旅するタヌキ

宗次ホール 《 ホール 音響 ナビ 》ホールはあってもイベントが伴わない?名古屋にあって地元の若きアーティストに活動の場を提供し続けている

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http://www.munetsuguhall.com/

宗次ホールのあらまし

作曲家の三枝成彰が監修を務めCoCo壱番屋の創業者宗次徳二氏が私財を投じ建設したコンサートホール。

現在オーナーであり「席亭」を務める宗次徳二氏が、独自に企画運営に当たっている。

中京地区に住む有望な若手音楽家に演奏の場を与え、一般市民には気軽にクラシック音楽を楽しんでもらおうと、毎日アフターヌーンコンサートを開催している。

席亭のフィロソフィーを反映したホール運営

席亭の意向で残念ながら現在「貸しホール」営業は行われていない。

宗次ホールのロケーション

ところ   名古屋市中区栄4丁目5番14号

トリップアドバイザーの周辺口コミ ナビはこちら。

宗次ホールへのアクセス

最寄りの駅 


交通アクセス:地下鉄 栄駅12番出口より徒歩5分
名古屋駅よりタクシーで約20分(料金:約1,200円)

宗次ホールがお得意のジャンル

  • ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなどが行われている。

宗次ホールの公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドこちら)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

この施設のポイント

(公式施設ガイドはこちら)

「小さいけど、心のこもってはる」ホール。

天井の高い(3階吹き抜け)の変形シューボックスタイプのホール。

台形に近い平面形状

台形状に舞台から拡がっている。

横断面形状

こちらも台形を基本に心持ち内側にスラントした構造となっている。

上記2つの基本形状で「初期反響」が続かない様に配慮してある。

後期残響への配慮

ホール側壁、ステージ上部に異形の「音響拡散体」をランダム配置し、良好な後期残響を醸し出している。

千鳥配列座席

視界に対する配慮も行き届いており、各くフロアー共にセンター客席は千鳥配列されている。

ホール音響評価点:得点83点/100点満点中
§1 定在波」対策評価;得点50点/配点50点
  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁が ホール床面積の1/3以上に及ぶ範囲を「完全平行な平面壁」で囲まれているときには 配点25点に減ずる。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§2 残響その1 「初期反射」軽減対策評価;得点14点/配点25点
  • 木質パネル等の素材基礎点25点から硬質壁材基礎点12点の間5段階で素材基礎点を与える。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点から減じて基礎点とする。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§3 「音響障害と客席配置」に対する配慮評価;得点14点/配点20点
  • ※壁際通路&大向こう通路の有無、天井高さ&バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で配点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§4 残響その2「後期残響」への配慮評価得点5点/配点上限5
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

総評

まちがいなしにプレミアムホールである。ブラボー!

算出に用いた値;

定在波評価

基礎点B1=配点50点ー障害発生エリア数0=50点

定在波障害席数;0席

初期反射対策評価

基礎点B2=素材基礎点20点ー障害発生エリア数4=16点

初期反射障害1壁面障害 27席(27席/1F)

初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;27席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数4=16点

眺望不良席数;0席/1F平土間中央部座席千鳥配列

音響不良席その1;定在波障害席0席

音響不良席その2 ;初期反射障害1壁面障害 27席(27席/1F)

音響不良席その3 ;初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;27席

算定式 

評価点V=基礎点X(総席数ー障害座席数)/総席数

リハーサル室

40㎡(約24畳)のこぢんまりとしたリハーサルルームが用意されている。

施設データ

  1. 所属施設/所有者 宗次ホール/株式会社ベストライフ。
  2. 指定管理者/運営団体 宗次ホール/株式会社ベストライフ
  3. 開館   2007年3月
  4. ホール様式 『変形シューボックスタイプ』音楽専用ホール。
  5. 客席   座席表はこちら。2フロアー、収容人員 310席、310席(車椅子席6席設置)、1階席 232席、2階席 78席
  6. 舞台設備 オープンステージ、間口11.9m、奥行き5.4m、高さ0.4m、面積45.2㎡、残響可変幕
  7. その他の設備 
  8. 付属施設 )楽屋x2、ホワイエ、エントランスロビーリハーサルルーム(カワイ グランドピアノ SK-5)、バーラウンジ、
  9. 設計  株式会社 團紀彦建築設計事務所
  10. ゼネコン 大成建設株式会社
  11. 株式会社 唐澤誠建築音響設計事務所

デジタヌの独り言

宗次徳二さん万歳!

ただの「カレー屋」のオヤジかなと思っていたが、

イヤイヤ、失礼いたしました、これほどの人物とは...。

今を反る四半世紀前1981年に今は中京屈指の人気都市、長久手市の町外れにある藤が丘に巣くった事のある小生は創業間もないころ大躍進中の「カレーハウスCoCo壱番屋」さんをよく利用させていただいていた。

あのカレーやチェーンのオヤジさんがこんな立派なホールを作ったとは!

資材を投げ打って建設したと言えば「2005年開館の軽井沢大賀ホール」(※ホール音響ナビはこちら)を思いだすが、中京地区の音楽界に対する貢献度合いは、大賀ホールの功績に勝る共劣らない物があると聞いている。

小生もエントランスホールの音響を自慢する(※自慢記事はこちら)だけでは無く、公開できる様になりたい物である?

参照覧

※1、定在波の悪影響に関するnatuch音響さんの解説記事はこちら。

※2、アクリルエマルションペイント仕上げのプラスターボードについての建材メーカーの解説記事はこちら。

公開:2017年11月 8日
更新:2018年11月 4日

投稿者:デジタヌ

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