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日産自動車 の高速周回路《バンク伝説》日産の世界戦略を担うプロービンググランド軍団!

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初代フェアレディーや、初代ブルーバード等高度成長期のDATSUNブランド輸出車の"母なる大地"となった日産追浜工場のproving groundや、21世紀の新車開発を担う日産自動車陸別試験場、20世紀後半を支えた栃木工場・テストコースなどを紹介したコラムです。

※ご注意、この施設は非公開施設です!、社外の一般人は特別イベントが開催される時以外は見学できません!

※以下用語については 当サイトシリーズ記事プルービンググラウンドについての走路用語と解説 を参照ください。

(※以下、用語については当サイト関連記事 プルーピンググラウンドの走路用語と解説をご参照願います。)

日産自動車陸別試験場

〒089-4356 北海道足寄郡陸別町字林内48番地1

開所 1991年

高速周回路 は建設費は32億円で2006年9月にオープン 。

陸別試験場は2006年に拡張されて現在の姿となった同社最大の試験場です。

4期を通じて年間利用できるオールラウンド、オールシーズンのProving Groundとして日産自動車の試験・開発の拠点になっています。

北見自動車道陸別小利別ICに近くにあります。

場内は右側通行!

正門管理棟から場内に入り高速周回路をオーバーブリッジで渡ったところに、通行区分変更用のエクスチェンジパーキングが設けられていて、ここから場内は右側通行!になります

高速周回路

2006年9月11日に過供用開始した新テストコースは勾配の変化やさまざまなカーブが連続する高速道路を模しているらしいです。つまり子設計速度200㎞/hの変形オーバルとしては珍しく大きなカントを持ったバンクはありません!

3車線(一部2車線)1周8.1kmの周回路は、公道高速道路として200km/h前後で走るドイツのアウトバーンも忠実に再現しているのが特徴らしく部分的に再内周の走行車線にはコンクリート舗装が用いられています。

メインランプは、管理棟のある北東端カーブ(コーナー)の途中に設けられています。

ドイツアウトバーンを模したというだけあって、欧米の多くのオーバルのように左回りを採用して内周が低速走行車両用、外側が追い越し車線(高速走行レーン)となります。

本線に合流するとすぐに、左右に分岐し右側がショートカットロードとなっていますが通常は使用されていないようです。

ちぃおく線区間に入って3車線から2車線となります。

メインストレッチ中央付近で走行車線側がアウトバーンに多いコンクリート舗装となります。

さらに進んだところで走行車線からピットロードが右側にそれて、ピットロード出口付近で走行車線もアスファルト舗装に代わり、再び3車線に戻ります。

メインストレッチにお終わりでショートカットロードと再度合流してそのまま南端カーブ(第1コーナー)に。

カーブを通過したのちの逆カーブの第2コーナー内側にパーキングが配置されています。

そこから200㎞/hの高速カーブ(第3コーナー)があり、カーブを抜けたところにもう一つの緩やかな逆カーブがありインターチェンジのある最終コーナーに入ります。

最終コーナーの手前にランプウェイがありインフィールの一般道(郊外ワインディング)を模した周回路と繋がっています。

開所 1991年以来の郊外ワインディング

舗装はヨーロッパの一般道と同じでレーシングトラックではありませんが、開所時からある2車線のワインディングにはサーキットと同じように、各コーナーの外側に十二分なエスケープゾーンが設置されていて、全長7.2kmにわたって、スポーツ走行が可能です!

丘陵部を一周するコースなので高低差もそこそこあり、ドイツの丘陵部をs報呈しているそうです。

但し最近できたHONDAの鷹栖プルービンググラウンドトヨタ自動車 士別試験場のようにニュルを想定したコースではないので、急激なアップダウンはありません!あくまでもヨーロッパのフツーの一般道です。

その他のインフィールドコース

インフィールドにはメインストレッチ内側に、ショートカット路を利用した直線路、と更に地中で分岐した直線路が2本が並行しており、内側の直線路の南端部分ニアh巨大なスキッドパンが併設されています。さらに内側には冬季のせきせつアイスバーンテスト用の未舗装の競馬場のようなオーバルトラックがあり。

