電動アシスト自転車《購入・使用レポート2020》特別編2 大阪周辺の峠道
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購入後3か月近く経過した7月2日現在でメーター読み1,240km(実走行距離1,315Km)を記録したので、ブリジストン電動アシスト自転車アルベルトe の3か月間のインプレッションのまとめを公開することにしました。
※この記事は音動楽人(みゅーたんと)からお引越しした記事です。
当サイト関連記事 電動アシスト自転車"アルベルトe"《購入・使用レポート2020》レポートシリーズはこちら。
在阪ヒルクライム・サイクリストが好んで訪れる、峠道(トンネル)コース
大阪近郊にも"隠れた峠道?"がたくさんありました!皆さんは幾つ走破しましたか?
標高は国土地理院標高地図に基づいています。(※橋の標高は表示されません川の通常水位に高さが表示されます、なので橋のたもと取り付け部の標高データで推定しました。)
- 交通量が多く側道が整備されていない幹線道路は除いています。
- "峠"の名称がついていない凸出箇所はsummitとしています
- 標高100m以上の峠に限っています。平野部(盆地・谷間)からsummitの両側の凹凸の標高差50m以内はアンギュレーションと見做して"峠"にはカウントしていません。
- 国堺(府境・県境)の"峠"は兵庫県から右回りで記載しています。
※印は走破済みのサミット
兵庫県東部・大阪北部・京都府南西部
旧国堺の峠(北から)
- 府道731号天王summit(標高602m)
- 兵庫県道602号大雄峰summit(標高279m)
- 兵庫県道603号稲荷summit(標高279m)
- 国道477号大槌峠(標高288m)
- 府道4号野間峠(標高392m)
- 国道423号向ノ前summit(標高392m)
- 京都府道79号柳谷summit(標高359m)
兵庫県内
- 県道16号六甲越えsummit(標高882m)
- 国道176号赤坂峠(標高281m)
- 県道82号船坂summit (標高554m)
大阪府内
- 京都府道4号・猪ノ子峠(標高268m)
- 京都府道4号野間峠(標高392m)
- 府道605号妙見山頂(標高627m※有料Pは標高633m)
- 京都府道6号樫田トンネル南口(標高357m)
京都府内
- 府道46号小泉summit(標高304m)
- 林道万願寺ー安楽寺線・才谷summit(標高319m)
- 府道407号坊谷summit(標高276m)
大阪東部1生駒山系
- 国道163号清滝第1トンネル(標高205m)※自転車走行可
- 国道163号清滝峠旧道(標高247m)
- 国道168号バイパス南田原町summit(標高178m)
- 国道308号暗峠(標高455m)
- ※府道八尾十三峠線十三summit(標高420m)
- ※農道・高安山summit(標高367m)
- ※府道183号龍田古道龍田本宮御座峰summit(標高275m)
大阪東部2・金剛葛城山系(県境)
- ※府道703号穴虫峠(標高141m)
- ※国道165号竹内峠(標高288m)
- 府道704号平石峠(標高378m)※2020年現在大阪府側が"がけ崩れ"で通行不能!
- 国道309号水越峠(標高516m)
- ※国道310号金剛トンネルsummit(標高633m)
河内長野市・千早赤阪村山間部
- 河内長野市・河合寺summit(標高165m)
- ※府道209号小吹台summit(標高240m)
- ※南河内グリーンロード中津原集落summit(標高297m)
- ※府道214号新千早トンネル北口(標高453m)
- ※南河内グリーンロード倉掛トンネル北口(標高295m)
- ※泉南グリーンロード地蔵谷トンネル西口(標高270m)
- ※府道天見葛城林道蝋梅summit(標高430m)
- 府道271号岩湧の森summit(標高561m)
- 府道金剛寺・滝畑ダム線天滝橋(あまたきばし)summit(標高344m)
- ※府道61号塩降トンネル東口(標高312m)
河南台地・泉大地部(北から)(トンネル)
- 府道202号森屋狭山線・小金平交差点(小金平隧道西側・標高106m)
- 市道明治池公園隧道線・富田林市立明治池中学校前交差点(標高112m)
- 府道錦織公園線?西山隧道西口付近(標高128m)
- 国道371号バイパス赤嶺トンネル北口(標高163m)
- 陶器山通り陶器山トンネル西口(標高138m)
- ※国道480号國分トンネル南口(標高130m)
府道20号(旧国道170号)関連summit
- ※旧国道170号天野山西口金剛寺summit(標高206m)
- ※旧国道170号鍋山summit(標高124m)
- ※旧国道170号上白原summit(標高153m)
大阪南部・泉葛城山系県境峠
- 旧国道371号紀見峠(標高388m)※標識には400mの記載がありますが1963年頃に国道170号として切通で整備される前の集落内を通っていた旧高野街道(山道)の最高地点の標高で現在の標高は388mとなっています!
