狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

電動アシスト自転車《購入・使用レポート2020》特別編ツール・ド・KAWACHIコース紹介

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一部許可車両以外通行禁止の区間もあり、さらにほとんどの区間が「125cc以上の自動2輪通行禁止」となっているので、平日であれば、地元農家の「軽トラ・スズキキャリー」程度しか走行していないので、一般の山岳サイクリング愛好家にもお勧めのエリア!。

※この記事は音動楽人(みゅーたんと)からお引越しした記事です。

ツール・ド・KAWACHIコースの紹介

今回、大阪府下の峠サイクリングマニアのメッカの一?つ標高427.4mの「十三峠」を含む信貴山・高安山縦走にチャレンジしてみました。

往路

区間1 平坦部8.3km。

退屈で...それでいて緊張が続く住宅街区間。

いつも通り起点は「樫原警察署玉手交番前」(標高26m)ここから河内山本駅前(標高10.7m)まではほぼ平坦な住宅地を抜ける退屈なコース。

そこから東進し本日の最低(標高8.6m)を通過、ここまで平坦部。

区間2 標高差66.2m 3.5㎞

ここからが登り区間。

そのまま東進し標高23.5mの大字大窪で進路を再び北に大竹7丁目交差点で、十三峠に向かって右折標高74.8mの大阪経済法科大学花岡キャンパス内のバス停で一休み。

区間3 標高差349.5m距離3.6km平均勾配10%(約5.5度)。

ここから十三峠展望台までの約3.5kmの区間が大変、途中「本物の?」サイクリスト数人と出くわした、彼らの中には事前に調査していないらしい2人組がいてあと1.5km標高にして150mほどを残して引き返す姿も見られました。

峠越えは事前に調査しておきましょう!

但し前回レポートした通り、モーター(マグネット)過熱のために、当初1㎞(標高差100UP)ごとに小休止する予定でしたが、実際には500m走行50m上昇がやっとで、途中数回小休止を行ないました。

頂上手前標高413mの位置にある十三峠展望台(P)で一休み。

周囲の尾根に阻まれて展望台の向きが悪く、"大阪平野一望とはいかず"西北方向つまり宝塚の方向を望むことになる展望台?。

この時点での充電残容量40~45%。(※1)

参※1)アルベルトeのバッテリー残量モニター表示は20%~full(100%)までは5%刻み、20%以下は警告レベルで1%刻みで表示されます。また10%以下になるとバッテリーの過放電対策として"モーターアシスト走行"ができなくなります!

区間4 縦走その1 下り起伏区間3.1㎞

この時点で気づいたことですが、ヒルクライム族?は頂上を極めると満足?するようで、先ほど追い抜かしていった連中もほぼ全員展望台から「Uターンして下山」していきました!

小生は、当初計画していた信貴山周りの「信貴フラワーロード」で帰ることに。

経路計画時点で、起伏に富んだ「ジェットコースター」コースであることはわかっていましたので、前回レポートした「モーター(マグネット)」過熱対策として、下り区間では「電源off」でモーターを休ませ「次の登坂」に備える方法を試みてみました。(※2)

多少「リアブレーキが過熱気味」になりましたが、予想通り次の「登坂区間」では際立ったモーター出力低下は感じられませんでした。

参※2)当サイト関連記事 電動アシスト自転車"アルベルトe"《購入・使用レポート2020》レポートシリーズはこちら。

区間5 登り1.6㎞

県道236号信貴山線の手前で最低標高191.6mとなり、ここから再び標高267mの「信貴山西」を目指して連続登り区間。

途中東信貴ケーブルカー信貴山駅跡にある休息所(バス停標高267.3m)で一休み。

区間7 縦走その2 起伏区間3.3km

同じくジェットコースタールート県道183号「本堂高井田線」で柏原市・雁多尾畑(かりんとばた)を目指しました。

最高地点275mを通過して、集落外れの竜田古道の里山公園を通過して170m進んだところの集落外れのY字路でvターンして再び山頂を目指す?ことに(実はこの時 道を間違えた!)

