県立・宝山ホール /鹿児島市内《ホール音響Navi》
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宝山ホールのあらまし
Official Website http://www.houzanhall.com/index.html
薩摩藩の伝統 "質実剛健・時代の先取り・エコノミー" を象徴した施設
鹿児島市にある「城山」の麓、「鹿児島の文化の中心エリア」にある'60年代の文化ただよう、レトロなホール「宝山ホール」。
1966年の開館以来鹿児島県民の舞台芸術文化文化を支えてきた。
霧島国際音楽祭のメイン会場の1つとなっている。
宝山ホールのロケーション
所在地 鹿児島県鹿児島市山下町5-3
鹿児島市立博物館、鹿児島県立博物館、鹿児島県立図書館鹿児島近代文学館などが建ち並ぶ上山の麓の文化エリアと、真東に位置する鹿児島旧港にあるウォターフロントパークを真西に結ぶ朝日通りに面している。すぐ東隣りは中央公民館、道路を挟んで真向かいは中央公園、道路を挟んで東側は東郵便局、交差点を挟んで東側には西本願寺鹿児島別院が大伽藍を構えている。
宝山ホールへのアクセス
鉄道・バスなどの公共交通
市電「朝日通」電停下車 徒歩約4分/270m
マイカー利用の場合
(※周辺駐車設備(民間有料駐車場)も多くマイカー利用も可能。)
九州自動車道IC.より国道3号線で宇アク13分/5.3km
宝山ホールこれまでの歩み
1966年 鹿児島県文化センターとして開館
2006年4月より ネーミングライツを西酒造が取得し宝山ホール(ほうざんホール)と改称された。
宝山ホールが得意のジャンル
霧島国際音楽祭(※ガイド記事はこちら。)のメイン会場の1つと成っている。
主にポップス関係のコンサートやエンタテイナーのワンマンショウが数多く開催されている。
プロ演奏団体、以外にもアマチュア団体が利用している。
宝山ホールの公演チケット情報
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
施設面から見たホールの特色
広い敷地にゆとり有る収容人員の1スロープの1960年代のモダニズムあふれるホール。
脇花道も設けられ、伝統芸能にも対応している。
詳細データ
- 所属施設/所有者 鹿児島県文化センター/鹿児島県。
- 指定管理者/運営団体 (公財)鹿児島県文化振興財団/鹿児島県。
- 開館 1966年
- ホール様式 『扇形タイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席1フロアー(1スロープ)、収容人員 1,507席
- 舞台設備 プロセニアム間口20m、奥行き13.5m、高さ8m、可動反響版、脇花道、ブドウ棚(簀の子)、オーケストラピット(可動床);客席1~3列下、間口17.3m・奥行2.4m・深さ0.89m、
- 専用備品
- 特殊効果;ドライアイスマシン、スモークマシン、その他
- コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、バレエ用シート
- 専用備品 フルコンサートピアノ(スタインウェイX2台)、和太鼓(口径不詳)
- 映像設備;16mm映写機、OHP.、スライド映写機、スクリーン(サイズ不明)
- レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、
- 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
- 専用装備・施設
- 洋室楽屋X6、浴室
- レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、
その他の設備
- 付属施設 会議室x5、リハーサルルームx2、多目的ルーム、アートギャラリーx3
- 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
デジタヌの独り言
開館1966年と半世紀前の設計なので、「ゆとりがある」と言うか、敷地面積に対して収容人員を欲張らなかったのは良いが、「天井が低い!」いわゆる「コンニャク型」
舞台正面・大向こう(客席最後列)背後の壁面はいわゆる「マジック壁」で反射低減を図っているが、「音響拡散体」(※解説記事はこちら)等という概念はおろか残響(初期反射+後期残響)という概念すら無かった時代のホールなので、今となっては...。
何とか、資金(募金)を募ってでも、新築リニューアルした方が良いであろう。
数々の銘ホールを「生まれ変わらせて来た」YAMAHAさんにでも相談してみてはいかがであろうあろうか?
※関連記事「老ホール に朗報 仕事人「YAMAHA」現る!」はこちら。
公開:2017年9月10日
更新:2022年9月30日
投稿者:デジタヌ
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