狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

札幌文化芸術劇場《ホール音響Navi》北限の歌劇場になりたかったhiraru? 

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せっかくの有効面積約1.475㎡(約891畳)の広大な面積を持つ4面舞台が生かし切れていない。

この辺りが札幌市の財政では限度だったのかもしれないが...音響面では、Kitaraと並んで素晴らしいホールであるだけに惜しまれる。

今後の改修を望む点でもあるし、本設備を有効に活用して「冬季の札幌オペラ月間」の開催を望む次第である!

hiraru のあらまし

(公式施設ガイドはこちら)

大・小2つのホール、と練習室、会議場などを備えた複合文化施設。複合商業施設、舞台芸術・コンベンションセンター。

札幌市の施設は、Kitaraもそうであるが、大掛かりな珍発明(※3)を用いずに、「収容人員に左右されない」良好なホール空間を創出し、ニーズに応じた段階的な「客席の使用を制限」するだけで、細やかな料金体系を設定していることには毎度のことながら感心させられる。

今後「Kitara」とともに北海道の「アマチュア楽師」のメッカの一つになるであろう。

札幌市民交流プラザの施設データ

Official Website https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html

  • 所属施設/所有者 札幌市民交流プラザ/札幌市。
  • 指定管理者/運営団体 公益財団法人札幌市芸術文化財団 /札幌市。
  • 開館/竣工   2018年10月/2018年5月
付属専用施設

付属施設・その他 

館内付属施設 

館内施設;SCARTSコート、SCARTS(スカーツ)スタジオ 1・2、SCARTS(スカーツ)モール A・B・C、小用練習室x3、中練習室x2、4階中控室x2、4階小控室x4

付属施設配置・見取り図

施設利用手引き

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

(公式施設ガイドはこちら。)

建築音響工学から眺めたhiraru『劇場』

公式施設ガイドはこちら。)

4スロープ4層5フロアーの馬蹄形ホール

札幌最大の2.302席の収容人員を誇る5~9階フロアー5層吹き抜け構造の勇壮な「オペラハウス」建築の多目的ホール。

最前列から7列までの扇形配列平土間座席部分から続く緩やかなスロープを持つ扇形段床のメインフロアーを1階高床テラスが取り囲んでいる。

1階高床テラスを覆いかぶさるように2・3・4階バルコニー両翼からの伸びたスラント型のサイドテラスが側壁に沿って前方に伸びている。

客室側壁

馬蹄形の客席側壁は1階メインフロアーを除き2・3・4階フロアー背後壁はアンギュレーションを施した木質パネルで表装されているが...。

肝心の1階メインフロアー両サイドの桟敷席背後(側壁)はプレーン木質パネルで表装されている。

大向う背後壁面

馬蹄形の後半Ω部分背後壁は両側壁同様にアンギュレーションを持たせてあり、メインフロアー中央部分に過度の反響が集中しないように配慮されている。

プロセニアム

木質パネルで構成されたまさにプロセニアムと呼ぶにふさわしい設えのプロセニアムは高さいっぱい両側前面にスピーカーが配置され、木製の上部可動プロセニアムの前面には同じく木製の大型反響版で全面を覆われた、装飾梁が3段に設えられており、最上部の装飾梁は凸型にホール内部に張り出す形になっており、ちょうど横須賀芸術劇場のようなデザインとなっている。

天井

天井はプロセニアム上縁上部同様にホール内部に大きく湾曲した、プラスターボードによるブリッジタイプの大型一体型の3段(列)の反響版が渡されている。

舞台反響版

エプロンステージとしてオーケストラピットをせり上げて使用することを前提にデザインされた舞台反響板は、奥行きの浅いタイプで、もちろんプロセニアムに密着する流行のタイプとなっている。

舞台設備

の1F脇花道には、玉石を張り付けたような石材で表装されている流行りの揺動タイプの可動式背後壁がしつらえられ、通常はオーケストラピットがわに張り出し、脇花道はふさがれている。

脇花道上部は。同一面で高さいっぱいの露出型照明器具を備えた「照明タワー」になっている。

問題の残る舞台機構

基本主舞台・上手舞台・下手舞台・奥舞台の広大な4面舞台と奈落を備える本格的なオペラハウス仕様ではあるが、肝心の「迫り」機構は上手舞台一か所に設けられた「大道具迫り」という名の「中型迫り(約3.5X約4.5m」1基だけしか準備されていない!

