、烏丸線が部分開業。

1994年(平成6年)-「古都京都の文化財」がユネスコの世界遺産に登録される。
1995年(平成7年)1月17日 - 阪神淡路大震災が発生し、京都市内は震度5の揺れを観測した。市内の寺院では像が折れたり、ビルの窓ガラスが散乱するなどの被害を受けた。また市内の鉄道が運転を見合わせるなどした。
1997年(平成9年)- 第3回気候変動枠組条約締約国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)開催。「京都議定書」採択。
2004年(平成16年)12月20日 - 宇治市と境界変更。

2016年(平成28年)3月25日 - 左京区と右京区の一部が京都丹波高原国定公園に指定される。

京都コンサートホールこれまでの歩み

1995年竣工。

開館以来旧京都会館大ホールに変わり、京都のオーケストラ・コンサートのメッカと成る.。

京都コンサートホール以外の京都府の劇場ガイド

『京都府下にある公共ホールのまとめ』ページはこちら。

京都市の周辺観光スポット&イベント情報ガイド

近畿エリアで行われる『近江の春 びわ湖クラシック音楽祭』などの全国芸術祭情報はこちら。 

京都で行われる『京都・時代祭』や「鉄道イベント」などの近畿のイベント情報はこちら。

京都市にある『三十三間堂』等の観光名所ガイドはこちら

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

京都府の特産品&名物ガイド

京都府の『麩まんじゅう』などの名産品ガイドはこちら、京都府の『玉乃光』などの銘酒ガイドはこちら、京都府の『京都町屋麦酒』などの地ビールガイドはこちら。

公開:2017年9月10日
更新:2018年8月14日

投稿者:デジタヌ

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