狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

ベイシア文化ホール/群馬県民会館 《ホール音響Navi》

,

1971年10月29日開館の年期の入った建物で、最近耐震補強も含めた改修で素晴らしいホールにリニューアルオープンした。賢明な地方自治体が運営するホールのお手本のような施設。

ベイシア文化ホールのあらまし

Official Website http://www.gunmabunkazigyodan.or.jp/kenmin/

前橋市の誇る県内最大の大ホールを有する、複合文化施設。

ベイシア文化ホールのロケーション

ところ   群馬県前橋市日吉町1丁目10−1

JR前橋駅北方約1.6km徒歩で25分のところにある。周辺は住宅街で、緑地のある一角に、商工会議所、群馬県立図書館などと佇んでいる.

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

ベイシア文化ホールへのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

JR前橋駅よりバス県民会館前下車

マイカー利用の場合

(※駐車設備が少ないので公共交通機関利用がおすすめ)

関越自動車道前橋IC、より国道17号線経由1時間/5.4km/混雑時。

ベイシア文化ホールがお得意のジャンル

大ホール

新日本フィルハーモニー交響楽団のオーケストラコンサートやバレエ公演

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席、トークショー、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

小ホール

主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、ジャズコンサート、落語・演芸寄席、トークショー大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

ベイシア文化ホール(群馬県民会館)で催されるコンサート・イベントチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

ベイシア文化ホール以外の群馬県の劇場

『群馬県下にある公共ホールのまとめ』ページはこちら

施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

(公式施設ガイドはこちら。)

住宅地の中の公園の中という好条件に恵まれた環境にある地上5階地下1階建ての鉄筋コンクリート建築の複合文化施設。

大ホール

公式施設ガイドはこちら。)

平土間(オーケストラピット部)から続く緩やかなメインスロープと2階バルコニー席を持つ2層構造のプロセニアム形式多目的ホール。

近年大改修され、壁面、天井、ステージ反響板が一新した。

壁面は大胆にアンギュレーションと段差のあるプラスターボード製の反響板に換装された。

メインフロアーも含むホール側壁はであるが外傾スラントさせてあが...音響拡散体などの不可物は一切無いプレーンな反響板。

特徴的なのは天井反響板で、後半バルコニー上部は緩やかなカーブを持つ凸面ブリッジパネルを段差をつけて数列配置し、ホール前半部は、多数のパネルを段差を持たせて凹凸を持たせて配置した複雑なデザインになっている。

両側壁のデザインとも合わせ、後期残響(※1)は天井反響板で創出する手法。

大向こう背後壁面も同様の設えになっており、スラントはさせていないが2階左右のコーナーは大きく面取りされている。

プロセニアムの表装も改修され脇花道背後壁にはランダムに横棧が配置されている。

又サイド照明コラムのフードも大巾にデザイン変更され上下左右が解放された反響板に換装された。

ステージ反響板もこれに合わせ、大胆なアンギュレーションを持たせた側面上部それぞれ3分割

背面一体型の物に換装された。

今風にホールと隙間無く繋がる、完全一体型の重量級では無いが、両サイド、天井反響板共にホールろな滑らかに繋がり、「程度な隙間」のおかげでダクト効果の無く、癖の無い自然な韻となっている。

ホール音響評価点:92点

§1,「定在波対」策評価点:39点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:19点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:14点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:20点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

定在波対策はほぼ完璧で、このことが高得点に繋がったのは褒められる.

壁面を外傾スラントさせたことも有り、残響は天井反響板にまかせ「天井から降り注ぐ心地よい残響」創出を狙ったのであろうが、左右両側壁にも「音響拡散体」を配置すべきでは無かったか?