中途半端な舞台機構その1;舞台 迫り機構無し!

しかも可動床オーケストラピットは用意されているが、主舞台の真下(中5階は)オーケストラピット部客席ワゴン収納スペースに充当され、奈落にはなっておらず(奈落はさらにその下の4F)、大規模改築でもしない限り将来共に迫り機構(大・中・小迫り)の増設は不可能な構造物となっている!

ただし、オケピがバイロイト同様にステージ下部まで潜り込む構造となっており見かけ上の開口部奥行き5.7mに対し、実質8.2mの最大奥行きが確保され142.7㎡(約86畳)の有効面積が確保されており、80人規模のフルオーケストラを収容できグランドオペラにも対応している。

さらに、反響版を設置した場合は、間口20m奥行き8.1mで153㎡(約92畳)と小ぶりの空間になるが、前途のオケピを上昇させエプロンステージとして使用すると、両袖の脇花道の部分も含め最大幅約24.m(最小幅17.8m)X奥行き13.8m約266㎡(約160畳)のオープンステージとなり、「第9」演奏も可能な広い舞台となる!

中途半端な舞台機構その2;回り盆・スライディングステージ無し!

しかも、オペラ公演には欠かせない、舞台転換(大道具入れ替え)に必要な、回り盆付きのスライディングステージ設備が無い!

これではせっかくの広大な「本格的4面舞台」3が宝の持ち腐れ状態に近い!

(※ただし最近のエンタメ・ショウビジネス興行では、常設のスライディングステージはなくとも仮設スライディングステージ付きの大道具が一般化しており、広大なバックヤード(脇舞台・奥舞台)スペースがあれば、全国巡業舞台興行であればさほど問題はない?)

中途半端な舞台機構その3;ライトタワー設備がない!

主舞台上空のライト・ブリッジは4本&、サスペンションライトバトンが1本、あるが新国立劇場(※ホールナビはこちら)などにある、主舞台脇に設備されているライトタワーが設備されていない!など物足らない点も見受けられる。

※設備欄参照

周到な定在波対策

前途の通り客席周辺は一部を除き「アンギュレーション」を 持たせた木質パネルで表装されており基本的には「対抗する平行面」が生じないように配慮されているが、

メインフロアー中列14から18番列にかけては両サイドの高床テラス席床囲い(メインフロアー側壁)及び再度側壁がプレーンで平行な設えの木質壁となっており定在波が発生しやすいが、メインフロアーに限らず各フロアーの座席すべてが扇形段床上に配置されており、しかもメインフロアー両サイド4番、43番席の外側には通路が設置され、各フロアー共に客席は側壁から十二分に間隔がとられた広い通路が設けられており定在波(※1)の直接影響をうまく回避している!(※2)

総評

ツボを押さえた良好な音響のホールである。

ゆったりとしたスペースに、十分な容積を持つ建屋に2302席を無理なく収め、ほとんど全てが「プレミアムシート」の音楽ホールに仕上がっている。

というわけで、狸穴総研・音響研究室、厳選『後世に伝えたい・真の銘ホール50選』に選ばせていただく。

2019年2月28日 建築音響研究調査班 しゅかん 出自多留狸

劇場ホール音響評価点:得点95点/100点満点中
§1 定在波」対策評価;得点50点/配点50点
  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁が ホール床面積(or総客席数)の1/3以上に及ぶ範囲を「完全平行な垂直平面壁」で挟まれているときは 基礎点25点に減ずる。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§2 残響その1 「初期反射」軽減対策評価;得点23点/配点25点
  • 木質パネル等の素材基礎点25点から硬質壁材基礎点12点の間5段階で素材基礎点を与える。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点から減じて基礎点とする。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§3 「音響障害と客席配置」に対する配慮評価;得点18点/配点20点
  • ※壁際通路&大向こう通路の有無、天井高さ&バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で配点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§4 残響その2「後期残響」への配慮評価得点4点/配点上限5
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

