那須町文化センター 《 ホール 音響 ナビ 》 御用邸のある那須町にあるホール
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Official Website https://www.town.nasu.lg.jp/0227/info-0000000679-1.html
那須町文化センターのあらまし
大小2つのホールと展示室、会議室、和室、研修室、視聴覚室、実習室、等を備えた複合文化施設。
那須町文化センターのロケーション
ところ 那須町大字寺子乙2567-10
那須町の表玄関黒田原駅から駅前通り(県143号)から県道211号を東京方面に辿って余笹川を渡って、タイロン(株)のある交差点を左に曲がって直ぐに那須町福祉協議会、那須町スポーツセンター等とならんで佇んでいる。
一帯は農耕地、雑木林が拡がる町外れである。
那須町文化センターへのアクセス
最寄り駅 JR黒田原駅
那須町と那須町文化センターのこれまでの歩み
1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、6村で那須郡那須村、4村で那須郡芦野町、10村で伊王野村が成立。
1954年(昭和29年)11月3日 芦野町、伊王野村と合併し那須町を新設する。
1993年 町制施行40周年を祝って那須町文化センターが建設された。
那須町文化センターのある那須町のあらまし
1954年11月3日 那須村、芦野町、伊王野村の三村が合併し、那須町が発足した。
那須町は、栃木県の北部に位置し、首都東京からは約180キロメートルにあり東京から仙台間の中間に位置しています。
那須連山と八溝の山並みに広がるわが町は、北西部に那須連山の主峰、茶臼岳(1915メートル)がそびえ、今なお煙を吐き続けています。
その南斜面には、1370年の歴史を持つ温泉があり、日光国立公園「那須温泉郷」として観光の名所となっています。
山麓地帯には、別荘地やテーマパークがあり高原地帯には、傾斜地を利用した酪農が続き、中央・東部地区には、水田地帯が広がっています。
また、南東部の伊王野・芦野地区には源義経に始まり、俳人松尾芭蕉に至るまで多くの史跡があるほか林業・石材業の町として発展を続けています。<公式ガイドより引用>
- 推計人口、24,373人/2017年10月1日
- 黒田原-宇都宮 1時間1分/1,140円/在来線/62km
- 黒田原-(那須塩原)ー上野 1時間56分/6,130円/在来線-新幹線/167.9km
那須町文化センターがお得意のジャンル
大ホール
那須高原クラシック音楽祭(※ガイド記事はこちら)のガラコンサート会場。
主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、オーケストラコンサート、バレエ公演、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ、演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、大衆演劇、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
那須町文化センターの公演チケット情報
施設面から見た那須町文化センター の特色
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
大ホール
プロセニアム形式の多目的ホール。
1993年の開館にしては、トラディッショナ映画館的な流行遅れのデザインの1スロープホール。
もはやブームが去っていた「全壁面石造り」のいわゆるエコールーム仕様(※1)の多目的ホールである。
低層部の客席周辺壁は全周に渡り煉瓦積み?風のプレーンな石材の垂直壁完全並行壁で客席左右横断定在波(※1)に対策は皆無で全席席ミステリーゾーン(※2)に「はまって」いる。
上層部は額縁状の装飾梁・装飾柱を配した3層の凹面形状の「打ち放しコンクリート」壁。
大向こう上部に張り出した調整室前面は硝子窓部以外は有孔石膏ボードで表装された吸音壁。
天井は段付きで後方からかさ上げした凸面形状の湾曲したプラスターボード反響板(※3)を並べた構造。
プロセニアムは前途したように打ち放しコンクリート製。
迫りなど一切装備していないのに何故か脇花道が設備されている。
プロセニアム上縁前面には大型のコーナー反響板が設えられている。
ホール音響評価点:60点
§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。
§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:5点/20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。
§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:15点/20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。
§4,客席配置への評価点:20点/20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ はこちら。
小ホール
フローリングされた2階吹き抜け相当の高い天井を持つ平土間多目的イベントルーム。
ルーム音響評価点:32点
※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。
§1,「定在波対策」評価点:20点/50点満点
- ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
§2、「初期反射」対策評価点:12点/50点満点
- ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
那須町文化センターの施設データ
- 所属施設/所有者 那須町文化センター/那須町。
- 指定管理者/運営団体 那須町。
- 開館 1993年
- 設計
- ゼネコン
- 内装(音響マジック)
大ホール
- ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 1フロアー 収容人員 1000名、親子室、
- 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口:脇花道、仮設花道、金屏風、松羽目、反響板
- その他の設備 不明
小ホール
- ホール様式 平土間イベントスペース
- 床面積 不明
- 客席 収容人員不名?、フローリング、
- 舞台設備 不明
- その他の設備 不明
付属施設・その他
- 付属施設 楽屋x2、主催者控室、展示室、会議室x2、和室、研修室、視聴覚室、町実習室、
- 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイド。
※施設貸し出しについて
当施設は余程やる気が無いのか、お粗末すぎて恥ずかしいのか?
料金規定以外「一切の施設に関するデータがWEB公開されておりません!」
ホール利用を考えておられる、「主催者」のかたは直接下記電話までお問い合わせ下さい!
生涯学習課 文化振興係(文化センター)
住所:〒329-3215 栃木県那須郡那須町大字寺子乙2567-10
電話:0287-72-6565
Mail:メールでのお問合わせはこちら
参照覧
※1-1、定在波の悪影響に関する一般人向けnatuch音響さんの解説記事はこちら
※1-2、定在波に関するWikipediaの(技術者向け)解説はこちら。
※2、関連記事『ホールに潜む ミステリー ゾーン (スポット)とは?』はこちら。
※3、アクリルエマルションペイント仕上げのプラスターボードについての建材メーカーの解説記事はこちら。
公開:2018年3月18日
更新:2018年11月 5日
投稿者:デジタヌ
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