旅するタヌキ 

すみだトリフォニーホール 

,

すみだトリフォニーホール

Official Website  http://www.triphony.com/

すみだトリフォニーホールのあらまし

全国有数・都内最高の「響き」を誇る「コンサートホール」。

「音より儲け」主義の呼び屋・プロモーターには受けは悪いが。

「音響」第一主義の音楽ファンからは絶大な支持を得ている。

文化・芸術タウン墨田区の誇る「宝物」...。

(幾ら褒め千切ってもキリがないので!この辺りで...)

音の良さでは定評があり、その名を広く海外にまで響き渡らせている!

しかしながらクラシックファンとしては誠に残念ではあるが、客席数1801席と微妙な規模?であるため、金儲け至上主義のプロモーターや呼び屋(webio辞書)等が招聘?する、海外メジャーオケ公演は少ない。

但し海外のアンサンブル、室内楽団等は演奏家自らホールを指定をするほど、演奏家仲間の評判は高い。

すみだトリフォニーホールのロケーション

  • 所在地  東京都墨田区錦糸1-2-3

JR総武線錦糸町駅前一帯に拡がる北口駅前再開発事業「アルカキット」村?の一角、道路に面して、アルカウエスト、アルカファイブ、アルカハビタ、東武ホテルレバント東京でしっかりガードされ、煩(うるさ)い東武線から守られた環境。

すぐ近くには「元大横側」跡地?を利用為た親水公園や駅前の錦糸公園、駅の南側は以前から変わらぬ賑わいを見せる商工街が拡がっている。

すみだトリフォニーホールへのアクセス

  • JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩5分
  • 東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」3番出口より徒歩5分

◆東京駅から ・・・・・・・9分
◆新宿駅から・・・・・・・17分
◆渋谷駅から・・・・・・・28分
◆大手町/銀座から・・・・10分
◆横浜駅から・・・・・・・39分
◆千葉駅から・・・・・・・31分
◆新東京国際空港から・・・70分

すみだトリフォニーホールがお得意のジャンル

大ホール

首都圏屈指の「音響」を誇る、シューボックス型音楽専用ホール、現在新日本フィルハーモニー交響楽団がフランチャイズとして使っている。

レジデンス(専属)オーケストラとして「トリフォニーホール・ジュニア・オーケストラ」を擁しその活動を支えている。

プロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

新日本フィルハーモニー交響楽団がフランチャイズとして使っている。

小ホール

新日本フィルハーモニー交響楽団が「室内楽シリーズ」の定期公演を行っている。

その他にもソリストのリサイタル、アンサンブル団体のコンサート等、年間を通じ数多くのクラシックコンサートが開催されている。

すみだトリフォニーホールの公演チケット情報

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

小ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら)

全国の痴呆自治体のように大ホールのオマケでは無い「立派な小ホール」を合わせ持つ、「墨田区」ご自慢の施設。

大ホール

公式施設ガイドはこちら)

所謂、オルガンを備えたオープンステージタイプの「シューボックス型コンサートホール」である。

2・3階バルコニー席両翼から、1列の軒の浅いテラス席がステージ向かってスラントしながら続き、3階テラスはステージ側方まで回り込んでいる。

これらのテラス前縁はラウンドさせた丁寧な設え。

ステージと1階平土間部分の側壁は上方に僅か窄まるようにスラントさせたデザイン。

2階テラス以上の中上層部は「額縁モチーフ」の伝統的異形壁。

ホール天井は階段状に後部に向かって高くなる反響板を用い後部に広げる伝統的手法。

しかも多目的ホールの様に、3階バルコニー席は2階ホワイエの上部まで伸ばした構造で、長軸断面はシューボックスと言うより扇形ホールに近い断面。

これらの先人から受け継がれた「ホールデザインのセオリー」(※関連詳細記事はこちら)を守った手法の積み重ねと側壁面と十分な間隔を持った客席配置など、当館に先立つ事4年前の1993年宮崎市に誕生した「アイザックスターンホール」(※関連ガイド記事はこちら)同様に「心地良い豊かな響き」は収容人員を欲張らない「ゆとり」から生まれる事実を証明している!

