音・道・楽・人 分室『旅するタヌキ』

沖縄コンベンションセンター 《 ホール 音響 ナビ 》

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沖縄コンベンションセンター

Official Website http://www.oki-conven.jp/

沖縄コンベンションセンターのあらまし

沖縄県宜野湾市真志喜四丁目にある沖縄県立のコンベンションセンター。劇場棟、会議棟、展示棟の3つの施設からなり、企業や団体のコンベンションやイベントに利用されている。

沖縄コンベンションセンターのロケーション

ところ  宜野湾市真志喜四丁目3-1

県庁所在地那覇市の東北に位置し、宜野湾バイパス(国道58号)沿いの「宜野湾海浜公園】の中にある。

トロピカル・ビーチ、マリーナ、屋外劇場、宜野湾市立グランド、体育館、野球場、リゾートホテルなどの施設群の中にある。東に2.3kmのところに駐留米軍施設「普天間飛行場」がある。

トリップアドバイザーの周辺ガイドはこちら。

沖縄コンベンションセンターへのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

コンベンションセンター前バス停下車、すぐ。
28番・読谷線 (琉球バス交通・沖縄バス)
32番・コンベンションセンター線 (沖縄バス)
52番・与勝線 (沖縄バス)
55番・牧港線 (琉球バス交通)
88番・宜野湾線 (琉球バス交通)
99番・天久新都心線 (琉球バス交通)
112番・国体道路線 (琉球バス交通)

※28番、52番に関してはコンベンションセンター経由のみ停車。

マイカー利用の場合

(※宜野湾海浜公園には広大な無料駐車設備があり滞在リゾート施設としての利用にはマイカー利用が便利。)

那覇空港より宜野湾バイパス(国道58号線バイパス)で約24分/13.5km。

沖縄コンベンションセンターのこれまでの歩み

1987年(昭和62年) 第42回国民体育大会開催に合わせ1987年8月完成

沖縄コンベンションセンターがお得意のジャンル

劇場棟(ホール)

  • オーケストラコンサート、バレエ公演、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
  • またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

展示棟(アリーナ)

  • 2007年(平成19年)よりbjリーグに参戦した琉球ゴールデンキングスのメインアリーナ。
  • Jポップ関係のコンサートや、プロレスリングなどのプロスポーツ、モーターショー、見本市などの展示場、としてもつかわれている。

沖縄コンベンションセンターで催されるコンサート・イベントチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

(公式施設ガイドはこちら。)

劇場棟(ホール)

公式施設ガイドはこちら。)

緩やかなスロープを持つメインフロアーと2・3階のバルコニーを持つあきれるほど高い?天井を持つ3層のプロセニアム形式多目的ホール。

1階フロアー両側、2階バルコニー両翼に当別席(車いす席兼用)テラスを備えている。

プロセニアムは打ち放しコンクリート製でホール両側壁は同じく打ち放しコンクリート製で、ホール中央部付近から大きなガラス窓(可動カーテンあり)が2・3階バルコニー側面迄回り込んでいる。さらに側壁、&ホール後方に打ち放しコンクリートの円柱がランダムに設えてある。

一言で表すなら「巨大エコールーム仕様」(※1)のホール。

1・2階席大向う背後の壁は親子室の窓以外は音響格子で表装された吸音壁。

3階大向う背後は緩やかなカーブの凹面型に成形された音響可動カーテン付きの打ち放しコンクリート壁で出入口ドアー部と親子室&音響調整室の壁面で大差をつけて定在波には一応の配慮はしてある?

天井は、貝殻をイメージした、デザインの緩やかな凸型のプラスターボード製の反響版。

1階高床サイドテラス壁、2・3階バルコニー前縁ももちろん打ち放しコンクリ―トのまま。

これだけ音響拡散体だらけなのに、両サイド側壁にある照明コラムはむき出しの流行りのデザイン。

プロセニアム両サイドから続くコンクリート面も対尾後面と平行にならないようには配慮してあるが...、続く両サイドは巨大なガラス窓も含め垂直でプレーンな仕上げ。

プロセニアム上部前面打ち放し面も垂直壁構成となっている。

舞台背後壁面には大きなガラス窓が設えられている。

ホール音響評価点:62点

§1,「定在波対」策評価点:16点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:10点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:16点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

何とか賞をもらったらしいが、「凄まじいホール」としか表現のしようがない、あきれるほど高い天井が唯一の美点としか誉めようのないホールではある。

高温多湿でシロアリ被害の多い沖縄・奄美諸島ではあるが、最新の加工法(防食)技術をもってすれば、木質パネルも使用可能なはずで、次回の改修時には、ホール内壁の木質化とアンギュレーション化は必須の施設だと思う。

リハーサル

(公式施設ガイドはこちら。)