その他の付属施設

クリエイティブスタジオ

(公式施設ガイドはこちら。)

平土間(一部スロープ)平土間多目的イベントスペース、

延べ床面積約448㎡(約270畳)の天井の高い(約4.5m)175席のロールバック方式客席収納システムを備えた多目的イベントルーム。

客室側壁

ルーム内は木質の縦格子で表装されたと、下面全面に大ピッチのパイプ格子が組まれたアンギュレーションのある天井反響版で表装されている。

劇場の主舞台間口20mホリ幕まで21.4mに比べてかなり狭く舞台稽古には利用できないが、オーケストラのリハーサルには使えるのでリハーサル室としても利用されている。

ルーム音響評価点:40点

※会議室、などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1「定在波対策」評価点:20点/50点満点
  • ※ルーム低層部がプレーンな垂直壁で囲まれ、天井・床面を含む「並行した対抗面」が1対以上ある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2「初期反射」対策評価点:20点/50点満点
  • ※ルーム低層部壁面3面以上がアンギュレーションやカーテン設備などが無い「プレーンな壁面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

SCARTS(スカーツ)コート

(公式施設ガイドはこちら。)

1Fにあるにあるオープンスペースで、簡易防音パネルを用いた可動間仕切りで、165㎡(約99畳)有効天井高さ5.3mの閉鎖空間になる。

ビニタイル張りの空間、で専用の楽屋(シャワー付き控室)1室も準備されている。

控室側の上部は多孔音響石膏ボードで表装されているが他の3面はプレーンな簡易防音パネルとなっている。天井はクリエイティブスタジオ同様の設え。

ルーム音響評価点:25点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1「定在波対策」評価点:12点/50点満点
  • ※ルーム低層部がプレーンな垂直壁で囲まれ、天井・床面を含む「並行した対抗面」が1対以上ある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2「初期反射」対策評価点:12点/50点満点
  • ※ルーム低層部壁面3面以上がアンギュレーションやカーテン設備などが無い「プレーンな壁面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

SCARTS(スカーツ)スタジオ 1・2

(公式施設ガイドはこちら。)

可動間仕切りで分割使用も可能なビニタイル張りの多目的ルーム、164㎡(82㎡X2)高さ3.7mの固定バトンが各室3本用意されており、簡単な作品の展示空間や(ガラス窓越しの)演劇関係の公開練習などに利用にも可能出来る。

前面、宴会場スタイルの壁紙で表装された石膏ボードの内装となっている。

ルーム音響評価点:24点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1「定在波対策」評価点:12点/50点満点
  • ※ルーム低層部がプレーンな垂直壁で囲まれ、天井・床面を含む「並行した対抗面」が1対以上ある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2「初期反射」対策評価点:12点/50点満点
  • ※ルーム低層部壁面3面以上がアンギュレーションやカーテン設備などが無い「プレーンな壁面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

3F練習室

(公式施設ガイドはこちら。)

2室の中練習室、と3室の小練習室を備えている。

小練習室

壁面は、木質パネルで表装され、部分的に有孔音響ボードで表装された遮音構造を持ち、天井は一般建築用の壁紙で表装された石膏ボード仕上げとなっている。1・2は定在波の発生しやすい長手方向(6.1m)にあたる入口正面の壁面のみ斜めに配置されている。

3は長方形となっている、床は1はビフローリング、2・3はビニタイル張りとなっている。

中練習室

入口左側面が1面床面から2mまでが鏡張りとなている、床は1がビニタイル。2がフローリングとなっている。各部屋共に対抗壁面が平行にならないように、2面が歪になるように配置されている。