- 府道61号線蔵王峠(標高554m)
- 鳥唄山峠(とりうたいやま標高668m)
- 旧国道480号鍋谷峠(標高658m)(バイパスは通行不可)
- 府道40号牛滝山貝塚線塔原summit(標高257m)
- 紀泉高原スカイライン五本松峠(標高736m)
- 紀泉高原スカイライン粉河分岐(標高688m)
- 紀泉高原スカイライン・木谷林道葛城パーキング(標高844m)
- 県道62号池田隧道北口(標高311m)
- 木ノ本峠(標高110m)
- 府道751号甲山summit(標高188m)
- 府道751号猿坂summit(標高135m)
- 四国山summit(標高207m)県道7号森林恐竜公園峠(標高107m)
和歌山県内旧峠
- 旧県道62号池田峠(標高352m)
- 和歌山県道63号泉佐野岩出線新風吹東トンネル南口(標高193m)自転車走行可!但し大阪府内金熊寺トンネルは通行不可!
- 和歌山県道64号和歌山貝塚線雄ノ山峠(標高184m)
- 林道北別所・落合八王子社線北別所峠(標高246m)
標高633m千早峠クリア!
前回紹介した様に、すでに大阪府と奈良県の間に横たわる生駒山系にある標高427.4mの「十三峠」の標高差349.5m約3.6㎞の平均勾配10%の急勾配区間をクリアできたので、自信がつき?峠巡りを続けた結果今回挑戦することに。
竹内峠標高288.4m再挑戦
シリーズ第1回で紹介した竹内峠標高288.4m(国道166号)を、大阪府側から逆回りで挑戦。
今回は、途中手押し無しで完全自転車操業?クリア!
高安山・高尾山周遊(最高地点標高367m)
特別編で紹介したホームグラウンド「 ツール・ド・KASHIWARA」コースを左回りで三郷町から県道236号を使って信貴山山門を経由して走破。
県道236号は、建設が古く途中12%程度の急坂区間があり、意外とて梃子づった!
府道271号岩湧の森峠(標高561m)
当初は翌日の千早峠本番を控え国道371号天見から流谷を経由して林道で軽く標高425mのサミットをクリアして帰途に就く予定でいたが、途中で気が変わり千早口から一部開通している「泉南広域農道」で「地蔵谷トンネル(標高270m)」を目指すことに変更した。
あっけなく終わり、午前中でもあったので府道271号と合流した加賀田地区(標高193m)でまたまた気が変わり岩湧山を目指す事とした。
途中サイクリングを楽しむスポーツ車の何台かとすれ違い軽いノリでサミットを目指した。(事前調査していなかったのでこの時点でではサミットが標高561mもあるとは思っていなかった!)
岩湧寺(標高501m)迄残り750mのところ(サミットまで残り1.2㎞)までは比較的スムーズに登れたが、このあたりで足元が「恐怖のコンクリート舗装(※1)」に変化した!
標高の記載されていない「案内板」で見る限り「岩湧寺」はすぐ先だし、ここまで来た以上引き返すことなどできないので、モーター過熱で"ばて気味"の自転車をいたわりながら?休み休み手押しを交えそのまま、前進した...
ところが事前調査の不備がたたり「岩湧寺」はサミットより手前で距離にしてまだ500m、標高差にして60mも先!
但し下りは、河内長野駅前(標高97mの国道310号もろこしばし)まで約13㎞!はほぼ長~い下り坂。
特に標高561mの府道271号岩湧の森summitから滝畑集落合流点(標高221m)までは途中10%を超える勾配区間を含む標高差340m!4.8kmにも及ぶ長~い下り坂。
おかげで、余裕をもって無事完走できました。
参※1、通常一般道では限界とされる10%(約5°)程度までは「アスファルト舗装」が採用されていることが多い。
10%以上の勾配になると「フィニッシャー(※1-2)」や「ロードローラー(転圧機※1-3)」などの(小型でも)重機?の使用が困難になりランマーやタンパー(※1-4)、や特殊タイヤローラー等の一部の例外を除き「コンクリート」舗装に切り替わることが多い!(有名な国道308号暗闇峠等が代表例!)
