宮崎市民文化ホール 《ホール音響Navi》
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宮崎市が宮崎県立のほとんど同規模の「メディキット県民文化センター」に対抗して、1つとなり駅の分庁舎のある南宮崎駅からはほど遠い!?市立図書館、総合福祉センター等がある文教地区の大坪池公園の一角にある大坪池の辺にある文化施設。
歌謡ショーならお任せ?の「宮崎市民文化ホール」だが...見掛け倒し?のアイザックスターンホールとは違い「心地良い余韻」に浸れる宮崎屈指の銘音楽ホール。
宮崎市民文化ホールのあらまし
Official Website http://www.miyazakibunkahall.jp/index.php
1,867席の宮崎県有数の規模を誇る大ホール、300人収容のプレミアムホール?にもなるリハーサル設備と、練習室、会議室、などを備えた複合施設。
宮崎市が宮崎県立のほとんど同規模の「メディキット県民文化センター」(※ホール音響ナビはこちら)に対抗して、1つとなり駅の分庁舎のある南宮崎駅からはほど遠い!?市立図書館、総合福祉センター等がある文教地区の大坪池公園の一角にある大坪池の辺にある文化施設。
宮崎第一中学校・高等学校の毎年行われる入学式及び卒業式の為に作ったホール?
また山下達郎ご一行様 の全国ツアー御用達のホールでもある!
スケジュールが合えば、宮崎国際音楽祭のサブ会場として利用される場合もある。
宮崎市民文化ホールのロケーション
ところ 宮崎市花山手東3丁目25-3
アクセス
公共交通機関
JR最寄り駅 南宮崎駅からたっぷり歩いてください?
バス利用
- 宮崎駅⇒⇒⇒市民文化ホール(福祉文化)
- 宮崎駅発(橘通り経由)⇔市民文化ホール・薫る坂行き(駅西口1番乗場・1時間に2~3便・福祉文化公園で下車 すぐ近く)
- 宮崎駅発(県病院経由)⇔花山手・池田台行き(駅西口2番乗場・1時間に1~2便・福祉文化公園で下車 すぐ近く)
- 市民文化ホール(福祉文化)⇒⇒⇒宮崎駅
- 宮交シティ⇒⇒⇒市民文化ホール(福祉文化)
- 宮交シティ発(南宮崎駅前通バス停経由)⇔市民文化ホール・薫る坂行き(4番乗場・1日に数便・福祉文化公園で下車)
- 市民文化ホール(福祉文化)⇒⇒⇒宮交シティ
※公演終了後に臨時バスが運行(宮崎駅行き)されることもある?
宮崎市民文化ホールがお得意のジャンル
大ホール
宮崎国際音楽祭(※ガイド記事はこちら)のサブホール?。
ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席などの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。
宮崎市民文化ホールのイベント・チケット情報
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
素晴らしい立地!
何と言っても素晴らしい立地!近くに国道269号線が走っているが、住宅地が遮蔽して振動騒音0!車両走行音もほぼ0!
大ホール
平戸間(オーケストラピット部分)とそれに続く緩やかな中間部と階段状の後部からなるメインフロアーと2階バルコニー席とその両翼から前方に伸びたサイドテラス席を持つ2層のホール。
木質パーケット床、凸がた木壁、音響拡散体、折上げた天井、とシューボックスコンサートホールに準ずる入念な音響デザインでアイザックスターンホールと人気を2分している!
1・2階大向こう通路背後壁面は建て格子で表装された吸音壁となっている。
天井はホール同様の独特の形状でホール周辺壁の最上層部に装飾梁がホール中央部まで配され、プラスターボード製のアンギュレーションを持たせた大型反響板が一段奥まって設えられている。
ご自慢の残響可変装置は両側壁と天井反響板にある開閉フラップで調節するようになっている。
2階サイドテラス上層にダミーテラス状が音響拡散体として2階最後部の天井直近からホール前方に斜めに降りながら配置されている。
プロセニアム上縁前縁から天井に向かって3段に折れ上がった巨大なコーナー反響板と脇花道背後からホール前半にかけての側壁上部には前方から3段階に折れ上がった凸型のラウンドしたコーナー反響板が設置され一体化している。
大ホール音響評価点:93点
§1,「定在波対」策評価点:35点/40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。
§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:19点/20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。
§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:19点/20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。
§4,客席配置への評価点:20点/20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ はこちら。
イベントホール(リハーサル室?)
大ホールの本舞台より幾分狭めではあるが、片面にスライディングミラー設備が有り、オーケストラ、オペラ、バレエな公演などリハーサル室としても利用できるようにデザインされている。
小規模平戸間サロンホール?