小ホール

(公式施設ガイドはこちら。)

建設当時流行った多角堂のうちの方形ホールの一種。

方形のコーナーにステージを配置し、対角線上にスロープを形成し客席を扇形配置したホール。

当時としては天井が高い点と長方形である点が救われる。

方形ではあるが正方形に近い長方形で、さらに後部に当たるコーナー部分が大きく面取りされ、上層部がホール内部に張り出した調整室となっている。

当時流行ったコーナー配置のステージはセミオープン?ステージで、基本3角形のステージと中央が客席側に凸出した上部'プロセニアムが特色となっている。

舞台から見て扇形の左右非対称の客席配置をとっている。

上手側の大向こうに、構造体の打ち放しコンクリート8角柱が露出しており音響拡散体として機能している?

壁面は垂直のプレーンな木質壁に幅50cm程度の溝が左右3ヶ所着られている。

大向こうの左右壁面には残響調整用の音響すだれカーテンが左右に3枚ずつかけられている。

ステージ背面反響板はコンクリート製の仕切り構造で面取りしたようにコーナーに配置されている。

天井は前後左右(客席上クロス)に渡された塗装仕上げの打ち放しコンクリートクロスメンバー(梁)を音響拡散体に用い、塗装仕上げの一般建築用の石膏ボードで表装した格子天井としている。

ホール音響評価点:69点

§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:14点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:16点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:29点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

総評

7・8列の24・25番辺りの席が定在波の悪影響(※2)で「ミステリースポット」となって入ると推察出来る。

次回の改修で、客席左右(上手下手)の溝のある壁面を「内傾スラント」させれば解決でき、老兵ではあるがまだまだ頑張れる素晴らしいホールに変身するであろう。

リハーサル、練習室、音楽スタジオ

(公式施設ガイドはこちら。)

2室のリハーサル室を備えている。

第1リハーサル室;床面積約67㎡(約40畳) Pタイル床、

側壁は部分有孔音響ボードで、天井は有孔音響石膏ボード部分表層されている。防音室。

第2リハーサル室;床面積約100㎡(約60畳)天井高さ; フローリング床、

バレエ・ダンスレッスンバーを装備した壁面ミラー(カーテン付き)を備え

壁面は部分有孔音響ボードで表装された遮音(吸音)構造を持ち、

同じく部分有孔音響ボードで表層された折り上げられた組格子天井を持つ。

ルリハーサル室ルーム音響評価点:50点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1,「定在波対評価点:25点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:25点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

ベイシア文化ホールの施設データ

  1. 所属施設/所有者 群馬県民会館/群馬県。
  2. 指定管理者/運営団体  群馬県教育文化事業団/群馬県。
  3. 竣工・開館   1971年10月29日開館
  4. 音響改修 ヤマハサウンドシステム

大ホール

  1. ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   2スロープ2フロアー 
    • 収容人員1994席、
    • 内訳;1階固定席X1647席、1階(オーケストラピット部可動床)可動席X124席、車椅子用スペースX3、立ち見席224人
    • 2階席X350席、
    • Pタイル張り、通路部絨毯敷き
  1. 舞台設備
    • 基本仕様プロセニアム形式;有効幅約29m(ステージ最大幅約40m)x有効奥行き約13.6m(最大奥行き約14.5m)有効面積約394.4㎡(約238畳)プロセニアムアーチ:間口約20m、高さ約10m、実効面積;約272㎡(約164畳)ステージ高さ;FL+88cm、ブドウ棚(すのこ)バトン類
    • 反響板設置時;プロセニアムアーチ:間口約20m、高さ約10m、最大奥行き約12m、実効面積;約200㎡(約120畳)ステージ高さ;FL+約88cm、
    • 付属舞台;可動床客席収納システムオーケストラピット&エプロンステージ迫り;最大幅約19.3m最大奥行約4.8m有効面積約80㎡;約48畳、レベル設定;Gl+約ー2.62m~+2.08m、脇花道、
    • 舞台設備(装置&設備);奈落、大・小迫り、
    • 仮設資材;所作台、講演台、演台、司会者台、花台
    • 大・小道具:松羽目、竹羽目、屏風
    • 幕装備:緞帳、紗幕(白&黒)大黒幕、、スクリーン
    • 定式幕(ホリゾント幕、中ホリゾント幕、暗転幕)、
    • コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    • 、和太鼓(口径不詳)バレエ用シート
    • 映像設備;16mm映写機
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 洋室楽屋X6、シャワー室(男女各々x1)、
    • レジストレーションカウンター、ホワイエ、