壁面素材は小練習室と同じ設えとなっている。

ルーム音響評価

ルーム音響評価点:27~60点

§1「定在波対策」
  • 評価点:25点/小練習室1・2 
  • 12点/小練習室3 
    45点/中練習室
  • ※ルーム低層部がプレーンな垂直壁で囲まれ、天井・床面を含む「並行した対抗面」が1対以上ある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2「初期反射」対策評価点
  • 15点/50点満点
  • ※ルーム低層部壁面3面以上がアンギュレーションやカーテン設備などが無い「プレーンな壁面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

4階控室

(公式施設ガイドはこちら。

各室ともに、壁面は壁紙で表装した石膏ボードで設えられたいわゆる宴会場スタイル、天井も同様の設えで、

控室401、402のみ長辺側(10.5m)の一面全面が鏡張りとなっている、簡易防音の遮音構造が施されており、器楽やコーラスの練習室としても使用できる。控室403&404、405&406はそれぞれ、格納スライドパーティ

ションで仕切られているだけなので、それぞれ連続して1室として使用できる。但し遮音性は考慮されていないので、打合せなどの会議用途に限られている。

総評

控室401・402は2重扉の簡易遮音ではあるが、音楽使用には配慮されていないデザインなので、コーラスや、弦セクの「音合わせ」程度にしか利用できない。

ルーム音響評価点:24点

§1「定在波対策」評価点:12点/50点満点

  • ※ルーム低層部がプレーンな垂直壁で囲まれ、天井・床面を含む「並行した対抗面」が1対以上ある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2「初期反射」対策評価点:12点/50点満点
  • ※ルーム低層部壁面3面以上がアンギュレーションやカーテン設備などが無い「プレーンな壁面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

デジタヌの豆知識

札幌文化芸術劇場のある北海道札幌市とは

(※タウンヒストリアはこちら

北海道の道庁所在地であり道内唯一の100万都市!日本最北の政令指定都市で北海道全体の人口の約3割強の人が住んでいる。
住民基本台帳人口、1,951,523人/2018年3月31日

札幌ー(新千歳空港)ー(羽田空港)ー品川 3時間/36分 39,790円/JR-ANA-京急

札幌文化芸術劇場 のこれまでの歩み

1971年「北海道厚生年金会館」として札幌市中央区北1条西12丁目に開館。
2008年 札幌市が入札によって札幌市の施設となった。

2010年 札幌市の所管移設としては初となるネーミングライツ(命名権)を導入し愛称が「ニトリ文化ホール」となった。

2018年9月30日 閉館取り壊し。

2018年(平成30年)10月札幌市中央区北1条西1丁目に移転し札幌文化芸術劇場として開場。

札幌文化芸術劇場

のロケーション

ところ  札幌市中央区北1条西1丁目

札幌駅からさほど遠くない、雪祭りで有名な大通公園からも近い、旧「ニトリ文化ホール」とは約1.5㎞離れた創成川通りと北1条雁来通とに面して、北1条雁来通を挟んで閉館問題に揺れる「わくわくホリデーホール」(※ホールNaviはこちら)と対面している。あたりは札幌高等裁判所周辺には、北海道立近代美術館、三岸太郎美術館、札幌第二合同庁舎、札幌市資料館、等が建ち並び官庁文化エリアとなっている。

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

札幌文化芸術劇場へのアクセス
鉄道・バスなどの公共交通
もよりの駅

札幌市営地下鉄大通駅31番出口から徒歩約2分
北海道旅客鉄道(JR北海道)札幌駅南口から徒歩約10分

マイカー利用の場合

関係者以外・部外者の駐車はお断りしています!公共交通機関をご利用ください!

hiraruがお得意のジャンル

劇場

PMF音楽祭(※ガイド記事はこちら)の、サブホール、となっている。

宝塚歌劇団の札幌公演の舞台にもなっている。

オーケストラコンサート、オペラやバレエ公演、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席、トークショー、などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

hiraru で開催されるイベント&チケット情報

チケットぴあのイベント情報はこちら

劇場

ホール様式

『馬蹄形』プロセニアム型式多目的ホール。

客席仕様

4スロープ4層(客席配置図・座席表はこちら)最大幅約33.5mx最大奥行約35.7m、天井高さ(最高部)Fl+約26m 
収容人員2.302席、(車椅子用スペースX16台(22席分)含む、木質パーケット床、)