「ホールとしても利用」できる様にデザイン?されており、側壁の一部が開き戸構造になっており「サイドプロセニアム」として使用でき、平台を並べてステージが構成できる流行のデザインの平戸間多目的イベントルーム。
丁寧な設え
山形木質壁、飾り梁などの音響拡散体、3階吹き抜け相当の高い天井を備えた平戸間多目的イベントルーム。
下層部壁面は構造材の表面を木質パネルと壁紙で表装した一般建築用石膏ボードを用いた宴会場スタイル、2階フロアー面に相当する部分には空調ダクトを用いた装飾梁がもうけられており上層部の山形反響板を支えている。
天井は間隔を開けて溝をもうけた、プラスターボード製のブリッジ構成のセグメント反響板。
ルーム音響評価点:65点
※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。
§1,「定在波対策」評価点:40点/50点満点
- ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2、「初期反射」対策評価点:25点/50点満点
- ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
練習室
3室のリハーサル室、練習室、音楽スタジオを備えている。
最近の施設にしてはやや天井が低いが、壁全面有孔音響ボードで表装された遮音(吸音)構造を持ち、アンギュレーションを持たせた、天井を持つ音響にも配慮されたデザイン。
第1練習室;床面積約217.4㎡(約131畳)天井高さ;約2.8m フローリング床、
第2練習室;床面積約148.5㎡(約89.5畳)天井高さ;約2.8m フローリング床、バレエ・ダンスレッスンバー付き1面ミラー壁(音響カーテン付き)
第1・2練習室は両室ともにセミコンサートピアノ、を装備している。
第3練習室;床面積約81.0㎡(約49畳)天井高さ;約2.8m フローリング床、
バレエ・ダンスレッスンバー、バレエシート。ドラムセット、電子オルガン?、アップライトピアノ他を備えている。
ルーム音響評価点:50点
§1,「定在波対策」評価点:25点/50点満点
- ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2、「初期反射」対策評価点:25点/50点満点
- ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
野外ステージ
環境の良さを利して、ギリシャの大劇場を思わせる半円形の小さな野外ステージが設えられている。
この施設は市街地に有りながら本当に使える野外ステージの一つとして市民の憩いの場に成っている。
施設データ
- 所在地
- 所属施設/所有者 宮崎市民文化ホール/宮崎市。
- 指定管理者/運営団体 MSCグループ/宮崎市。
- 開館 1996年10月2日(1994年6月竣工)
- 総工費 7,591.003千円
- 設計 楠山設計
大ホール
- ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 2スロープ2フロアー
- 収容人員1,867席、(オーケストラピット使用時1743席、
- 内訳;、車椅子用スペースX8、親子室X7席、2階席(桟敷席)X621席
- 可動床、1階平土間中央部千鳥配列、残響可変装置、
- 木質パーケット床、
- 舞台設備 ステージ奥行約18ⅿ、可動プロセニアム・プロセニアムアーチ:間口、16~20.55m高さ 7.2m~11.0m、(有効面積約370㎡;約223畳)ブドウ棚(すのこ)、、
- 脇花道すっぽん迫り付き)、9分割大迫り、小迫り、所作台、
- 松羽目、鳥の子屏風、金・銀屏風、大黒幕、あさ黄幕、背景幕、地がすり、雪かご
- 反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、、オーケストラピット(可動床)バレエ用シートその他
- 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイド:詳しくはこちら。
- 付属施設
- 主催者控え室、楽屋x7、リハーサルルーム、ホワイエ、エントランス。
- リハーサル室、ホワイエ、エントランス。
- その他の備品 フルコンサートピアノ X2台
イベントホール
- ホール様式 平土間・多目的イベントホール。有効奥行き約18m有効幅約14.5m約259㎡(約156.5畳)
- 客席 1フロアー 収容人員 300名、(スタッキングチェアー)
- 舞台設備 オープンステージ形式&プロセニアム、ブドウ棚(すのこ)、バトン類、反響版、
- その他の設備 楽屋1、代7楽屋、主催者控え室。
- 施設利用(図面)案内 詳しくはこちら。
付属施設・
- 付属施設 練習室x3、会議室x3、和室2、野外ステージ、カフェ
デジタヌの独り言
宮崎県&宮崎市概要
宮崎県:1,088,044人/(推計人口、2017年10月1日)人口密度141人/km²
宮崎市:399,565人/(推計人口、2017年10月1日)人口密度 621人/km2
観光客入り込み数/2015年実績<宮崎市公式発表>
県外 2,418,000人
県内 3,723,000人
の地方都市...で、どうして同じような競合施設が2ついるの?
宮崎国際音楽祭に協賛している周辺自治体の施設まで加えるとトンでも無い収容人員!
やっぱり、山下達郎さん頼みですか...?
クラシック音楽会を滅多に開催しない音楽専用ホール?
歌舞伎興業を打たない大阪「新歌舞伎座」(※紹介記事派こちら)と並び、「俗謡専門の音楽ホール」、と言うわけですか?
公開:2017年11月14日
更新:2022年9月30日
投稿者:デジタヌ
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