旅するタヌキ 

しいきアルゲリッチハウス の施設ガイド

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しいきアルゲリッチハウス

Official Website http://www.argerich-mf.jp/haus/usage-info.html

しいきアルゲリッチハウスのある別府市のあらまし

大分県の東部のほぼ中央に位置し、由布岳、鶴見岳を中心にした連山を背に、別府湾に流れ込む朝見川、春木川、境川などの下流域に広がる平野でできている。

別府といえば、別府温泉と高崎山のお猿さんで有名なところ。

源泉数は2,300ヶ所以上で日本の総源泉数の約10分の1を占め、湧出する湯量も日量125,000キロリットルにも及び日本最大。

国際会議観光都市にも認定されており年間800万人を超える観光客でにぎわっている。

観光都市の一方でJR日豊本線の別府市内の各駅からも大分市中心部まで10〜30分程度の距離で、大分市のベッドタウンとしての役割も担っている。

1871年に完成した別府港は、現在も関西方面からのフェリー客でにぎわっている。


推計人口、120,285人2017年10月1日

別府ー大分 14分/280円/JR/12.1km

別府ー(大分空港)-(羽田空港)ー品川 4時間19分/42,100/バス/JAL/京急

別府市の観光ガイド

じゃらんの周辺観光ガイドはこちら

別府アルゲリッチ音楽祭の為に造られたホール(サロン)

公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団が別府アルゲリッチ音楽祭と若手演奏家の場として創建した。

しいきアルゲリッチハウスのロケーション

ところ  大分県別府市野口原3030-1

アクセス

最寄りの駅 別府駅

しいきアルゲリッチハウスがお得意のジャンル

公式公演カレンダーはこちら

しいきアルゲリッチハウス

  • 別府アルゲリッチ音楽際(※ガイド記事はこちら)の会場となっている。
  • ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われている。
  • またパーティー・レセプションなどの会場としてもつかわれている。

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

永田音響設計の自画自賛レポートはこちら)

13.2m□の正方形の平土間音楽堂?というとんでもない仕様のホール!

天井高さが9mと高いのが唯一の救い?

ホール周囲壁面は木質のグルービング材をアンギュレーションを持たせて設置してある。(※関連解説記事はこちら)

天井はプラスターボード製の大型一体成型でこしらえたヴォールト(蒲鉾天井)天井(※1)

ホール音響評価点:64点

§1,「定在波対」策評価点:12点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:18点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:14点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
  • 最前列6席(中央部)の「定在波被害者」分 ー6点を減じました!

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

しいきアルゲリッチハウスの施設データ

  1. 所属施設/所有者 公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団
  2. 指定管理者/運営団体 公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団
  3. 開館   2015年
  1. 設計  東九州設計工務(株)+(株)水野宏建築事務所+(株)佐伯建設 (音響設計 By Nagata Acoustics Design)
  2. ゼネコン (株)佐伯建設

ホール仕様

  1. ホール様式 平土間音楽専用ホール。
  2. 客席   約13.2mx約13.2m、有効床面積約174.24㎡(約105畳)最高部高さ約9m 1フロアー 
    • 収容人員150席(スタッキングチェアS)、
    • フローリング、
  3. 舞台設備 バトン類
    • オーケストラひな壇(可動分割迫り)、エプロンステージ迫り(可動床客席収納)、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、
    • スタインウェイ ピアノ D-274 (No.531520)
  1. 付属施設 
    • 控室、洋室楽屋X
  1. 付帯施設利用料金等 詳しくはこちら公式ガイドへ。

野外ステージ

  1. 客席床面積 106.5㎡(約32畳)
  2. 舞台設備 間口5.1mx奥行3.9m明晰19.89㎡

付属施設・その他 

  • 付属施設 
    • 楽屋x1、エントランス、ホワイエ、控え室、

別府市の主な出来事

1871年(明治4年)5月30日 - 別府港(後の楠港)完成。
1873年(明治6年) - 大阪開商社汽船「益丸」就航。
1879年(明治12年) - 竹瓦温泉開設。上総掘りが導入され温泉掘削が盛んとなる。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、速見郡別府村・浜脇村・御越村・石垣村・朝日村が発足
1893年(明治26年)4月11日 - 町制施行で別府町、浜脇町誕生。
1900年(明治33年)5月10日 - 豊州電気鉄道(後の大分交通別大線)が開通。
1906年(明治39年)4月1日 - 浜脇町と別府町が合併し別府町が誕生。
1911年(明治44年)7月16日 - 別府駅開設。

