スピード教?の聖地 ナルド!《バンク伝説Navi》
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前書き(要約) Google earth で解き明かすNardò
一般人でも気軽に楽しめる?高速周回路
ポルシェが所有する、世界最大のサークルトラック"ナルドリング"。
一般車"スポーツ走行"可能なサークルトラックで世界屈指の高速バンク周回路!それがNardò Ringです。
一般人でも気軽に楽しめる?高速周回路 の目次
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※以下用語については 当サイトシリーズ記事プルービンググラウンドについての走路用語と解説 を参照ください。
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Youtube動画でお馴染みの"大ちゃん大好きナルドリング"は「スピード教の聖地」としてニュル同様に毎年世界各国から"スピード狂"が押し寄せる「巡礼の地」でもあります。
"ニュル"が「一筋縄ではいかない"曲がりくねった妖艶な魅力"でひきつけるmilf」だとすれば、ナルドは豪放磊落なボリュームたっぷりのイタリアンmature?といったところ...
過去において数多くの連続高速耐久世界記録が樹立された巨大なイタリアン・エロティック?(エキゾチック)バンクです。
登場以来そのエロティックぶりは今だに"スピード狂"のfiances?(muscle car)を惹きつけて、その魅力に衰えを感じさせない魔女が潜む魔窟?
現在2005年に同地で記録されたケーニグセグ・CCRの持つ市販車最高速度記録387.8km/hを破ろうと、毎年世界中から"one's property(持ち物)"に自信のある不届きもの?どもが詰めかける"secret place ?"でもあります。
参※Wikipedia関連記事 Nürburgring はこちら。
以下海外の施設については日本語版Wikipediaでは端折っている部分が散見され"訳者の思い入れ"が反映されている個所もあり、さらには情報が更新されていない場合が多々見受けられますので"英語版Wikipedia"にリンクしています。
※Google earth Mode(航空写真モード)で閲覧するとコースの全容を確認することができます。
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official site https://www.porscheengineering.com/nardo/it/
Unnamed Road, 73048 Nardò LE, イタリア
オープン 1975年
※Google earth Mode(航空写真モード)で閲覧するとコースの全容を確認することができます。
参※)Wikipedia関連記事 Nardò Ring はこちら。
(Wikipedia日本語サイトは"抜け"が多く裏付けデータに欠ける場合も多々見受けられますので、海外の事柄については英語サイトを優先してリンクしてあります。)
2012年以来ポルシェの所有となっているこの施設はナルド・サーキットとして知られ、Pista di prova di Nardò della Fiat (フィアットのナルドテストトラック)として1975年に建設されました。
サーキットといっても、レーシンクコースではなく、試験路の事です。
当時のフィアット車の高速連続耐久テストにはちょうど良い施設だったのかもしれません?
但し、現在の水準では、過度に右フロントタイヤに負担がかかり、しかもオイルラインなどにも影響する同一円のぐるぐる回りは連続耐久試験としても余り意味がなくなってきており、ベンチテストでも十分な上により細かなデータが取れるので、開発テストではなくもっぱらスピード狂への一般走行走路賃貸しでポルシェのファンサービス的な色彩が強くなってきているようです。
サークル周回路
何といっても、"バンクフェチ?"にたまらないのは、直径4㎞にも及ぶ全周12.5㎞の巨大サークルトラックで、サークル大好きな本場アメリカでもこれほど巨大な施設は、前代未聞で他には見当たりません!(※1)
参※1)当サイトシリーズ記事 かつての世界ナンバーワンGMのPGはこちら。
最内周走路でも時速100㎞、最外周は240km/hで走行しないとずり落ちる!
幅16メートルの4レーンの走路がありこれとは別に再内周に側道を兼ねたサービストラックが1レーンあり走路は逆時計回りで運用されています。
更に内周には十分な路肩を持つ2車線のアクセス道路(時計回り)があり、緊急時の走行車両へのバックアップや見学?に備えています。
内側アクセス周回路へのランプウェイは、Porsche Engineering • Nardò Technical Center • Nardò Ringが入る管理棟からアウトフィールド西部に設けられたラフ直線路に至るアクセス路と立体交差する部分に設けられています。
このアクセス路は、リング手前の検問所を過ぎたところで
、高速リング路と内周リング部の分岐部があり高速リングへの入場者量はこの部分でクロッシングして右側(車両左側)通行となり。中央2車線の往復車線を走行して反時計回りの高速リングへと侵入して最内周の側道(サービス通路)を走行して、再内周の低速レーンに侵入します。
ピットエリアは、侵入ランプウェイの反対側南東5時のあたりにある内周サービス側道が広がった部分が使用できるようです、但し一般走行では、緊急時以外のサークル内での駐停車は禁止となっていますので、利用はコース貸し切り使用の場合に限られます!
