狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

ありまホール/神戸市北区"北神区民センター" 《ホール音響Navi》

,

Official Website http://www.kobe-bunka.jp/facilities/hokushin#event-list

ありまホールのあらまし

太閤秀吉ゆかりの「有馬の湯・有馬温泉」からさほど遠くない所にある。

1928年開業の歴史ある神戸電鉄岡場駅前にある文化施設「北神区民センター」の中にあるホール。

文化活動や地域活動の新たな拠点として整備されました。施設は、定員約500人のありまホール(大ホール)を中心に、利用者の様々なニーズに応えられるように多種多様なスペースがあり、青少年の交流の場「ユースステーション北神」や乳幼児やその保護者が集う「キッズステーション」などが併設されています。...<公式サイトより引用>

神戸国際音楽祭(※ガイド記事はこちら)の主要施設の1つと成っている

ありまホールのロケーション

所在地  神戸市 北区藤原台中町1-3-1

神戸の中心「三宮」から電車で28分(18.4km)930円の位置にある神戸電鉄岡場駅(1928年開業)にほど近い施設。

三田市との境に当たる標高231mにある緑に囲まれた神戸三田国際公園都市の南部に位置する「ニュータウン藤原台」の表玄関に当たり、北区役所と並んでいる公共施設。

近くには有名な有馬温泉郷がある神戸の奥座敷にあたる風光明媚なところ。

トリップアドバイザーの周辺口コミ ナビはこちら。

ありまホールへのアクセス

神戸電鉄、岡場駅下りてすぐ!

ありまホールこれまでの歩み

2014年に北神区民センターとして開館した。

ありまホールが得意のイベント

この手の小ホールとしては異例の音響設備で、ソリストのリサイタル、室内楽や、アマチュア合唱団、アマチュアバンド、講演会、演劇など幅広く利用されている。

ありまホールの公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

施設面から見たホールの特色

公式施設ガイドはこちら

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

ロールバックシステムを備えた高い天井をもつオープンステージの平土間の講堂・体育館形式の小ホール。

オープンステージ・シューボックスホール

ステージは完全なプロセニアム形式では無く、ステージ上部にはホール客席部分と一体化する構造の可動音響反射板を備え、さらに多数のバトンも用意されており、簡易プロセニアム形式としても使え、演劇にも利用できる様に配慮されている。

ステージ周囲の壁面が音響反射壁と成っているため、可動反響板は特に設備されていない。

ホール客席

ロールバックシステムの固定客席が収納されているホール客席最後列、所謂「大向こう」の上部天井・電気室の下面軒に当たる部分との軒高さも十分確されて、天井からの初期反響の影響も少ない、ステージから続く天井は「セグメント天井」になっており、天井と平床面との間で発生し易い、定在波軽減を図っている。

ホール後方背後の壁面は吸音処理されており、その他の壁面は木質で、客席側壁は簀の子状の建て格子とし、「定在波」対策と残響(初期反射と後期残響)に配慮されたデザインとなっている。

ホール後方に3階廊下から入室できる親子席も設けられている。

多目的ルーム

リハーサルルームとして、又2分割利用もできる多目的ルームを備えている。

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 北神区民センター/神戸市。
  2. 指定管理者/運営団体 (公財)神戸市民文化振興財団/神戸市。
  3. 開館   2014年
  4. ホール様式 平土間講堂型・多目的ホール
  5. 客席   1フロアー・1スロープ、収容人員 498席、ロールバックシステム、
  6. 舞台設備 オープンステージ、可動天井反響版、
  7. その他の設備 
  8. 付属施設 楽屋x2、、会議室x5、音楽室x2、和室x2、多目的ホール、美術室、陶工芸室、青少年コーナー
  9. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
  10. 設計  (株)昭和設計

デジタヌの独り言

全国の同様のホールの中でも、豊中市のローズ文化ホール(※ガイド記事はこちら)と並んで、出色のホール。

 

公開:2017年9月30日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


あじさいホール /神戸市内《ホール音響Navi》 TOP宝塚大劇場/宝塚市内 《レビューホール音響Navi》


 

 

 



▲このページのトップに戻る
▲兵庫県 の公共ホール 音響Naviへ戻る

 

ページ先頭に戻る