小ホール

  1. ホール様式 、◇形、セミプロセニアム形式多目的ホール。
  2. 客席   約24mx約22m、有効床面積約530㎡(約320畳)天井高さ(最高部)約7m 1スロープ1フロアー 
    • 収容人員499席、
    • Pタイル張り、通路部絨毯敷き
  1. 舞台設備
    • 基本仕様プロセニアム形式;有効幅約14.5m(ステージ最大幅約22m)x有効奥行き約7.5m有効面積約41㎡(約24.5畳)プロセニアムアーチ:間口約11.5m、高さ約5.5m、実効面積;約31㎡(約19畳)ステージ高さ;FL+80cm、バトン類
    • 仮設資材;所作台、
    • 大・小道具&照明器具:屏風、スポットライト、ミラーボール、
    • 定式幕(ホリゾント幕、中ホリゾント幕、暗転幕)、
    • コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    • 映像設備;液晶プロジェクター(8k.4k,UHD、HDなどの対応解像度不明)、16mm映写機
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 洋室楽屋X1、ホワイエ、

付属施設・その他 

  • 付属(共用)施設 
    • 浴室、シャワー室(男女各々x)、更衣室、
    • リハーサル室x2、
    • 特別会議室、会議室x9、
    • 和室
    • 研修室x、創作アトリエ、陶芸室、木工芸室、調理実習室、絵画室、
    • 視聴覚室、多目的室、展示室x2、市民ギャラリー、
    • エントランスホール、総合案内カウンター、ロビー、売店
  • 共用備品
    • フルコンサートピアノ(スタインウェイフルコンサート、ヤマハフルコンサート、カワイグランド5型)、チェンバロ(メーカー不詳)、和太鼓(口径不詳)バレエ用シート
    • 映像設備;液晶プロジェクター(8k.4k,UHD、HDなどの対応解像度不明)、DVDプレーヤー。
  • 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ

デジタヌの知っておきたい豆知識

ベイシア文化ホールのこれまでの歩み

1971年県庁所在地変更90周年、群馬県誕生100周年を祝うために建設された。

近年耐震補強などの大規模な改修麹を実施してリニューアルしている。

参照覧

ベイシア文化ホールのある前橋市とこれ迄の歩み

群馬県

推計人口、1,951,183人/2018年4月1日

前橋市

群馬県の県庁所在地。
推計人口、334,299人/2018年4月1日

前橋ー(高崎)-東京 2時間23分/1,940円 /両毛線ー高崎線

高崎市と前橋市の対立関係から見た歴史

1598年(慶長3年):井伊直政により、高崎城が建設される。
慶長6年(1601年) - 譜代大名酒井氏、前橋藩主となる。
慶安2年(1649年) - 厩橋を前橋と改名する。
1717年(享保2年):松平輝貞高崎藩主となる。以後明治維新に到るまで松平家が代々高崎藩主を勤める。

江戸時代初期には東国の北の守りとして主に譜代大名が上州に配置され、前橋藩、高崎藩、沼田藩、館林藩、安中藩、小幡藩、伊勢崎藩、吉井藩、七日市藩などがあり、交代寄合旗本では岩松(新田)氏の岩松陣屋があった。また岩鼻には上野国内の幕府領を支配する代官の陣屋(岩鼻陣屋)が置かれていた。

高崎の藩域は、初代高崎藩主井伊直政の時代を除いて前橋藩を上回ることはなかった。

しかし前橋藩主松平氏が明和4年(1767年)の利根川の氾濫で 被災した前橋城を廃し前橋藩は川越に移城し、川越藩の分領となったことから、陣屋のみになった前橋は発展から取り残された。

慶応3年(1867年) - 前橋藩主 松平直克、川越城から再築された前橋城へ帰城

明治4年(1871年)7月14日(8月29日) - 廃藩置県で前橋県など9県並立。同年12月10日 - 第一次群馬県成立(上記の9県の内、館林県を除く8県が統合される)。県庁が高崎に置かれる。