ホール音響評価点:98点

§1,「定在波対」策評価点:40点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

容器としてのホールは素晴らしいが、座席配置がいまいちである。2000人超に拘らなかったのは、良い判断であったが...、3階バルコニー席大向壁際までびっしり詰め込んだ座席は頂けない、やはりこの部分は通路にすべきであった。

さらに、舞台かぶりつき?平土間部分過多続く1列から19列の中央部13~26番席は千鳥配列にすべきであった。ということで-3点の減点となった。

小ホール

公式施設ガイドはこちら

壁面は山形のサイズの異なる木質パネルを縦方向に積み上げ、要所に「装飾柱」を配置、ホール上層部には「音響拡散体」天井は空調ダクトを利用した「装飾梁」で折上げ、大ピッチの格子組風の反響板を用いている、プロセニアム舞台の「プロセニアム」正に額縁そのものの作り丁寧な設えで、開口部の断面積変化の影響を最小限に抑える配慮がある、舞台側面反響板も山形のパネルを用いており、シューボックス型ホールの問題点である初期反響対策は万全であり且つ後期残響にも十二分は配慮が見られ、3階吹き抜け相当の高い天井と相まって素晴らしい音響の小ホールと成っている。

さらに特筆すべきは、この手の小ホールに多い「壁際」までびっしり詰まった客席配置を取らずに、「壁際を通路」とした点。今後の改修でもこの点だけは固執していただきたい所である。

ホール音響評価点:98点

§1,「定在波対」策評価点:40点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

ここまでやるなら,僅かな客席に拘らず、大向うには座席を詰め込むべきではなかったし、ホール前半平土間部分は千鳥配列座席とすべきであった。ということで2点減点。

練習室1

床面積87.2㎡(約52畳)の2階吹き抜けの丁寧な設えのフローリング仕上げ練習室がある。

ルーム音響評価点:85点

内訳

定在波対策評価点:45点/50点満点(ルーム低層部に1対以上のプレーンな並行壁がある場合は持ち点はx0.5と成ります)

残響その1(初期反射)対策評価点:40点/50点満点(ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は持ち点はx0.5と成ります)

と言う事で全施設を狸穴総研・音響研究工房・『厳選後世に伝えたい・真の銘ホール50選』に選ばせていただく。

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 すみだトリフォニーホール。/東京都。
  2. 指定管理者/運営団体 公益財団法人 墨田区文化振興財団/東京都。
  3. 開館   1997年

大ホール

  1. ホール様式 『シューボックスタイプ』音楽専用ホール。
  2. 客席   3フロアー(2バルコニー&2テラス) 収容人員 1801席(1階1040席・2階233席・3階528席)
    オーケストラピット使用時200席減・車椅子席(4席分)
  3. 舞台設備 オープンステージ形式:間口約20m×奥行約13.5m
    高さ:約14m(舞台中央部)、オーケストラピット(可動床)、

    迫り:大迫り(間口約7.2m×奥行約2.7m)
       ピアノ迫り(間口約4.5m×奥行約2.1m)
       オケ兼合唱用迫り(間口約16.4m×奥行約2.7m ~5.1m・9割)
       大道具迫り(間口約3.2m×奥行約2m)

  4. その他の設備 パイプオルガン、楽屋x15

小ホール

  1. ホール様式 プロセニアム型式平土間『シューボックスタイプ』音楽専用ホール。
  2. 客席   1フロアー 収容人員 252名、
  3. 舞台設備 、プロセニアムアーチ:間口:8.25m 奥行:5.20m 高さ:5.30m、可動反響板
  4. その他の設備 、楽屋x3、専用のロビー、ホワイエ、バーコーナー、クローク

付属施設・その他

デジタヌの独り言

バブル経済崩壊後の「長~い・暗~い世相」の中、呼び屋やプロモーターの甘い誘い?(音より儲け!)に乗らず、収容人員を「ゆとりある1801席」に留めた墨田区の「芸術・文化に対する深い造詣」そして「ホールデザイナーへの敬意とデザインコンセプトに対する理解」の深さには、改めて敬意を表したい。

数ある都内の区立ホールの中でも出色の出来である!

と言うわけで両ホール共に狸穴総研・音響研究工房・『厳選後世に伝えたい・真の銘ホール50選』に選ばせていただく。

デジタヌの知っておきたい豆知識

すみだトリフォニーホールこれまでの歩み

1997年10月錦糸町駅北口に再開発事業の一貫としてすみだトリフォニーホールオープンした。

すみだトリフォニーホール以外の東京都の劇場ガイド

東京都にある公共ホールのまとめ』ページはこちら。

すみだトリフォニーホールの周辺観光スポット&イベント情報ガイド

 全国お祭りカレンダーはこちら。

トリップアドバイザーの周辺口コミ情報はこちら。

東京都の特産品&名物ガイド

「虎屋のようかん」など東京都の名産品ガイドはこちら、「澤乃井」など東京都の銘酒ガイドはこちら、「多摩の恵」など東京都の地ビールガイドはこちら

公開:2017年9月 2日
更新:2018年7月16日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

151新国立劇場  のガイド ー日本のオペラハウス・シリーズ 第5回ーTOP171東京芸術劇場のガイド




▲このページのトップに戻る
▲東京都へ戻る