旅するタヌキ

フェスティバルホール 《 ホール 音響 ナビ 》"工科系音楽家"による実地検証レポート

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フェスティバルホール

Official Website http://www.festivalhall.jp/index.html:

フェスティバルホールのあらまし

旧フェスティバルホールがあった新朝日ビルディングと四津橋筋を挟んだ粗面西側 旧大阪朝日ビル・朝日新聞ビルを解体し、それぞれ中之島フェスティバルタワー、中之島フェスティバルタワー・ウエストとして専用連絡地下道で一体化した複合商業施設の中にある。

かつて、バイロイト歌劇場のお引っ越し公演を行ったり、ザシンフォニーホール(※ホール音響ナビはこちら)が誕生するまでは在阪オーケストラ、外来オーケストラの近畿における殿堂でもあった。

2008年末に初代が閉館し4年の歳月をかけて2012年12月に2代目が初代と同じ住所に建設された「中之島フェスティバルタワー」のなかにオープンした。

初代フェスティバルホールが築いた栄光の時代

コンサートホールにもなるパイプオルガンを持たない「多目的ホール」としては、国内有数の収容人員と規模を誇っている。

かつては大阪国際フェスティバル(※音楽祭ナビはこちら)が「バイロイトお引っ越し公演」やH・V・カラヤン&B.P.Oコンサートなど毎年華やかに開催され、日本国中から巡礼者?が訪れ、一時期日本のクラシック音楽界に「燦然たる金字塔」を打ち立てたのが「フェスティバルホール」である。

フェスティバルホールのロケーション

所在地  大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号

大阪の「へそ」中之島には、高等裁判所、日本銀行大阪支店、大阪市役所、、大阪市公会堂、大阪市役所、大阪府立中之島図書館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪市立科学館、グランキューブ大阪、朝日新聞社、関西電力大阪本店、リーガロイヤルホテルなどの公共施設・文化施設・高級ホテル、マスコミなどがひしめく。

中之島の一角にあるフェスティバルタワーの1階から7階を占めているホール。

大阪市と周辺にある観光スポットについてのトリップアドバイザーの 口コミ ナビはこちら。

フェスティバルホールへのアクセス
  • 京阪中之島線「渡辺橋」駅下車改札口より12番出口経由約3分190m
  • 地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車喜多川改札ぐち4番出口経由 約2分170m
  • JR東西線北新地駅 西改札口より約8分700m
  • 阪神電車梅田駅西口改札口より 徒歩約11分900m
  • 大阪メトロ「梅田駅南改札口」より徒歩13分1.1㎞
  • 大阪メトロ「東梅田駅南改札口」より徒歩14分1.1㎞
  • JR大阪駅西改札口 より徒歩約「じゅうに分?」1㎞
  • 阪急電車梅田駅中央改札口より 徒歩約 16分!1.4㎞※兵庫県立芸術文化センター(※ホールナビはこちら。)ならこのl時間で到着します!

耳寄り情報

ご覧の通りもっとも近いのが京阪電車中之島線であるが大阪メトロ肥後橋駅「改札愚痴?」よりは可成り離れており、(小生も含めて)お年寄りや体の不自由な方、いわゆる交通弱者にとってはハードルの高い施設でもある!

「大阪シティーバス」が力強く「サポート」してくれている!

大阪駅南バスターミナルから

53系統「船津橋」方面「大阪駅前」バスターミナル発車時刻表はこちら。

中之島フェスティバルタワー・ウエスト北側の53系統「渡辺橋」停留所下車約3分190m

帰り大阪駅方面バス発車時刻表はこちら

なんば高島屋前バスターミナル~

「なんば」8系統・高島屋前バスターミナル発車時刻表はこちら

ホール正面フェスティバルウエストタワー前真正面には、8系統「フェスティバルホール前」停留所(時刻表名は渡辺橋)(8系統フェスティバルホール前大阪駅方面発車時刻表はこちらがあり交通弱者に取ってはありがたい助っ人である。

フェスティバルホールが得意のジャンル

大阪フィルハーモニー交響楽団

現在、創設以来朝日新聞グループと深い関係にある、大阪フィルハーモニー交響楽団がフランチャイズに使用している。

大阪駅(梅田駅)から至便の近隣都市にコンサートホールが続々と誕生した今となっては、主にポップス関係のコンサートが年間を通じて数多く開催されており、懐かしの一寸前までの元アイドル歌手の「ワンマンショーの舞台」がおもな用途となり「大阪の叔母ちゃま方」の第二の「新歌舞伎座」(※劇場ナビはこちら)となっっている。

フェスティバルホールの公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

施設面から見たフェスティバルホールの特色

※以下は2018年9月15日の実地調査?(コンサート鑑賞)に基づいて加筆・修正を加えた音響レポートです。尚当日の聴取位置は3階2列10番席でした。

公式施設ガイドはこちら

初代以来、収容人員2700名を誇るの「大規模多目的ホール」である。

各フロアー・ホール出入口の変則的配置

1階メインフロアーの1番を出入口を除きすべて、ホール後方の「ホワイエ」側出入口ドアから入室する形で、通常のホールに見かける各フロアー中央通路の側壁側の出入り口が配置されていない!

為に、3階バルコニーは急峻な階段を降りることになる!