1871年12月10日:廃藩置県で群馬県の県庁所在地となる。

1872年6月15日 - 群馬県庁が高崎から前橋に移る。
1873年(明治6年)6月15日 - 入間県と合併し熊谷県となる。県庁は熊谷に置かれる。
1876年(明治9年)8月21日 - 第二次群馬県成立。(熊谷県を廃止し山田郡、新田郡、邑楽郡域を統合するしほぼ現在の群馬県の県域となる)。県庁が再び高崎に置かれる。

1881年(明治14年) - 太政官布告で群馬県庁の所在地を高崎から前橋に改定。

両市の競合・対立関係は、明治初期の県庁誘致合戦に端を発すると言われている。

現在の群馬県が成立した当初県庁は前橋に置かれていたが、一時県庁は高崎に移転して置かれた。

当時、生糸の輸出で財を成していた前橋では、県庁を厩橋城跡に誘致する事を明治政府に提案し、10万円の移転資金を負担することで移転を了承する約束を取り付ける。

新政府もこの巨額な資金を用意するのは不可能であろうと考えていた。

しかし首謀者の下村善太郎は高額納税者に請求書を送りつけるなどの強引な資金集めをして、やっとこさ「かき集めた5万円」を持って上京し直談判を計った.。

明治政府は集まった巨額な金額に驚くと共に移転を了承した。

これによって、県庁は前橋に戻り、県庁所在地として確定した。

この当時の前橋市の経済力は大きく、多額の資金を用意出来なかった高崎と対比できる。

これにより、発展の基盤を奪われた高崎市民は、前橋に対する感情を悪化させた。

この経緯が「わだかまり」として今に残り、高崎市民・前橋市民が互いに対抗意識を抱くこととなった。

1883年(明治16年)日本鉄道よって上野 - 熊谷間などが開業。

1884年(明治17年)には上野 - 高崎間が開通した。古代から交通の要衝であった高崎は、交通の拠点として、また商都として発展することとなった。

1884年(明治17年)5月1日 - 日本鉄道上野駅 - 高崎駅間全通(現:高崎線)

同年8月20日 - 日本鉄道高崎駅 - 前橋駅間開通。
1885年(明治18年)10月15日 - 高崎駅 - 横川駅間鉄道開通(現:信越本線)。
1888年(明治21年)11月15日 - 両毛鉄道足利駅 - 桐生駅間開業。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行で。前橋町、高崎町など35町が誕生。
東群馬郡:同年11月20日 - 両毛鉄道桐生駅 - 前橋駅間開業。これにより小山駅 - 前橋駅間全通。同年12月26日 - 日本鉄道前橋駅 - 両毛鉄道前橋駅間開通。
1892年(明治25年)4月1日 - 県内で初めて市制施行し、前橋市誕生
1893年(明治26年)4月1日 - 横川駅 - 軽井沢駅間鉄道開通。
1897年(明治30年)5月10日 - 上野鉄道(現:上信電鉄)高崎駅 - 福島駅(現:上州福島駅)間が開業。
同年9月10日 - 上野鉄道 福島駅 - 下仁田駅間開業。これにより高崎駅 - 下仁田駅間が全線開通。
1900年(明治33年)4月1日 - 群馬郡高崎町が市制施行し、高崎市誕生


1910年(明治43年)7月13日 - 東武伊勢崎線新伊勢崎駅 - 伊勢崎駅間開業。これにより北千住- 伊勢崎駅間全通。

1911年(明治44年)7月1日 - 上越南線(じょうえつなんせん 現:上越線)新前橋駅 - 渋川駅間開業。

1927年(昭和2年)4月1日 - 高崎市に周辺2村を編入。
1928年(昭和3年)11月10日 - 上毛電気鉄道中央前橋駅 - 西桐生駅間開通。
1931年(昭和6年) - 中島飛行機株式会社設立。。
1939年(昭和14年)10月1日 - 高崎市に群馬郡佐野村を編入。
1945年(昭和20年)8月5日 - 前橋市・高崎市空襲(前橋・高崎空襲)。
同年8月14日 - 高崎市、伊勢崎市(伊勢崎空襲)
高崎市民オーケストラ(現在の群馬交響楽団)発足