区間8 連続登り区間 2km

本日2度目の峠?(339mを通過)

区間9 下り起伏区間 5.17km

ここからは以前に上ったことがある区間なので、バッテリー残量25%を切ったことでもあり下り坂での「発電回生運転」に変更して帰ることに。

この区間を、15㎞/h以下の速度で下ったところ、なんと5%も残量が回復しました!

区間10 起伏路寄り道コース2.85km

バッテリー残量が回復したので、標高24.7mの高井田駅前踏切からは回り道して標高65mの丘陵部を通って、出発点に。

今回のまとめ

7%勾配の1㎞程度でアップダウンが繰り返される山間部(丘陵部)では、敢えて下り坂で電源Off状態で「発電ブレーキ」を用いずに走行して、次の登り坂に備えたほうが「モーター過熱」による登坂力不足にならないようです。

但し4㎞近く連続した下り坂では、リヤブレーキの過熱が心配なので「発電ブレーキを併用」したほうが良いでしょう。

またこのさいには、谷底?で一時休息をとり、モーターを冷やしてから再スタートしたほうが次の登坂が楽になります!

一日中ヒルクライムを堪能できる柏原市東部丘陵地帯

今回は、たまたま道を間違えたが、地図の「青色・緑色(旧縦走ハイキング路路・現自転車走行可能)」のようにこのエリアには、縦横にアップダウンの連続した山岳サイクリング路(農道?)がめぐっているので、このエリアで1日100km近い「ツール・ド・KAWACHI」が堪能できるエリアです!

十三峠に次ぐヒルクライムコース(柏原市道関電信貴変電所線)

1964年当時この道は農道として、堅下ブドウの出荷の為に"耕運機が引くリヤカー"のために標高100mぐらいまで整備されていて、"天狗岩"(高尾山標高277.6m)まで幅1m程度の未舗装農道が続いていました!

50万ボルトの変電所設備として関電が信貴変電所を建設する際に、建設専用道として標高305mの変電所前迄延伸して、その後に柏原市に寄贈し、柏原市がさらに延伸して葬祭場を建設して、さらに後年になって雁多尾畑(かりんとばた)と信貴山朝護孫子寺を結んでいた唯一の登山道(林道)迄延伸して接続。

その後この路線沿いには民間の「霊園」が次々に誕生して山上霊園(墓地)の一大エリアとなりました!

更に雁多尾畑地区を一大産廃最終処分地エリアにする見返りに府道183号竜田古道堅上集落から、旧縦走ルートに至る2車線の産廃道路が建設されて、山上墓地と谷間の最終処分地の一大集結地となりました。

また民間デベロッパーによる高井田地区の、斜面の大規模開発が行われるに際して標高156mの地点にジャンクションが設けられて、高井田駅側に降りる道路と横尾集落に下る道が建設されて、最寄りの近鉄安堂駅(標高19m)迄途中標高120mの峠を越えて標高109mの谷間を抜ける約2kmの険しい農道しかなかった横政集落(最高地点標高149m)がJR高井田駅(2.4km)、近鉄堅下駅(2.7km)とも"自動車"で結ばれることとなりました。

1962年当時の国分小学校の遠足コース

ちなみに小生が小学校6年生(1962年当時)の遠足では、当時の国分小学校から、国豊橋を渡り現府道183号でJA堅上支店前を通り、雁多尾畑を経由して信貴山朝護孫子寺までの高安山縦走ルート約10kmを走破して帰路は山上バス、西信貴ケーブル、近鉄信貴線、近鉄大阪線で国分駅迄戻るコースが充てられていました。

1960年当時の天空の里への道

 

公開:2020年6月 2日
更新:2020年7月 6日

投稿者:デジタヌ


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