狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

阿波おどり 《 お祭り ナビ 》徳島市 

       

2018年のこのイベントはすでに終了しています。

次回をお楽しみに!

Official Website https://awaodori-kanko.jp/

2018年5月29日公式サイトの更新がありました。

阿波おどりのあらまし

開催日 2018年8月12日(日)~8月15日(水)

2018年6月1日現在公式スケジュールの発表はありません。

会場 有料観覧演舞場

※2018年6月1日現在公式マップの発表はありません。

  • 有料観覧演舞場:市役所前演舞場(有料)、藍場浜演舞場(有料)、紺屋町演舞場(有料)、南内町演舞場(有料)
  • 無料観覧演舞場;両国本町演舞場(両国本町)、新町橋演舞場(新町橋)
  • 輪踊り広場(歩行者天国);元町おどり広場(新町橋の北側)、新町橋東おどり広場(新町橋の南側)、両国広場(両国橋の南側)、両国橋南おどり広場(両国橋の南側)、両国橋南詰おどりロード
  • 選抜阿波おどり会場;あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)、阿波おどり開館

今年も例年通り8月12日から15日までの4日間 江戸開府より約400年続く日本を代表する盆踊りの一つ「阿波おどり」が徳島市でおこなわれる。

踊り手は「連」と呼ばれる任意団体(同好会)単位で盆踊りに参加する。

40数組のメジャーな「連」が、企業の連、学生連などマイナーな連、一般飛び入り客まで含め毎年10万人もの踊り手が徳島の町中で踊り狂っている。

あでやかな女踊りとユーモラスな男踊り

連は、整然と隊列(輪)を作って「あでやかに踊る定型の女踊り」と、ユーモラスで趣向を凝らした「個性豊かな振り付けの男踊り」で構成されている。

夕暮れとともに各町から聞こえてくる音頭

阿波おどり開催期間中は徳島駅南側の繁華街一帯で大規模な交通規制が敷かれ「18:00 から 23:00迄の5時間」にわたって歩行者天国となり、全域が阿波踊り一色となる。

連ごとで異なるテンポ

男踊り以外は一本調子の定型踊りだが、各連ごとに独特のテンポがありそれが各「連」の個性となっている。

見て楽し、踊ってなお楽しい阿波おどり

えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、ヨイヨイヨイヨイ、踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々... で全国的に知られている掛け声のとおり「見て楽し、踊ってなお楽しい阿波おどり。

歩行者天国となったエリアには、メジャーな「連」が参加する「有料(観覧)演舞場」、企業や学生の連が出場する「無料(観覧)演舞場」、マイナーな小規模な「連」の踊り子と飛び入り参加者の為の「輪踊り広場」が設けられ町中が阿波おどりの熱狂で包まれる。

また、昼間は市内のホールで公演が行われるほか、夕方になると公園などで参加する「連」のリハーサル風景を見ることができる。

最終日は、全演舞場の公演が終了した後でも、暫くの間小規模な輪踊りをしている様子も見られ、夜通し街中には鉦と太鼓の音が止むことは無い。

阿波おどりの見どころ

なんと言っても、毎夜午後6:00から市内4カ所のメイン演舞場で有名連が繰り広げる「本場阿波おどり」の演舞。見ているだけで、観客も踊りたくなってくる。

市内5カ所の輪踊り広場

踊りたくなったら翌日市内5カ所に設けられた輪踊り広場(歩行者天国)まで出向けば、演舞場での出番を控えた連の人たちや、出番を終えた連の「踊り足りない人達」や輪踊りだけのために組織された10数人のマイナーな「連」の踊り手がで阿波おどりを踊っており連に加盟していない「一般観光客」も飛び入り参加OK!で近年特にお祭り好きの外国人観光客に人気が出てきている。

選抜阿波おどり

徳島市内の2カ所のホール(徳島市立文化センター、あわぎんホール)と阿波おどり開館(年中開催)で日中も午後に7・80分/1ステージの「阿波おどりショー」が2.・3ステージ開催される。

阿波おどりへのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

各演舞場 JR徳島駅より徒歩十数分の範囲内

アスティとくしま(8月11日 前夜祭会場)JR徳島駅より徳島バス山城町ふれあい健康館行(市営バス3番のりば)または南部循環(市営バス3・4番のりば)文理大学前下車すぐ。

あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)(※ガイド記事はこちら)  徳島駅より徒歩8分。

阿波おどり開館(眉山ロープウェイ乗り場前) JR徳島駅から徒歩10分。

マイカー利用の場合

(※駅周辺に多数の駐車設備(民間有料駐車場)がありますが当日は大規模な「交通規制」が実施されるので、駅周辺宿泊観光客以外の方は公共交通機関利用がおすすめ)

徳島自動車道・徳島ICより国道11号(吉野川バイパス)経由約10分/4.7km

※但し当日は早朝から大混雑が予想されこの区間が30分~40分程度の渋滞となります。

阿波おどりへの観光旅行プラン

首都圏発のJTBの阿波踊りツアーガイドはこちら。

徳島県内で開かれる各地の阿波おどり情報ガイド

鳴門市阿波おどり

(公式サイトはこちら)

毎年8月9・10・11日のの3日間開催される阿波踊りでこちらも全国的に有名。

じゃらんのイベントガイドはこちら。

 全国お祭りカレンダーはこちら。

じゃらんの徳島市周辺観光ガイドはこちら。

イベント開催データ

※2018年6月1日現在2018年度の詳細は未発表です。

  1. 開催地  徳島市
  2. 開催要領 毎年
  3. 運営組織/主催者 阿波おどり実行委員会/公益社団法人 徳島市観光協会、徳島市
  4. イベント内容 お祭り、コンテスト、
  5. 併催イベント 選抜阿波おどり(徳島市内3カ所のホールと阿波おどり開館で午後に2ステージ開催) 

デジタヌの独り言

以前、関連コーナー「タヌキがゆく」でも触れたことが有りますが、小生の母は「阿波タヌキ」でした?

母は毎年TV中継を楽しみにしていました、大阪-徳島なので当時でも高速船で2時間程度で行けましたが、何か一歩踏み出せないようでした。

亡き母に変わって、一度見物に訪れてみたいと思っています。

余談になりますが、縁とは不思議なもので、小生が外資系に勤めていた(1978年~)当時に四国も担当していた時期があり月に一度は、当時就航したばかりの「徳島高速艇」&南海・徳島シャトルライン、YS-11、や四国巡業?の際には高松から高徳線(宇高連絡船当時の宇高ホバー航路使用)のディーゼル急行(特急うずしおは1988年の第一次高速化工事終了時点で登場)など、当時走っていなかった(開通していなかった)高速バス以外の全ての交通手段で訪れていました。

もちろん仕事ですから、阿波踊りの最中は避けていましたが...。

最近Uチューバーのスーツ君などは「高徳線」の難所には、触れもせずにやり過ごしていましたが...、当時を知る小生などは、当時の非力なディーゼル急行が今にも止まりそうな?ノロノロ運転で坂をあえぎながら昇っていたのが懐かしく思い出されます。

デジタヌの知っておきたい豆知識

阿波おどりが行われる徳島県・徳島市とこれ迄の歩み

徳島県

推計人口、737,939人/2018年4月1日。

那賀川や吉野川、四国山地、紀伊水道をはじめとする自然が多く残っており、「鳴門の渦潮」や「祖谷渓」、「大歩危・小歩危」などの観光スポット、産業では農作物(すだち、にんじんなど)と養鶏が盛んな県。

徳島市とこれまでの主立った出来事

徳島県の県庁所在地、京阪神からの東の玄関口。
推計人口、256,766人/2018年4月1日

徳島駅前-関空 2時間45分/4,100円/空港バス

徳島駅前ー(高速舞子)ー大阪駅 2時間22分/3,800円/高速バス-JR新快速

徳島―(岡山)ー品川 5時間33分/19,630円/JR特急/新幹線/872.4㎞

徳島駅前ー(徳島空港)ー(羽田空港)ー品川 2時間57分/34,240円/空港バス-JAL-京急

四国で唯一電車(裏面電車含む)が走っていない県として鉄チャンに間では有名なところ?