参※1-2)Wikipedia関連記事 アスファルトフィニッシャはこちら。
参※1-3)Wikipedia関連記事 ロードローラーはこちら。
参※1-4Wikipedia関連記事 締固め用機械はこちら。
但し締固め機械による方法は、マンホール設置やガス・上下水道工事などの"無過熱合材を用いた簡易舗装の部分改修"に用いられることが多くフィニッシャーを用いた"過熱合材を用いた本格的な舗装工事"に用いられることはほぼありません!
標高633m千早峠(金剛トンネル)本番
翌日6月29日(月)金剛トンネルコース・サイクリング初挑戦となった。
(マイカー、マイオートバイの時代にはしょっちゅう通過していた!)
峠のトンネルについてのうんちく
トンネル、特に道路トンネルは必ずと言ってよいくらい、傾斜が設けられていて、どちらか一方の坑口が高くなっています。
そして通常は低いほうから登り勾配で掘り進められます。
これは、建設中の異常出水や、完成後の"自然換気"を行うためです。
金剛トンネル(千早峠)もこの例に漏れず、西口(大阪側)と東口(奈良県側)で4mほどの標高差があり最高地点は大阪側入り口の633mとなっています。
行きはよいよい帰りは怖いの巻き
往路は入念に"下調べ"しておいたので、標高480mの石見川をオーバークロスする名もない?小橋迄予定通り順調に到着。
ここから最高地点金剛トンネル大阪側入り口(標高633m)までは標高差にしてたったの153m距離にして約2.1km最急勾配10%(5.3度)平均7%というフツーノ坂道。
大竹7丁目l交差点(標高34.8m)から本格的な勾配区間が始まる八尾の十三峠(標高424m)標高差389m距離4.1km平均勾配9.4%再急勾配約12%に比べれば、楽勝!(十三峠編はこちら)
十三峠を引き合いに出すまでもなく、わがホームグラウンド柏原市の高尾山コースの
柏原市子育て支援センター前交差点(標高23.3m)から高安山summit(標高367m)迄の標高差344m距離5.3km平均勾配6.3%再急勾配11%に比べれば...。
という事で、妙齢のご婦人が「ママチャリ」ならぬ極フツーのバーハンドルのサイクリング車で小生を追い越して颯爽と登っていらっしゃった!
最高地点金剛トンネル大阪側入り口でバッテリー残量が25%!
ところがに最高地点金剛トンネル大阪側入り口(29.3㎞地点)でバッテリー残量が25%!
つまりアシスト走行可能容量が残り15%!約15㎞
ここで判断ミスを?
そのまま引き返せば、長~い下り坂で河内長野駅近傍の"もろこしばし"標高97m(16.37km地点)までは楽に下れ!
おまけに5~10%程度は確実に回復して25%迄回復すれば"エコモードで"余裕をもって帰宅できていた。
しかし、同じ道を引き返すのが大嫌いな小生は、峠を越して五條市ルートをとる位事にした。
(先ほど、ご紹介した"妙齢のご婦人"を筆頭に"ほとんどのサイクリスト"たちが千早峠でUターンしていました!)
復路は35.6kmも、しかもサミット超え3ケ所!
50m以上の高低差のあるsummit3ケ所を含めpeakが7回!(±5m程度の起伏は除外しても)
順に記すと。
※距離はGoogle地図で算出した距離で概算です
- 千早峠657m山麓の集落分岐点352m(-305m)約3.6㎞
- 小さなsummit↑369m(+17m)約180m
- 県道261号交差点245m(-124m)約1.4km、
- 大川杉付近356m(+111m)約3.5km、
- 県道30号山麓同に入って御所市葛城一言主神社付近で133m(-223m)約5.4km
- 駒形大儒重神社ふきんで158m(+25m)約650m
- 葛城市中央公民館前101.5m(-56.5m)約3.5km
- 平林古墳付近で117m(+15.5m)約2.1km
- 熊谷川橋南詰め76m(-41m)約2.1km
- 上ノ池側で127m(+51m)約2.4km
- 国道165号穴虫交差点98m(-29m)約1.6km
- 屯鶴峯(どんづるぼう)入山口前パーキング124m(+26m)約700m平均勾配4.9%
- 穴虫峠141m(+17m)約350m
- 上ノ太子駅前42.5m(-98.5m)約3km
- 玉手中学校前21m(-21.5m)約4.8km
最後の穴虫峠を目の前にしてバッテリー残量10%を切りアシスト無しに!