更にワインディングとの間にもう1つピーナッツ型の腰がくびれたダートトラックが設けられています。

また北側には夏季には周回路となる未舗装ダートで結ばれたSpecial Surfaces Trackのスロープが設けられています。

珍しいインフィールドにある民間の牧草地

敷地自体が日産の所有ではなく幕別町の地権者からの"借地"のようで、インフィールドには牧草地が広がっていて、正しくドイツ、フランスの田舎の風情を醸し出しています。

アウトフィールドの冬季用スキッドパッド

管理棟の西側のアウトフィールドには、冬季用のスキッドパッドを備えた、多目的グラウンドがあります。


陸別試験場は1991年に、欧州の郊外道路などを再現した1周7.2kmのカントリーロードを建設

栃木工場・テストコース

Official Website  https://www.nissan-global.com/JP/PLANT/TOCHIGI/

1968年の工場創業に遅れること5年の1973年に完成した栃木工場の外周を取り囲むように設置されたコースです。

工場付属施設特有のラインオフ車両のテストランレーンを多く設置しているのが特徴。量産車の開発試験が主で、レース車両(ラリーカー、レーシングカー)などの開発試験は目的としていないので、あくまでも「谷田部的」なコースレイアウトと成っています。

日産自動車栃木工場のロケーション

ところ  栃木県河内郡上三川町上蒲生2500

日産自動車栃木工場へのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

JR東北本線(宇都宮線)の「石橋駅」下車、タクシー利用で約10分

マイカー利用の場合

(※駐車設備  があるのでマイカー利用がお勧め)

北関東自動車道 宇都宮上三川インターより5分

ゲストホールと工場見学

工場付属施設としてゲストホールを設けており、工場、テストコースの一部の一般向け見学ツアーを行っている。(詳しくはこちら公式ガイドで

※2018年6月以降当面の間、工場内の整備のため、生産ライン見学ツアーは中止となっている。

施設の特徴

工場付属施設特有のラインオフ車両のテストランレーンを多く設置しているのが特徴。

量産車の開発試験が主で、レース車両(ラリーカー、レーシングカー)などの開発試験は目的としていないので、あくまでも「谷田部的」コースレイアウトと成っている。

インフィールド施設

進入助走路付きの大スキッドパッド、スキッドパッド、波状路、各種舗装直線路、

アウトフィールド施設

日産栃木自動車大学校(各種法人)渡橋用施設として、安全運転講習などに使用する教習施設フィールド、スラローム&スキッドパッド、ダートパッドなどを備えた、往復2車線全長約3.5kmの周回路がある。

テストコースの施設データ

(公式施設ガイドはこちら)

  1. 所属施設/所有者 栃木工場/日産自動車。
  2. 指定管理者/運営団体  栃木工場。
  3. 開設 1973年
  4. 敷地;延べ面積;約292ha(工場敷地含む)
  5. 設備概要 一周約6.5Km 幅員約20m(安全帯含む)オーバルコース 
  6. 直線部 約2.0kmx2
  7. コーナー半径 約420m  曲線長約1300mX2カ所
  8. 曲線部最大バンク角 ?度
  9. バンク設計速度 ?km/h
  10. 舗装 コンクリート/バンク部、アスファルト/直線部、
  11. 付帯コース スキッドパッド、ダートトラック(未舗装路)、各種舗装路(コンクリート、各種アスファルト、煉瓦舗装路、石畳舗装路、など)
  12. 付帯設備 ゲストハウス、管理棟、研究棟(屋内試験設備)、

栃木工場と周辺の観光ガイド

じゃらんの栃木工場ガイドはこちら

日産自動車 茂木試験場

所在地 〒321-3535 栃木県芳賀郡茂木町大字鮎田555−番地

※Google earth Mode(航空写真モード)で閲覧するとコースの全容を確認することができます。

旧知の仲のUDトラックや自動変速機を供給しているジャトコエンジニアリングも共用しています。

オーバルトラック高速周回路を基本とした構成で、ほとんどの走路はインフィールドにあります。(一部アウトフィールドにオフロードのコースも設定されています。)

UDトラックスも利用しているので、アウトフィールドにダンプなどの建設重機の試験施設もあります。

2つのオーバルコース

追浜工場 旧試験路旧・村山テストコースのように日産の伝統ともいえるコースは一で、メインストレッチ?側の内周に接して、ショートリンクが設けられています。

メインオーバル

旧谷田部・城里試験場のように国内のオーバル標準の逆時計回りで運用されている!

