磐田市民文化会館 《ホール音響Navi》
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Official Website http://www.iwatabunka.info/
磐田市民文化会館のあらまし
磐田駅から近い二之宮東にあるリハーサル室を備えた1500席の多目的ホール。
磐田市民文化会館のロケーション
ところ 磐田市二之宮東3−2
磐田駅北口駅前の磐田駅前交差点を右に折れ4つ目の信号のある県道43号線を左折しそのまま道なりに北に進んだ左側県道43号線沿いに磐田市文化振興センターの建て屋とともにたたずんでいる。
市街地ではあるが周辺は住宅地である。
磐田市民文化会館へのアクセス
公共交通機関
JR東海道本線、磐田駅より
遠鉄バスで3分。
徒歩で10分。
マイカー利用の場合
東名高速道路磐田インターチェンジより車で約15分。
国道1号磐田バイパス見付インターチェンジより車で10分。
磐田市民文化会館のある磐田市のあらまし
推計人口、166,671人/2018年3月1日
磐田駅-静岡市 1時間/1,140円/在来線/65.7km
磐田駅ー(掛川)ー品川駅 1時間51分/8,290円/在来線-新幹線/239.1km
静岡県西部にある市。
磐田市民文化会館がお得意のジャンル
松竹大歌舞伎の地方公演の舞台となっている。
オーケストラコンサート、・バレエ公演、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席、などの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。
磐田市民文化会館の公演チケット情報
施設面から見たホールの特色
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
大ホール
平戸間(オーケストラピット部)と緩やかなスロープを持つ1スロープのプロセニアム型多目的ホール。
ホール客席周辺壁面はアンギュレーションをもうけた、建設当時流行っていたタイル張りのいわゆる「エコールーム仕様(※1)
大向こう通路背後壁面は全面音響グリルで表装された吸音壁。
大向こう上部はホール内部に張り出した調整室となっており、下面は大向こう上部からなだらかにつながったコーナー反響板が、天井反響板とつながっている。
プロセニアム上縁前部にも同様に大型コーナー反響板がしつらえられている。
ホール音響評価点:80点
§1,「定在波対」策評価点:38点/40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。
§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:10点/20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。
§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:12点/20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。
§4,客席配置への評価点:20点/20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ はこちら。
リハーサル、練習室
リハーサル室;床面積約110㎡(約66畳)天井高さ;約3.1m フローリング床、
バレエ・ダンスレッスンバーを装備した壁面ミラー(カーテン付き)を備え、セミコンサートピアノ、を装備している。
壁全面有孔音響ボードで表装された遮音(吸音)構造を持ち、アンギュレーションを持たせている。天井は一般事務所用の石膏ボード。
ルーム音響評価点:50点
※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。
§1,「定在波対策」評価点:25点/50点満点
- ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2、「初期反射」対策評価点:25点/50点満点
- ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
磐田市民文化会館の施設データ
- 所属施設/所有者 磐田市民文化会館 /磐田市。
- 指定管理者/運営団体 磐田市文化振興センター/磐田市。
- 開館 1979年
大ホール
- ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 1スロープ
- 収容人員1500席、
- 内訳;固定席X1492席、車椅子用スペースX8、
- 可動床、1階平土間中央部千鳥配列、
- Pタイル張り、
- 舞台設備 ステージ幅約40m奥行約14ⅿ、面積約560㎡;約338畳、プロセニアムアーチ:間口:約20m、(実効面積;約280㎡;約169畳)高さ:約9m、ステージ、ブドウ棚(すのこ)高さ:StL+19.8m、バトン類、
- 脇花道、花道用所作台、大・中・小迫り、所作台、
- 松羽目、鳥屋囲い、金・銀屏風、紅白幕、浅黄幕、紗幕、地絣、
- 反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、オーケストラピット&エプロンステージ迫り(約86.7㎡;約52畳)、バレエ用シート
- 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイド:(舞台図面&舞台設備使用料金表)
- 付属施設
- 洋室楽屋X3、和室楽屋x1、化粧室x8、シャワー室(男女各々x1)、
- リハーサル室、
- その他の備品 フルコンサートピアノ
- 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。
参照覧
※1、エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。
※、定在波の悪影響に関する解説記事はこちら。
※、「都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?」はこちら。
※、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。
※、アクリルエマルションペイント仕上げのプラスターボードについての建材メーカーの解説記事はこちら。
公開:2018年4月 4日
更新:2022年9月30日
投稿者:デジタヌ
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