正確には、最後の峠"穴虫峠"迄あと僅か標高差17m距離350mを残して走行57.61km屯鶴峯(どんづるぼう)入山口前パーキングで10%を切りあえなくアシスト終了!
仕方なく約350mの区間を押して上がった!この区間は高田k5%程度の勾配で、サイクリング車ならアシスト無しでも楽に?登坂できる坂道だが、装備重量26.5kg最大総重量116.5kgのアルベルト君では、ペダルでの自走は不可能!
幸い下りが3㎞程続くので、バッテリーは13%程度まで回復!
残り約5kmはほぼ平坦なのでエコモードで何とかぎりぎりセーフ!
途中12~13%代を行ったり来たりしたが、走行距離64.91kmバッテリー残量10%↑で無事終了?
ああシンドカッタ!
今回の反省
標高をご覧いただければお分かりいただけると思われますが、山麓を縦走しているので奈良盆地を見渡せて景色は抜群!
しかし、上記以外にも、±5m程度の起伏にとんだコース!で、平坦な部分が皆無に近いコース!
なので細かい登り下りの連続で、"アシスト無し"つまり電源offでの走行はほとんど無理な状態...
それでも平坦に近い緩やかな下りでは、回生走行をあきらめて電源offの状態での自走で凌ぎ、比較的スピードが載りそうな箇所のみ、回生走行を行い充電残量12~13%代を行ったり来たり。
※バッテリー残量表示は20~Full(100%)が5%刻み、20%を切ると1%刻みで表示される。
コースは入念に下調べをしてからに
1)最初の分岐点を間違わずに、そのまま下っていれば県道261号合流点まで4.5kmの長ーい下りで、かなり回生できていた可能性は残る。
おまけに丘八幡神社付近の合流点の標高は両ルート共にほぼ同じ!
つまり無駄に"回り道してバッテリー"を消費しただけ!
2)バッテリー残量が20%を切っていたので、回生最低速度15㎞/h程度で、2倍ぐらい時間をかけて下ればよかった?
こうすれば県道合流地点で、25%程度まで回復していた可能性はある!
後輪ブレーキをかけている場合は、停止迄回生を続けるが回生充電に有効な電圧は発生していないので、前輪ブレーキのみで発電モニターを見ながら回生ブレーキが失効しない程度(14km/h程度)で下るべきであった!
今回は大胆にも失効上限24~40㎞/h程度で下ったので、充電時間の不足がもろに影響したみたい?
それとやはり、常に回っているモーター(発電機)の過熱が影響していた?
その他のツーリング
滝畑ダム周遊
前項の地図にあるように、滝畑ダムの周遊を行ってみた。
ダム湖外れで35.71km(実測)バッテリー残量40%以下。
トータル走行距離64.1kmで残量17%。
36.44㎞で35%になったので、27.44kmを18%で走破できた、という事は
つまり復路は1.52km/1%の燃費?で走行できたことになる。
滝畑第2隧道(南口)標高279mから(標高97mの国道310号もろこしばし)迄約9.1㎞標高差182mの長~い下りが、効果的に回生に結び付いた様子。
前回の府道271号岩湧の森峠(標高561m)挑戦時と同じく、回生失効ぎりぎりの低速18㎞/h以下で坂を下って時間稼ぎ?したのが功を奏したのかも?
平城宮サイクリング
かねてから挑戦してみたかった"平城宮跡"サイクリングを大和郡山市経由で行ってみた。往復65㎞程度
大阪南港野鳥園サイクリング
大和川サイクリング道、と南港大橋を経由して大阪南港野鳥園までサイクリングしてみた。
渡船周遊&なみはや大橋に挑戦
2回に渡り渡船ツアーを行い、2度目はなみはや大橋を自転車で渡ってみました!
