旅するタヌキ 

ティアラこうとう のガイド

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ティアラこうとう

かわいいネーミングなので「コアラこうとう」とよく間違えられる?「ティアラこうとう」。

かわいい「ティアラこうとうジュニアオーケストラ」をレジデンス団体に持つ、江東区ご自慢の施設。

ティアラこうとうのあらまし

開館当時最新鋭、日本初の「可動プロセニアム」を備えた、シューボックス型多目的ホールとして注目された。

ティアラこうとうのロケーション

  • 所在地  東京都江東区住吉2-28-36

都営新宿線・東京メトロ住吉駅からすぐ、猿江恩賜公園の中にある江東区立の文化施設。

川を挟んで、東京都立科学技術高校、広大な公園の北西の端には区立毛利小学校、当館の南には東京FC深川グラウンド、江東区スポーツ会館、等がある文教地区。

又対岸には、ザ・ガーデンズタワーが新大橋通り沿いにLIXIL資料館、その北側に日本ヒューレットパッカード等の、商業施設や高層コンドミニアムが建つ東京の先端エリアでもある。

又、目黒パーシモンホールのある錦糸町駅からも地下鉄で1駅と近い。

ティアラこうとうこれまでの歩み

1965年2月、日本の音響設計の草分け故佐藤武夫先生の設計による名建築であり現在の多目的ホールのモデルとなったの旧公会堂が開館。

1992年 老朽化と新耐震基準に合致していないために閉館取り壊し!
1994年12月、建て替え施設「ティアラこうとう」竣工

ティアラこうとうがお得意のジャンル

大ホール

プロオーケストラ、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

クラシックのアーティスト以外にも「エンタテイナーによるステージショウ」も行われている。

大ホールは、オーケストラ公演、各種コンサートやバレエ演劇などを中心に使用されている。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団準フランチャイズ

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の準本拠地であり、テレビ朝日題名のない音楽会」の収録も行われている。

レジデントジュニアオーケストラも主宰

ティアラこうとうジュニアオーケストラを擁し後援している。

小ホール

プロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

ティアラこうとうの公式Webサイト&公演チケット情報

https://www.kcf.or.jp/tiara/

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

小ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

ティアラこうとうへのアクセス

都営地下鉄新宿線東京地下鉄半蔵門線住吉駅下車、A4出口より徒歩4分
都営バス東22系統、錦11系統「住吉駅前」下車、徒歩5分
都営バス錦28系統「江東公会堂前」下車、徒歩1分

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

施設面から見たホールの特色

(詳しくはこちら公式ページ)

東側は横十間川、南と西側は公園の並木、新大橋通りに面してはいるが十分の間合いを取った、優れた立地にある。

2フロアーの 1,300人収容の中規模シューボックス型大ホールと、140名収容のカワイイ小ホールの2つの施設を持つ会議室などを備えた複合施設。

大ホール(詳しくはこちら)

シューボックス型のプロセニアム型中規模多目的ホール。

1994年当時国内初の最新設備の可変プロセニアムを採用したシューボックス型多目的ホールという最近流行りだしたホールの走り。

可動床のオーケストラピット、可動反響板、バトン類、可動天井反響板、子迫り、脇花道を設備し、コンサート&演劇両対応の多目的ホールと成っている。

可動反響板&可動プロセニアム機構により、ホール一体型のオープンステージシューボックスコンサートホールと成る。

客席周辺の側壁と2階席の前縁はツンツルテンの人造大理石!?。ホール中層部2階バルコニー&テラス席周辺は木質パネルと少々奇異なコンビネーション壁ではあるが、2階席の前縁はラウンドさせてあり、中層部には装飾柱、装飾梁、音響拡散体、も配置されており、上層部から折上げられた天井など、残響(初期反射と後期残響)にも一応の配慮(※関連詳細解説記事はこちら)はされている。

小ホール(詳しくはこちら)