1923年(大正12年)7月15日 - 日本航空株式会社が別府 - 大阪間に水上機による定期航空路を開設。

1924年(大正13年)4月1日 - 市制施行で別府市誕生
1925年(大正14年)1月1日 - 御越町が亀川町に改称。
1928年(昭和3年) - 別府市公会堂(別府市指定文化財)完成。
1929年(昭和4年) - 別府遊園(ラクテンチ)開業。
1935年(昭和10年)9月4日 - 石垣村、朝日村、亀川町を編入。
1950年(昭和25年)5月16日 - 別府競輪場を開設。
1950年(昭和25年) - 第1号国際観光温泉文化都市に指定される。
1952年(昭和27年)2月 - 第一回別府大分毎日マラソン大会開催。
1956年(昭和31年)4月1日 - 日出町の一部・南端村の一部・挾間町の一部を編入現在の市域となる。
1960年(昭和35年) - 関西汽船3000トン級客船「くれない丸」大阪天保山ー別府港定期航路に就航。
1962年(昭和37年)12月 - 別府ロープウェイ開通。
1964年(昭和39年)10月 - やまなみハイウェイ(九州横断道路)開通。
1966年(昭和41年)9月6日 - 日豊本線別府駅付近高架化工事完工と同時に亀川駅〜東別府駅間複線化。
1967年(昭和42年)9月15日 - 日豊本線の別府市内全区間を含む新田原〜幸崎間電化。
1972年(昭和47年)4月5日 - 大分交通別大線廃止。
1979年(昭和54年) - 別府竹細工が通商産業大臣によって伝統工芸品に指定される。
1989年(平成元年)7月 - 大分自動車道湯布院 - 別府間が開通。別府湾サービスエリア開設。
1992年(平成4年)12月 - 大分自動車道別府 - 大分間が開通。
1995年(平成7年)7月 - コンベンション施設ビーコンプラザが完成。
1998年(平成10年)11月 - 第1回別府アルゲリッチ音楽祭を開催。
2011年(平成23年)3月 - 別府駅前再開発事業(別府近鉄百貨店跡)に着手。
2012年(平成24年)9月 - 「別府の湯けむり・温泉地景観」が国の重要文化的景観(文化財)の選定を受ける。

デジタヌの独り言

永田音響設計がプロジェクトに参加していながらなぜこんな(正方形)ものをこしらえてしまったのか?

不可能に挑戦し、イグノーベル賞でも狙ったのか?

正多角形ホール、特にスロープの無い平土間ホールは『対抗する並行面』が多く、定在波(※2)の嵐になってしまう!

したがって通常は「タブー」とされている形状!(※関連記事はこちら

壁面にアンギュレーションを持たせたりしては入るが、この程度の5㎝程度の段差では気休めにしかならない!

標準的なホールお勧め座席配置(※3)をした場合、正面2列4人の席は特定周波数の音が消える「ミステリースポット」となることは必須!

素人に解かり易すく言えば『大吊金の中』では音が無くなる!のと同じ理由。

兵庫県立芸術文化センターの「神戸女学院・小ホール」(※ガイド記事はこちら)のように壁面を極端にスラントさせるか、変形4変形にでもしない限りは定在波退治はできないのはジョーシキ!であり基本中の基本!エコールーム(※4)でさえ、その点には留意してある。

...タクーどうしてこんな代物をこさえてしまったのか?全く理解に苦しむ。

※1ヴォールト(蒲鉾天井)についてのWikipediaの解説はこちら

※2.、定在波の悪影響に関するnatuch音響さんの解説記事はこちら

※3、出入口対抗面をステージに見立てコの字型にピアノの周りを取り囲む配列(公式平面図参照

※4、エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。

公開:2017年11月13日
更新:2018年4月23日

投稿者:デジタヌ

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