1951年(昭和26年)4月1日前橋市が勢多郡桂萱村三俣の一部を編入し人口は約10万人。高崎市が群馬郡六郷村を編入し人口約9万7,000人となる。

1954年(昭和29年)4月1日前橋市が周辺7町村を編入し人口は約15万2,000人となる
1955年(昭和30年)1月15日前橋市が周辺2村を編入し人口約16万7,000人となる。高崎市が周辺4村を編入し人口約12万人となる。
8月1日高崎市が群馬郡長野村を編入し人口約12万5,000人となる。
1960年(昭和35年) - ダイハツ前橋製作所設立。
1965年(昭和40年)9月1日 - 高崎市が群馬郡群南村を編入し人口約17万人となる
1967年(昭和42年)5月1日 - 前橋市が勢多郡城南村を編入し、人口約22万人となる。
1980年(昭和55年)7月17日:関越自動車道高崎ICが開通。
1982年(昭和57年)11月15日:上越新幹線高崎駅開業。

1982年(昭和57年)11月15日 - 上越新幹線大宮駅〜新潟駅間開業。群馬県初の新幹線路線となる。
1993年(平成5年)3月27日 - 上信越自動車道、藤岡IC〜佐久IC間開通。
1997年(平成9年)10月1日:北陸新幹線高崎 - 長野間部分開業。
2001年(平成13年)3月31日:北関東自動車道が高崎JCT - 伊勢崎IC間で開通。

2001年(平成13年)3月31日 - 北関東自動車道、高崎JCT-伊勢崎IC間開通。
4月1日 前橋市と高崎市が特例市に移行。
2004年(平成16年)12月5日 - 前橋市が周辺3町村を編入し人口約32万1,000人となる。

2006年(平成18年)1月23日 - 高崎市が周辺4町村を編入し人口約32万2000人となる。同年10月1日 - 高崎市がさらに群馬郡榛名町を編入し人口約34万1000人となりこれにより前橋市を抜き、高崎市が群馬県内最大の都市となる。
10月10日 - 群馬運輸支局管内のうち、高崎市・安中市で自動車のご当地ナンバー「高崎ナンバー」を導入。
2007年(平成19年)11月30日 - 桐生の織物関連遺産(桐生市)、群馬県の製糸関連遺産(富岡市、高崎市、甘楽町、藤岡市、安中市)、碓氷峠鉄道施設群(安中市)が経済産業省の近代化産業遺産に認定。
2008年(平成20年)3月1日 - 北関東自動車道の駒形ICと伊勢崎ICの間に波志江PAが開設した。
2009年(平成21年)4月1日 - 前橋市が中核市に移行。5月5日 - 前橋市が勢多郡富士見村を編入し人口約34万5000人となる。6月1日 - 高崎市が多野郡吉井町を編入っし人口約37万4000人となる。
2010年(平成22年)8月1日 - 県総人口が200万人を割る。県総人口が200万人未満になるのは1994年4月1日以来。
2011年(平成23年)4月1日 - 高崎市が中核市に移行。

2014年(平成26年)6月25日 - 富岡製糸場と絹産業遺産群(富岡市、伊勢崎市、藤岡市、下仁田町)が世界遺産に登録。

同年9月16日 - 11月17日 - 群馬運輸支局管内のうち、前橋市・吉岡町で自動車のご当地ナンバー「前橋ナンバー」を導入。

デジタヌのお節介なつぶやき 

あーあ、両者が和解するのは22世紀まで待たねばならないのか?

やはりここは大局的に物事を考え、北関東の田舎町同士の争いをやめ、新設合併して「政令指定都市ぐんま市」を誕生させるべきでは無いのか!

※1、残響(初期反射と後期残響)についてのWikipediaの解説はこちら。

※2、定在波の悪影響に関するnatuch音響さんの解説記事はこちら。

 

公開:2018年6月11日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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