狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

南座 /京都市内《ホール音響Navi》

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1000年の都・京都にある400年の伝統を持つ「京都四条南座」

南座のあらまし

Official Website https://www.shochiku.co.jp/play/theater/minamiza/

毎年11月末日から12月末まで行われる吉例顔見世興行は京都の風物詩となっている。このときには役者の名前を勘亭流で書いた「まねき」と呼ばれる、白木の看板が劇場の入り口上にずらりと並べられることで有名。

元和年間(1615~1623年)に京都四條河原に許された七つの櫓の伝統を今に伝える「現存する唯一の劇場」。

京都四条南座のロケーション

ところ  京都市東山区四条通大和大路西入中之町198

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京都四条南座へのアクセス

京阪電鉄 衹園四条駅[6番出口]よりすぐ
阪急電鉄 河原町駅[1番出口]より徒歩3分
JR京都駅からタクシー15分程度。

京都四条南座が得意のジャンル

伝統芸能以外にも、舞台演劇、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、落語・演芸寄席、等大衆芸能に特化した興業を行うと同時に「オーケストラコンサート」等も行われ、舞台興行のない時には、「寅さんシリーズ」などの往年の松竹映画のリバイバル上演など幅広いジャンルの舞台芸術を興行していた。

2018年秋の改修工事完成により「伝統的な古典芸能」から「新たなライブエンタテインメント」まで、年間を通して幅広い文化を国内外へ発信する劇場へと新たに生まれ変わる南座になる予定。

京都四条南座の公演チケット情報

※南座発祥四百年 南座新開場記念 京の年中行事 當る亥歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎 二代目松本白鸚 十代目松本幸四郎 八代目市川染五郎 襲名披露が予定されています。

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施設面から見た特色

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京都四条南座の施設面での特徴

1・2・3階桟敷席を持つ3層構造の立派な観覧席をもつ。

天井は伝統的な折上小組格天井造り。

3階桟敷大向こうの上部に映写室が有り、歌舞伎公演が無いときに「寅さんシリーズ」などの東映作品をリバイバル上演することも有る。

現存する、モダン芝居小屋では最も歴史を誇る。

芝居小屋独特の大迫りを利用してひな壇を組んで、クラシックの演奏会等、多様な催しが行われていた。

1階平土間部分床面昇降設備が新たに

2018年改装の新機軸として1階平土間部分客席収納設備とアダプタブルステージ(昇降装置付き1階フロアー設備)が増設されている。

京都四条南座の施設データ

  1. 所属施設/所有者 京都四條南座。/松竹株式会社。
  2. 指定管理者/運営団体 松竹株式会社
  3. 開館   1615年~1624年頃開設、1929年に開館 1991年改修工事実施(1996年(平成8年)国の登録有形文化財)
  4. 施設 、『モダン芝居小屋』
  5. 客席   3フロアー 収容人員 1,078席、、1・2・3階桟敷席、1階平土間中央部桟敷席、椅子席、あゆみ板、
  6. 舞台設備 、プロセニアムアーチ、ブドウ棚(すのこ)高さ本花道(すっぽん迫り付き)、脇花道、大・小迫り、回り盆(小迫り付き回り舞台)、下手囃子場or黒御簾(くろすみ)、上手太夫座(たゆうざ)、
  7. その他の設備 、和室楽屋x、化粧室、床屋、湯殿、主催者控室、など
  8. 施設利用
  9. 設計 元京都市営繕課長の安立糺、
  10. 施工;白波瀬工務店

京都の芝居小屋と京都四条南座のこれまでの歩み

元和年間(1615~1623年)に京都四條河原に許された七つの櫓(芝居小屋)の一つとして栄える。

その後四条通りをはさんだ七つの芝居小屋のうち、明治まで残ったのは二座のみで、

1893年(明治26年)に「北側芝居」も廃座となり南座だけが現在地に残る。

1906年 白井松次郎、大谷竹次郎兄弟の松竹合名会社の所有となる。

1913年 改築。

1929年、由緒ある櫓を備えた桃山風破風造りの典雅な劇場が竣工。



1991年、建物外観はそのままに内部設備を一新した最新設備の近代劇場として改修。同年11月新装開場記念 吉例顔見世興行で再開館。

1996年、国の登録有形文化財に登録され、その後京都市の歴史的意匠建造物にも指定される。

2016年 2月より大規模改修工事のため休館。

2018年 秋に完成11月の吉例顔見世興行によって再開館。

 

公開:2017年9月26日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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