扇形ホール(半円形ホール)と言うふれこみだが、正確には扇形客席配列の6角堂オープンステージ小ホール。

オープンステージではあるが、バトン類は装備しており、演芸、小演劇にも対応した緩やかなスロープを持つ多目的ホール。

リハーサル室(詳しくはこちら

天井は低いが防音・防振で音響にも配慮した「まあまあ使えるリハーサル室」。

詳細データ

  1. 所属施設/所有者  江東区江東公会堂/江東区。
  2. 指定管理者/運営団体 (公財)江東区文化コミュニティ財団/江東区。
  3. 竣工   1994年2月
  4. 設計  久米設計
  5. ゼネコン 鹿島建設多田建設土屋組・丸石工業による共同企業体(JV)
  6. 内装(音響マジック) 舞台音響「不二音響」

大ホール

  1. ホール様式 、『シューボックスタイプ』多目的ホール。
  2. 客席   2フロアー(2階バルコニー&テラス)  1,300席(1階 848席、2階 386席、親子席 4席、立見席 62席)
  3. 舞台設備 プロセニアム形式、間口:16m 奥行: 高さ:6or8m、脇花道、、小迫り、ブドウ棚(すのこ)、可動プロセニアム、可動反響版、オーケストラピット(可動床)、バトン類、オーケストラひな壇(可動分割迫り)
  4. その他の設備 、楽屋x6、

小ホール

  1. ホール様式 変形6角堂 多目的ホール。
  2. 客席   1フロアー扇形配置 収容人員 140名、
  3. 舞台設備 オープンステージ形式、バトン類。
  4. その他の設備 、、楽屋x2、

付属施設・その他(詳しくはこちらとこちら

デジタヌの独り言

バブル経済崩壊の余波?

バブル経済崩壊の影響をまともに受け、税収が切迫している時に計画、建築された。

為に、音響設計にはそれほど注力していない様で、当時既に一般的していた「1/10」スケールモデルによるモデル実験やコンピューターによる音響「シュミレーション」等のシュミレーション実験はおろそかにされたのであろう、勘と経験と従来手法の模倣・踏襲だけでデザインされた様なフシがある。

以前の旧公会堂が「日本の建築音響学の父」故佐藤武夫先生の手になる、響きの良さで定評のあったホールだけに残念なところではある。

大ホールは低音域がブーミーな多少癖のある音響

この設計事務所が手がけた作品は、内装に「石材、打放しコンクリート壁」を好んで使用する傾向があり、石材使用には自信がある様であるが...。

天井が高いのと、パイプオルガンが装備されていないので、波長26m/13Hzと言った長波長の重低音による定在波共振は考慮しなくてもよく、完全直方体に近いこのようなデザインになったのであろう。

せめて中・上層部はホール内側にスラント(内傾)させていただきたかった。

悪くは無いが、低音域がブーミーな多少癖のある音響ではある。

小ホール

出ました6角堂ホール!「東京文化会館・」の紛い物?

かなり癖のある「響き」が特徴?のホール。

道理で余り利用が無い様ではある。

このデザイン(設計)では、落語会等の演芸や、講習会などの講演ぐらいしか使えないだろう!(※詳細技術解説記事はこちら}。

1982年のザ・シンフォニーホール、1986年のサントリーホール、1989年のオーチャードホールと音響設計の概念と手法が定着し当館が竣工した1994年前後には、宮崎市・アイザックスターンホール、北九州市・響きホール、所沢市・アークホール、岐阜市・サラマンカホール、彩の国さいたま芸術劇場・音楽ホール、浜松・アクトシティー中ホール、等々...ほとんどの銘ホールが一気に登場した年でもあったのに...。

日本最初の、可動プロセニアム装備位しか誇れる物が無いとは...。

江東区さん、デザインコンペ参加(入札)作品をもう少し慎重に吟味した方がよかったのでは?

公開:2017年9月10日
更新:2018年4月 4日

投稿者:デジタヌ

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