くらら /東広島芸術文化ホール 《ホール音響Navi》
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Official Website http://kurara-hall.jp/
くらら のあらまし
大小2つのホールを備えた文化施設。
東広島芸術文化ホールくららのロケーション
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ところ 広島県東広島市⻄条栄町7番19号
山陰本線西城駅から県道195号駅前通りを南に下った中央生涯学習センター西交差点の北西角に面している。
道路を挟んで南は西条中央公園、交差点を挟んで対面は東広島市役所が有る。
辺りは静かな住宅地である。
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東広島芸術文化ホールへのアクセス
ところ 東広島市西条栄町
最寄り駅 JR西条駅
東広島芸術文化ホールくららこれまでの歩み
2015年11月市街地再開発事業として建設された。
東広島芸術文化ホールくららがお得意のジャンル
大ホール
オーケストラコンサート、バレエ公演以外にもミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。
またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。
小ホール
主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、ジャズコンサート、小編成バンド、のコンサートや落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンスショーなどジャンルに拘らないバラエティーに富んだ催しが行われている。
東広島芸術文化ホールくららの公演チケット情報
施設面から見たホールの特色
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
大ホール
なだらかなスロープのメインフロアーと、2・3・4階の3層のバル湖に席を持つ4層構成のボックス型ホール。1階フロアー上段(中2階)周辺、2・3・4階に軒の浅いサイドテラス席が設けられている。
基本的にはアンギュレーションを付けた片流れ段差のあるホール内壁を基本とする。
1階フロアー(中2階サイドテラス含む)の周辺壁は長手積みを変形させた煉瓦壁、
最上層部の壁面はホール内壁が剥き出しとなっている。
天井は大型のセグメント反響板を隙間を空けて装備してある。
大型重量級ステージ反響板と天井反響板でオープンステージホールに
大型の木質サイドプロセニアムと連続する大型重量級のサイド反響板と可動プロセニアム、が上昇したあと、ホール天井と同意匠の天井反響板がつり下がりオープンステージ一体型ホールと成る流行のデザイン。
ホール音響評価点:68点
§1,「定在波対」策評価点:38点/40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。
§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:10点/20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。
§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:15点/20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。
§4,客席配置への評価点:5点/20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ はこちら。
小ホール
ロールバック客席収納システムと可動段床システムを備えた.3層吹きぬけの平土間多目的イベントホール。
ステージ袖反響板と、天井反響板でオープンステージホール一体型コンサートホールと成る流行のデザイン。
2階側壁に設備ブリッジが巡らされている。
側壁はランダムな横棧で表装された木質パネル。
2階部分の側壁はプレーンな木質パネルで僅かに外傾スラントさせてある。
客席背後の壁面は全面音響グリルで表装された吸音壁。
3階相当部分に照明設備用カラムが有り、下面がアンギュレーションのある反響板で表装されている。
ホール音響評価点:50点
§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。
§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:10点/20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。
§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:10点/20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。
§4,客席配置への評価点:10点/20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
サロンホール
縦 約15.4m×横 約12.8m床面積196㎡(約126畳)のリハーサル室や小ホールとしても使える丁寧な設えの、2階吹き抜けの約100名収容の平土間イベントルームがある。
ホール音響評価点:81点
§1,「定在波対」策評価点:38点/40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。
§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:18点/20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。
§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:15点/20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。
§4,客席配置への評価点:10点/20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
施設データ
- 所属施設/所有者 東広島芸術文化ホール/東広島市。
- 指定管理者/運営団体 JTB・NHKアート・日本管財共同企業体/東広島市。
- 開館 2015年11月
- 設計 有限会社香山壽夫建築研究所
大ホール
- ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 3フロアー 収容人員
2・3階テラス席(桟敷席)、可動床、1階平土間中央部千鳥配列、あゆみ板、
1206席(うち 車いす席6席)
1階 667席 / 2階 188席
3階 189席 / 4階 162席
(各階にサイドバルコニー席を配置) - 舞台設備 、プロセニアムアーチ:間口:16.4m 奥行:16.4m 高さ:m、ブドウ棚(すのこ)、可動プロセニアム、可動反響版、オーケストラピット(可動床)、仮設脇花道。
- その他の設備 、楽屋x8、
小ホール
- ホール様式 平土間多目的ホール。
- 客席 2フロアー 収容人員
通常245席(うち 車いす席3席)
、ロールバックシステム、
最大305席(うち 車いす席3席) - 舞台設備 オープンステージ形式、プロセニアムアーチ:間口:12.7m 奥行:9m 、可動反響版、
- その他の設備 、、楽屋x5、
付属施設・その他
- 付属施設 サロンホールx、練習室x2、展示室、会議室x4、研修室x7、和室x2、多目的室x3、録音スタジオ、文化講座会議室、工作室、調理実習室他
- 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
デジタヌの独り言
大ホール
良くできたホールではあるが、1・中2階周辺の壁を煉瓦積みとしたのは大きなマイナスポイント、更にこの表装であうにもかかわらず壁際を通路とせずに「客席を詰め込んだのはいかがな物か...」
小ホール
並行する対抗面が多く定在波対策にかなりの疑問が残る。
サロンホール
おそらくこの施設群の中では一番優れた音響であるのがこの施設だと思われる。
公開:2017年9月10日
更新:2022年9月30日
投稿者:デジタヌ
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