主立った出来事

1585年(天正13年) - 蜂須賀家政が阿波国に入封し徳島城と城下町を築き、現在の徳島の礎となる。

1871年(明治4年)8月29日(旧暦7月14日) - 廃藩置県で徳島県の県庁所在地となる

1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行により徳島城下を中心とした周辺36町村区と合併し徳島市が成立。

1926年4月1日~1967年1月1日にかけて以来周辺14町・村を編入合併し現在の市域となる。

1935年(昭和10年)3月20日 : 引田 - 板西(現在の板野)間、吉成 - 佐古間が開業し、高松 - 徳島間の高徳本線全線開通。

1941年(昭和16年) - 徳島海軍航空隊として飛行場を開設する。

1945年(昭和20年) - 終戦に伴い米軍により接収される。

1961年(昭和36年)2月1日 - 徳島航空隊救難飛行隊が新編。同年9月1日 - 航空集団の新編により、徳島航空隊が第3航空群に改編され航空集団隷下に編入。

1962年(昭和37年)10月19日 - 公共用飛行場として指定される。東京国際空港線・大阪国際空港線・高知空港線が開設される。

1967年(昭和42年)1月1日  -同月徳島空港ターミナルビル(初代)完成

1978年7月1日、徳島高速船・徳島 - 大阪、(約2時間10分で連絡)徳島 - 和歌山航路就航開始。

1985年(昭和60年)6月 - 徳島県と兵庫県を結ぶ大鳴門橋が開通。

1987年(昭和62年)4月1日に国鉄民営化でJR四国発足。同年 - 徳島空港滑走路第一次延長完成(1,500m→2,000m)初の国際チャーター便が運航される。

1988年(昭和63年)4月10日 : 高徳線第一次高速化工事(85km/h→110km/h)完成。特急「うずしお」運転開始。

1989年(平成元年) - 徳島空港2代目ターミナルビルが完成する。

1993年(平成5年)5月 - 徳島駅ビルがリニューアル開業。

1994年6月沖洲マリンターミナル完成で徳島高速船の発着場となる。

1995年(平成7年)8月9日 : 徳島IC開業。

1998年(平成10年)3月14日 : 高徳線第二次高速化工事完成(110km/h→130km/h)。同年4月5日- 明石海峡大橋(神戸淡路鳴門自動車道)全通、徳島と本州が直結。同時に明石海峡大橋の開通により徳島高速船全航路の運航を終了し「徳島関空ライン(徳島ー 関西国際空港 - 大阪港(天保山))」となった。

2000年2月29日に徳島関空ライン航路廃止。

2002年1月31日 2000年の徳島高速船前面廃止後南海フェリーが単独で引き継いでいた徳島 - 和歌山航路の高速艇も廃止。同年徳島空港 - 大阪国際空港線が廃止。

2010年(平成22年)4月8日 - 徳島空港滑走路・第2次延長(2,000m→2,500m)完成、同時に新ターミナルビル(3代目)の運用を開始。

2012年(平成24年) - 徳島空港初のインバウンド(訪日)定期チャーター便(国際線)が運行される

2015年(平成27年)3月14日 : 徳島自動車道・鳴門JCT - 徳島IC間が開通し近畿圏と直結。

2018年1月21日 - 徳島空港 国際線旅客ターミナルが開業。

阿波おどり(徳島市)のこれまでの歩み

精霊踊りや念仏踊りが原形であると伝承されているが、

徳島市観光協会では徳島藩が成立して以後、盛んに踊られるようになったとしている。

天正14年(1586年)、徳島城が竣工の際に当時の阿波守・蜂須賀家政が城下に「城の完成祝いとして、好きに踊れ」という触れを出したことが発祥という説も「蜂須賀入城起源説」として言い伝えられているが、起源は明らかになっていない。

江戸時代には、一揆につながるとの理由で阿波おどりが禁止されていた時期もあった。

その令を犯し、自宅で阿波おどりを行った家老がお家断絶になったという逸はも残されている。

戦時中にも一時阿波おどりは禁止された。


「阿波おどり」という名称は昭和初期からの俗称

昭和初期の絵葉書では「奇抜極まる阿波の盆踊り」との説明があり、大正以前には単なるこの地方独特の「盆踊り」で「阿波おどり」の通称はなかった。

「阿波おどり」という名称は日本画家・林鼓浪が徳島商業会議所(現商工会議所)に提案した名称と記録されている。

ご注意;記事中※印は当サイト内の紹介記事リンクです。
但し、その他のリンクは事業主・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

 

公開:2017年7月20日
更新:2018年10月15日

投稿者:デジタヌ


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