最外周に安全側線が設けられたコーナー部3車線(内バンクは外側2車線)、メインストレッチ5車線うち最内周はサービスロード、内周がわ2車線(4レーン)がSpecial Surfaces Trackで実質高速周回路は2車線。

設計最高速度210㎞/h?

サブオーバル

こちらは、メイン・バックストレッチ共にSpecial Surfaces Trackで両端のバンク付き転回路でつないだようなコースで国内では珍しく逆時計回りで運用されている。

東側の第1転回路は2車線で内側が浅いバンク付き。

西側第2転回路が3車線で、最外周と再内周は、ほぼフラット中央1っ車線だけが浅いバンク。

サブオーバルインフィールドには東端にSpecial Surfaces Trackで作られたスロープが、西側には両単位転路のあるプールなどのSpecial Surfaces Trackが設備されている。

東端部のワインディング

東端部には、サーキット走行を模した2車線相当幅のワインディングがある。

バックストレッチ内周のスキッドパン

今となっては小ぶりだが常設のスキッドパンが設置されています。

全体的には量産車両の開発試験というよりはFord Automatic Transmission New Product Center(※1)のように主にジャトコ製品の開発試験に用いられているようです。

参※1)当サイト関連記事 米国編《バンク伝説》Big 3 の proving groundはこちら。

追浜工場付属施設「GRANDRIVE」

現在のコースレイアウト

※Google earth Mode(航空写真モード)で閲覧するとコースの全容を確認することができます。

2000年にはもはや高速周回路による連続高速試験は必要なくなり、2007年に第1・2周回路を統合し、大幅にコースレイアウトを変更したた高速コース(ワインディングロード)に生まれ変わった。

このとき旧第1周回路にあった第1コーナー、インフィールドにあったサブ周回路の(バンク付き)第1コーナーも撤去され、バンクは最終コーナーだけに成った。

もと第2周回路の東第3・4・5コーナーのあったインフィールド部分には、衝突試験棟と車両発射カタパルト設備が設けられた。

その後何度かの小変更で現在のレイアウトと成った。

旧コースバックストレッチ側あった短絡路は波状路、往復で4レーンの各種舗装(あれた路面、石畳、コンクリートなど_)に改装された。

同様に旧第2周回路のメインストレッチ部分も各種舗装路に改装された。

日産自動車追浜工場 試験路のこれまでの歩み

1962年3月の工場完成に先立つ9ヶ月前の1961年6月に旧 追浜テストコースが完成した。

1969年(昭和44年)4月 に 実車風洞実験設備が1975年(昭和50年)10月には全天候実験室(屋内実験施設)が完成し日産自動車の開発試験センターとして機能していた。

1973年に栃木工場・テストコース(高速周回路)が完成し、量産車の開発・試験はそちらに移った。

2007年(平成19年)9月 に現在のワインディングロード主体のレイアウトコース「GRANDRIVE」が完成し、NISMOなどの外部団体も利用できる施設に変化した。

参※旧テストコースについては当サイト関連記事 語り継がれている世界のバンク跡 をご覧ください。

「GRANDRIVE」(現コース)の施設データ

  1. 運営団体/所有者
  2. 開設 2007年9月
  3. 設備概要 、クローズドサーキット
    1. ロードコース 全長 約3.8Km、コース幅約7~14m(安全帯路側帯含む) /セーフティーゾーン約5~50m、コーナー数;13
  1. メインストレッチ直線部 長さ 約920m
  2. 最終コーナー曲線部コーナー半径 約50m
  3. バンク設計速度 ?km/h
  4. 舗装 アスファルト、コンクリート、
  5. 付帯コース スキッドパッド、ダートトラック(未舗装路)、各種舗装路(コンクリート、各種アスファルト、煉瓦舗装路、石畳舗装路、など)
  6. 付帯設備 管理棟、パドック(試験路整備場&スタッフ控え室)、整備工場、屋内実験施設(衝突実験等、)環境実験棟

 

公開:2020年7月15日
更新:2021年1月20日

投稿者:デジタヌ


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