意外と知られていませんが大阪湾に架かる橋の内、湊大橋を含む阪神高速湾岸線がらみの橋は自動車専用の有料僑で「原付・自転車・歩行者」は渡ることができませんが、
常吉大橋、此花大橋、夢舞大橋、千歳橋、千本松大橋、新木津川大橋、そして"なみはや大橋"の各橋は自転車で渡ることができます!
但し、千歳橋、千本松大橋、新木津川大橋にはそれぞれ無料の渡船が併設されているので、新木津川大橋以外は日中でも4往復/時間運行されている渡船のほうが断然便利で周辺十人のママチャリ族御用達となっています!
今回利用した木津川渡船に限っては日中2往復/時間なので、タイミング次第では新木津川大橋を利用したほうが対岸に早く渡れるかもしれません。
但し各渡船場共に立派な待合室があり小休止するには格好の休憩場所になっています(※2)
各橋共に自転車歩行者用の通路は、橋台近くに設けられていますが、新木津川大橋の住之江区側通路は敷津運河に架かる南港通りの橋の西行き車線側に設けられた歩道橋から入るようになっているので注意が必要です。
実際には"小さな丘"といった程度で、前途した"summit"の定義?にも当てはまりません!
どの橋も標高0m?地帯から長いスロープで最高部に至るデザインで、一見"小高い丘"?のように威容を誇っています。
但しどの橋の取り付けスロープも最急部でも一般道の上限10%勾配(約5.7°)以内に収まるようにデザインされています。
勿論どの大橋も一気にわたってしまえます!
参※2)当サイト関連記事 大阪市 にある 渡船 《 レジャー 耳より 情報 》への アクセス はこちら。
各橋の標高?
- "なみはや大橋"の桁下最高部は45mで実際の走路は海面から48m程度になります。
- 千本松大橋桁下33mで実際の路面高は38m程度。
- 千歳橋 桁下28m 路面高さ30mで最も低い!
- 新木津川大橋 桁下の最高部分が水面上50mで実際の歩道面は52m程度で大阪市内唯一のsummit!
なみはや大橋
木津川渡船(日中2往復/時間)と甚兵衛渡船(日中4往復/時間)を利用して、住之江区から大正区をへて港区築港に渡り、"なみはや大橋"を渡ってみました。
ちなみに、港区側の真正面から見ると恐れをなすくらいの坂道に見えて大阪市内の"べた踏み坂"として有名?ですが...
港区側の平均勾配は47m/900m≒5%(約3°)
大正区側の平均勾配は47m/1000m≒4.7%(約2.7°)
"べた踏み坂"ではなく"ちょい踏み坂?"程度です。
しかも再急勾配は最高地点の両側の取り付けスロープの中間部分の極一部分で、最高部は"平"になっています!(当たり前?)
この橋は他の橋とは違い「"鉄橋"ではなくPC桁橋」つまりコンクリート僑です。
通行量も少なく港区側の付け根に信号機が設置されていて、車が渋滞している場合が多く、その為に他の橋に比べてほとんど"揺れません"!
例えば、前項で取り上げたポートタウンにわたる南港大橋では橋の中央部では交通量の多さとも相まって「かなりの上下動」があり高所恐怖症!の小生は5分ととどまれませんでした!
大阪市内を一望出来て眺めは最高
橋の最上部から眺める大阪市内の展望は六甲山系、生駒山系、金剛山系、泉葛城山系が一望出来て、格別心地よいものになっています!
但し残念ながら、阪神高速"港大橋"に視界を遮られて本当なら見えるはずの、淡路島や明石海峡大橋は眺めることができません!
大阪市内唯一のsummit!新木津川大橋
木津川にかかる住之江区と大正区を結ぶ新木津川大橋は桁下の最高部分が水面上50mで実際の歩道面は52m程度となっていて無料で開放されている大橋の中では大阪市内で最高の高さを誇っており、同時に市内唯一のsummit!となっています。(※3)
参※3)大阪市内で最も高地とされている大阪城天守閣の基台が標高32.5m、そのすぐ近くの中央大通谷町4丁目交差点が標高23mで市内最高地点、この東側JR森ノ宮駅前交差点(標高3.4m)から標高差続く坂道が有名な"法円坂"で標高差20mにも満たない"丘"にある坂道です!
公開:2020年7月 6日
更新:2020年7月 6日
投稿者:デジタヌ
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