狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

魚梁瀬森林鉄道 / 魚梁瀬丸山公園 《 鉄道 人気 スポット Navi 》

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魚梁瀬丸山公園 にある魚梁瀬森林再現鉄道のあらまし

Official Site http://rintetu.jp/

軌間は2ft6in(762mm)の軽便規格だが、基本的には都市公園法施行令に基づいた遊戯用施設なの運行速度も4km/h以下ということもあり緩和曲線などは採用されていない。

鉄ちゃんにとってはショボイ施設?

※運転体験有り、遊具なので車両持ち込み?はできないが、1,000円で体験運転(インストラクター・施設管理者付き)ができる。

ミニ鉄道の施設データ

  • 常設規模;延べ面積; 路線延長約400m 、周回コース。
  • ゲージ; 軽便鉄道2ft6in(762mm)
  • 所有車両(動態保存車両)野村組工作所(高知市)製のDL、垣内鉄工所で復元した谷村式ディーゼル機関車※通常走行は谷村式ディーゼル機関車
  • 運転日及び運休シーズン;日曜・祝日のみ(※但し8月中は土曜日も運行)
  • 運転時間;
    • AM10:00~15:30/夏季(4~10月)
      AM10:30~15:00/冬期(11~3月)
  • 乗車料金;おとな400円/人1周1回、こども200円/1周1回※2018年4月13日現在
  • 所属施設/所有者 魚梁瀬丸山公園 /馬路村。
  • 指定管理者/運営団体  馬路村。
  • 開園(完成)   ?年
  • 施設主要目的 遊戯用電車/都市公園法施行令(※1)に基づいた営業施設、
  • 付帯設備  駅舎、公衆トイレ、など。
  • 付属施設その他の設備 日帰り入浴温泉の森林保養センター、お食事処魚梁瀬杉の家。

※1、都市公園法施行令第5条第3項に規定された遊具

  • 法第2条第2項第4号の政令で定める遊戯施設は、次に掲げるものとする。
  • 一 ぶらんこ、滑り台、シーソー、ジャングルジム、ラダー、砂場、徒渉池、舟遊場、 魚釣場、メリーゴーラウンド、遊戯用電車、野外ダンス場その他これらに類するも の
  • 二 前号に掲げるもののほか、都市公園ごとに、地方公共団体の設置に係る都市公園 にあつては当該地方公共団体が条例で定める遊戯施設、国の設置に係る都市公園に あつては国土交通大臣が定める遊戯施設

魚梁瀬丸山公園 へのアクセス

ロケーション

(公式ガイドはこちら)

ところ  高知県安芸郡馬路村魚梁瀬

ダム建設で水没した旧村の背後にあった山地を整地し移転した魚梁瀬地区にある。

マイカー利用の場合

(※駐車設備 30台 が少ないので公共交通機関利用がおすすめ)

高知市(国道55号)⇒安田町(県道12号安田東洋線)⇒馬路(県道12号、204号)⇒魚梁瀬まで車で約2時間10分

魚梁瀬森林再現鉄道への旅行プラン

るるぶトラベルの宿泊プランはこちら。

魚梁瀬森林鉄道のあらまし

Official Website http://rintetu.jp/

木曽森林鉄道とともに有名な森林鉄道の一つ。

かつてあった『魚梁瀬営林署』(現森林事務所)が村内各所や近隣一帯の田野、奈半利の広域をサービスエリアとする総延長250kmの路線網をもつ国内屈指の規模を誇っていた『梁瀬森林鉄道』を運営し、一部路線で一般客の取り扱いもしていた。

馬路村のあらまし

推計人口、782人/2017年10月1日。

高知県東部徳島県との県境にある村、お隣はタイガースーのキャンプ地で有名な安芸市。

高知県東部の1,000m級の山々に囲まれた山間に位置する。
村内は馬路地区と魚梁瀬(やなせ)地区に分かれている。両地区間の行き来は、道路の都合上、北川村域を経由する。
面積の96%を山林が占めている。うち、国有林が占める割合は75%に上る。

魚梁瀬森林鉄道と馬路村のこれまでの歩み

1889年 - 馬路村と魚梁瀬村が合併し、現在の馬路村となる。

1895年(明治28年):魚梁瀬和田山 - 宝蔵山にいたる12.4kmの牛馬道を開設。
1907年(明治40年):安田川林道に手押し軌道が運行を開始。
1910年(明治43年)1月27日:野川林道開設(林用軌道)。
1911年(明治44年):田野 - 馬路間の軌道が敷設される。

1913年(大正2年):谷山線敷設。
1915年(大正4年):久木隧道が完成し馬路 - 魚梁瀬間が開通。

1917年(大正6年):魚梁瀬 - 石仙間完成。宝蔵線(西川線)敷設。
1918年(大正7年):中川線敷設。
1929年(昭和4年):七々川線・南栃谷線敷設。
1930年(昭和5年):東川線敷設。
1931年(昭和6年):奈半利貯木場完成。田野貯木場 - 二股間完成。奈半利貯木場 - 立岡間完成(奈半利川鉄橋を除く)。竹屋敷線、蛇谷線、グドウジ線を敷設。
1933年(昭和8年):奈半利川鉄橋完成により奈半利貯木場 - 立岡間開通。
1934年(昭和9年):矢筈谷線敷設。

1938年(昭和13年):二股 - 栃谷口間の路体が完成。


1942年(昭和17年)3月:大谷支線敷設。同年10月:栃谷口 - 釈迦ヶ生間完成。これにより全線開通。総延長250km!

1943年(昭和18年):西谷線敷設。
1958年(昭和33年)8月20日長山 - 二股間撤去開始6m道路化。
11月:6m道路が完成。また竹屋敷線の軌道撤去・車道化。
1960年(昭和35年)5月:二股 - 釈迦ヶ生間の2車線道路化が完成。安田川線撤去開始
1961年(昭和36年)3月:釈迦ヶ生 - 久木隧道間が軌道撤去・車道化完成。
1962年(昭和37年)2月:久木隧道 - 東川間が軌道撤去・車道化完成明神口 - 馬路橋間の軌道撤去・車道化も完成

1963年(昭和38年)2月:丸山台地 - 石仙間の代替道路が完成し、ここに森林鉄道が終焉した。
1964年(昭和39年):一部で利用されている線があったが3月30日全線廃止となる。同年魚梁瀬ダム建設に伴い、魚梁瀬地区が現在地に移転。

1965年 - 魚梁瀬ダム供用開始。旧魚梁瀬地区が水没。

1970年(昭和45年)6月:魚梁瀬ダム完成。

 

公開:2018年4月13日
更新:2022年12月 6日

投稿者:デジタヌ


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