リハーサル室、;最大幅約15mx奥行約10m、床面積約125㎡(約75.5畳)天井高さ;最高部約4.3m フローリング床、

短辺にバレエ・ダンスレッスンバーを装備した壁面ミラーを備えている。

両室ともにフル・セミコンサートピアノ、アップライトピアノを装備している。

壁全面有孔音響ボードで表装された遮音(吸音)構造を持ち、アンギュレーションを持たせスラントさせた壁面と、ヴォールト(蒲鉾天井)天井、を持つ変形5角形の2階吹き抜けの高い天井を持つ施設。

ルーム音響評価点:80点

§1,「定在波対評価点:40点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:40点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

展示室アリーナ

変6角形の施設、1階メインフロアーが正方形の4角を落とした形状をしており、四角形を2階スタンド部分を90度ひねった様に被せ、8角形のヴォールト天井を被せたデザインになっている。

武道館などと同様に急峻なスロープで実質対抗する平行面は東西の出入り口上の大きなガラス窓部分しかなく、定在波が起こっても観客席の遙か頭上になり影響は出ない、以外とPA設営が楽なアリーナ会場でもある。

ルーム音響評価点:70点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1,「定在波対評価点:45点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:25点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

沖縄コンベンションセンターの施設データ

  1. 所属施設/所有者 沖縄コンベンションセンター/沖縄県。
  2. 指定管理者/運営団体 財団法人沖縄観光コンベンションビューロー/沖縄県。
  3. 竣工・開館   1987年8月完成
  4. 設計 大谷幸夫 

劇場棟ホール

  1. ホール様式 、式多目的ホール。
  2. 客席  3スロープ3フロアー 
    • 収容人員1,709席、
    • 内訳;1階固定席X1,027席、1階(オーケストラピット部可動床)可動席X132席、親子室X2、特別席x20、1階平土間中央部千鳥配列、
    • 2階席466席、特別席X10
    • 3階席216席、
    • Pタイル張り、
  1. 舞台設備
    • 基本仕様プロセニアム形式;最大ステージ幅;有効幅約29m(最大幅約43m)x有効奥行き約16.5m(最大奥行き約18.18m)、有効面積約478.5㎡(約289畳)2面舞台相当、プロセニアムアーチ:間口幅約18ⅿ、高さ約10m、有効面積約297㎡(約179畳)、ステージ高さ;FL+約90cm、ブドウ棚(すのこ)、バトン類
    • 反響板設置時;プロセニアムアーチ:間口18m、高さ約10m、最大奥行き11.5m、実効面積;約187㎡(約112畳)ステージ高さ;FL+90cm、
    • 付属舞台;可動床客席収納システムオーケストラピット&エプロンステージ迫り;最大幅約23.3m最大奥行き4.69m有効面積約106㎡;約64畳、
    • 舞台設備(装置&設備);奈落、・中迫り
    • 幕装備:紗幕、地絣、松羽目幕、大黒幕、,
    • 定式幕(ホリゾント幕、中ホリゾント幕、暗転幕、オペラカーテン)
    • コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、
    • 専用備品 フルコンサートピアノ(ピアノ・スタインウェイ D-274、ピアノ・ヤマハCFⅢ)、
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 楽屋控室x5、洋室楽屋X2、化粧室、床屋、シャワー室(男女各々x)、更衣室、
    • リハーサル室、会議室x2
    • レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、ブッフェラウンジ、レストラン、
  1. 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

展示棟アリーナ

  1. ホール様式 延べ床面積約2,500㎡(約750坪)天井高さ(最高部)約24.5m平土間多目的イベントスペース。
  1. 展示スペース(フロアー)  幅約45mx奥行約47m、有効床面積約2000㎡(約1207畳)、天井高さ(最高部)約24.5m 2フロアー、 
    • 収容人員2,860席、
    • 内訳;
    • 一階席、スタッキングチェアーX1,980席、ロールバック方式客席収納システムX672席、
    • 2階スタンド席X1,468席、
    • アスファルト床
  1. 舞台設備 
    • 基本仕様;仮設ユニット方式、3.3㎡/1ユニット(最大設置間口18mx奥行き9m面積165㎡約99畳)高さGl+1.2or1.5m
    • 仮設ホリゾント幕
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 控室X3、準備室
  1. 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

付属施設・その他 

  • 会議棟 
    • 会議場x3/会議棟 A
    • 会議場X7/会議棟B
  • 施設共用備品 

    • 指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    • 仮設資材;金屏風、所作台、講演台、演台、司会者台、花台
    • スモークマシン、ドライアイスマシン。
    • 映像設備;組み立て式180インチスクリーン、液晶プロジェクター、DVDプレーヤー。

※1エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら

 

公開:2018年6月11日
更新:2018年11月 1日

投稿者:デジタヌ


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