内訳
  • 1階席X1264席、1階固定席X1089席、(オーケストラピット部可動床可動席X175(106+69)席、`席、車椅子用スペースX5+5台(10席分含む)、※補助席10席増設可、1階中央部千鳥配列、※1 内5列まではオーケストラピット部で 、オケピ使用時にはさらに通路にあたる6列目の座席も撤去(格納)するので7列分ー175席が減となる。
  • 2階 固定席X422席、※車椅子用スペースX6台(12席分)含む、※補助席X4席増設可!
  • 3階、固定席X365席、
  • 4階、固定席X251席

舞台設備
  • 舞台仕様 プロセニアム形式
  • ステージ最大幅約56.6mx(最大奥行き約36.8m)有効面積約1.475㎡(約891畳)4面舞台相当
  • 可動プロセニアムアーチ:間口約20m、高さ約11.2~14.6m、主舞台有効幅約28.78m、有効奥行き(ホリ幕まで)約21.4m、主舞台実効面積;約615.9㎡(約372畳)ステージ高さ;FL+約90cm、ブドウ棚(すのこ)高さStL+約29.6ⅿ、サスペンションライト(照明ブリッジ);4本、その他 1、高さStL+約20.6m、美術バトン;42本(幕装備除く)、
  • 上手袖舞台;実効面積約383.4㎡、下手袖舞台;実効面積191㎡、実効面積奥舞台;約284.7㎡
  • 反響板設置時1;プロセニアムアーチ:間口約20m、高さ約14.6m、最大奥行き約8.1m、実効面積;約153.㎡(約92畳)ステージ高さ;FL+約90cm、
  • 反響板設置時2;拡張舞台(エプロンステージ)使用時、最大幅約24mx最大奥行き13.8m有効面積265㎡(約160畳)
  • オーケストラピット;可動床・可動客席(客席ユニット・ワゴン床下収納システム);最大幅約20.6m最大奥行(ステージ下部奈落部含む)約8.2m有効面積約142.7㎡;約86畳、演奏面レベル設定;StL ー約2.1m~+0m、エプロンステージ
  • 道具迫り;「中型迫り(約3.5X約4.5m」1基のみ!ただし大道具保管用奈落あり。
各種・図面・備品リスト&料金表

劇場付属専用施設
  • 4階楽屋(洋室フローリング)X4室(内トイレ・シャワー付4室)、楽屋(和室ビニール床シート)X3室、 5階楽屋(和室ビニール床シート)X3室、控室X6室、音楽室、シャワー室(男女各々x1室)

クリエイティブスタジオ

ホール様式

平土間(一部スロープ)平土間多目的イベントスペース、

  • 1Fホール平面図はこちら、2Fホール平面図はこちら。
  • 床面積  最大幅約15.7mx最大奥行き約23.8m、延べ床面積約448㎡(約270畳)最高部天井高さ約4.5m
客席仕様

1スロープ1フロアー、

  • 収容人員300席/シアター形式、
  • 内訳;ロールバック方式客席収納システムX175席、スタッキングチェアーX125席
    • 黒塗り合板床

参照覧

※1-1、定在波の悪影響に関する一般人向けnatuch音響さんの解説記事はこちら

※1-2、定在波に関するWikipediaの(技術者向け)解説はこちら。

※2、定在波対策については『ホールデザインのセオリー その1 定在波対策 』こちらをご覧ください

※3、現代の3大迷発明!「珍妙からくり(残響調整装置、可変段床設備、可変吊り天井)」に関する記事はこちら。

 

公開:2019年2月22日
更新:2022年9月27日

投稿者:デジタヌ


幕別町百年記念ホール 《ホール音響Navi》 松竹大歌舞伎・道東公演の舞台に選ばれた会場TOPえぽあホール《 ホール 音響 ナビ 》大麻公民館? と同居している市民文化ホール


 

 

 



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