4時30分のあたりに内周道のパーキングエリア、試験車両以外のスタッフ車両の待機場所に利用できます。
一般(時間)走行時のルール
走路は走行レーンごとに以下の速度で中立走行(ステアリング中立位置でバランスする速度)設計のプログレッシブカントバンク(※0)になっています。
- 走行レーン1(最内周) - 100 km / h(62 mph)
- 走行レーン2 - 140 km / h(87 mph)
- 走行レーン3 - 190 km / h(118 mph)
- 走行レーン4 (最外周)- 240 km / h(149 mph)
※240㎞/h以上のハイスピードで走行する(したい)場合は、コースの貸し切り使用が必要となります。
2018年の大改修
長年の使用で近年走路の舗装面の荒れがひどくなり2018年にコースの改修が行われ「舗装が新しくなりました」
ナルドでは2005年樹立の市販車最高速度記録387.8km/hが限度?
ナルドでの一般市販車最高速度はケーニグセグ・CCRが記録した市販車最高速度記録387.8km/hが限度といわれています。
事実、2019年8月2日、ブガッティカイロンが量産車の最高速度記録490.48 km / h(304.77 mph)を樹立したのは、約8.7 kmのストレッチ部分を持つエラレシアンにあるフォルクスワーゲングループのPG内でのことになります(※2)。
これは、ナルドでは設計速度240 km / h以上では当て舵(カウンターステア)が必要となり、387.8km/hを記録した時には最大30°のステアリングホール角を付けていたそうです。
つまり常にサイドスリップが生じていてタイヤは発熱し、遠心力で外輪には過大な荷重もかかっていたわけです!
ブガティヴェイロンのプロトタイプが最初にナルドでテストした際には、走行中にフロントのアウトサイドのタイヤがバーストして、あわや大事故となるところでしたが、間一髪で1800mに渡りガードレール擦りながら減速して、九死に一生を得たそうです。
その後量産タイプのヴェイロンが2005年4月19日平均最高速度408.47 km / h(253.81 mph)を記録したのは約8.7 kmのストレッチ部分を持つエラレシアンにあるフォルクスワーゲングループのPGでした。
理屈に弱そうな?"大ちゃん"、もう2度と死にそうな目に会いたくなかったらナルドでのタイムアタックは断念したほうが良さそうですよ!
参※2)Wikipedia関連記事 Volkswagen Group test trackはこちら。
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高速周回路以外の施設は基本的に非公開施設となっています。
プライベートサーキット
インフィールドには丘陵を利用した起伏にとんだ16本のコーナーを持つ周囲6.222 kmのテクニカルコースが設けられています。
こちらは縁石とグラベルゾーンを持つ、本格的なプライベートサーキットで、ポルシェのすべてのラインナップのテストに用いられています。
また2か所のショートカットでコースレイアウトを自由に変更できます。
ダートコース
中央アクセス通路を挟んでプライベートサーキットと反対側北側にはダートの周回路が常設されています。
更に、4時から5時にかけてのエリアにはワインディング主体のラフロードが広がっています。
巨大なスキッドパッドと進入路
また8時から9時のエリアには正方形の巨大なスキッドパッドと直行する2辺に侵入する進入路を備えたスキッドグラウンドがあります。
更に、管理棟と西を結ぶ走路にはSpecial Surfaces Trackが直列配置して設けてあります。
インフィールド北半分以上を占めるポルシェ農場?
ポルシェ農場はギャグですが、この施設ではサークル走路のインフィールド部分の半分以上を占める「古くからの地権者」の農場が広がっています。
したがってサークルバンクの数か所に、アンダーパスあり、出入り自由となっています。
SP359沿いにΩ型に広がったアウトサイド走路
左右両翼にΩ型の両足?が伸びており、東側にはダート周回路とSpecial Surfaces Trackで構成された走路がそして西側には、ダートの変形オーバルトラックがあります。
公開:2020年7月22日
更新:2022年9月26日
投稿者:デジタヌ
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