その為座席間に設けられた4か所ある通路の最前部には「転落防止用の可動柵!」が設けられている。

正直、高所恐怖症の小生には、終演後の「登りが辛かった!」

全面木質パネルの木のホール

客席周辺壁面は基本、「縦桟」を配した木質パネルで、中層部・最上層部に永田音響設計お得意の帷子(かたびら)風の山形木質中空ブロック配置し、音響拡散体(※1)として配置し、一部は後述する「空調吹き出し口」にも流用している。

扇形プロセニアム型多目的ホール

全体の平面形状はわずかに広がっていく扇形のフロアー構成を採用している。

完全並行部分を多く持つ1階メインフロアー

緩やかな勾配のメインフロアーはステージ反響板から続く台形部分に長型を継ぎ足したようなデザインで、メインフロアー後半では両側壁は完全に並行している!

両翼から伸びた前半サイドバルコニー席を持つ2階バルコニー席

両翼から伸びた前半サイドバルコニー席を持つバルコニー席部分はハの字状に広がっているが、バルコニー本体両側壁はメインフロアー同様にこちらも完全並行壁面!、

ハの字に広がった3階扇形フロアー

眺望確保のために急峻な勾配!を持つ最上層3階バルコニー部は「ハの字に広がった扇形フロアー」で両側壁は並行しておらず全席定在波障害(※2)の懸念はない。

両サイドには通路は設けられていないが、台形壁際に扇型座席配置なので、壁面との間に一席分程度の空隙がある部分と、そうでない列が混在し5・7・8番列は壁際間近席となっており初期反響障害(※3)を受けている。

扇形配列の座席配置で定在波障害から客席を守る?

1階後半・2階フロアーの両側壁が垂直完全平行の垂直壁でこの部分では「ホール横断定在波」が発生しているが、

フェスティバルホールの伝統である、「扇形客席配列」で「緩やかな谷間」を創出し、着座位置(耳の高さ)では定在波障害(※4)が発生しないようになっている。

さらに、定在波の「節」に当たる1・2階フロアーの両側壁間際は通路になっており、「定在波障害顕著ゾーン」をうまく回避している。

4階吹き抜け20mのとてつも無く高い天井

4階から7階までの4階吹き抜け相当の天井は最高部高さがメインフロアー平土間部分から20mも有る。

フェスティバルホールの「証し」大型木質天井反響板

更には初代から引き継いだデザインの大型天井反響板を使用し、フロアーとの平行面を無くすように配慮し、初期反射を抑制して有る、

バルコニー軒先を短くし階下への影響を改善

2代目は、断面図(はこちら)をご覧いただけばお判りのように、階下へのオーバーラップが少なくなり、天井(軒下)の階下に対する音響的悪影響はかなり改善された。

半面、以下に示す一部のサイドボックス席と仮設補助席部分では極端に天井が低くなっている。

2代目フェスティバルホールになって「劇的に改善された空調騒音」について

初代フェスティバルホールの最大の欠点は、空調ガラリから発せられる送風騒音であった。

有名な話として、H.V.カラヤン氏が手兵V.P.Oと大阪国際フェスティバルに来日した際に、「騒音が酷い」という理由で、空調を切らせた逸話も残っている。

基本は従来通り波状天井反響板の段差部分を照明ガラリと共用した「吹き出し口」だが、その他にも前途した山形の音響拡散体の一部を空調吹き出し口にも利用し、吹き出し部と換気口を多く(ステージ後方反響板にも!)設け、吹き出し口面積を大きくとり、「流速を落とし」かつ、送風ダクト内に「ノイズキャンセリング音響設備」(※5)を設置するなど、客席での空調騒音を25dB以下と通常では殆ど聞き取れないレベル(※6)迄劇的に改善した!

可動プロセニアムと重量級大型反響板

ステージ反響板は流行りの自走式ではないが「ホール内と同意匠」の大型重量反響板で、可動プロセニアムと連携しホールと一体化しオープンステージコンサートホールと同様の音響効果が得られる流手法。

但し収容人員2700席に拘ったために、問題を残すこととなった部分も見受けられるが、ポップス系のミュージシャンからは、「声が良く通るホール」として評判が良い。

広くなった脇舞台

脇ステージが狭かった、初代はオペラ・バレエ・演劇公演で大きな舞台装置を必要とする舞台転換を用いる演出ができなかったが、脇舞台を拡張し、「スライディングステージ設備」も備えたことにより、大掛かりな舞台装置を使用した出し物が可能となった。

ホール音響評価点:得点77点/100点満点中

※全項目、反響板設定のコンサートホール様式(仮設補助席含む2524席仕様)で評価。

※その他補助席

§1,「定在波」対策評価点:47点/50点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で 「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=25点をベースに算出。
  • ※被害エリア客席数/収容人員 の比率で持ち点から算出する。

§2、残響その1 「初期反射」軽減対策評価点:15点/25点満点

  • ※壁面の素材毎に持ち点を評価し、客席配置で持ち点減点。
  • 木質パネル等持ち点25点から硬質壁在持ち点12点の間5段階持ち点評価。
  • ※被害(音響障害)想定席数と収容人員の比率で採点評価

§3,「客席配置」評価点:10点/20点満点

  • ※客席メインフロア周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。
  • ※壁際通路、大向こうつうろの有無、天井高さ、バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で持ち点減算。
  • ※前項同様に想定被害者数を引いた有効座席数の割合で評価する。

§4,残響その2「後期残響」への配慮評価点:5点/上限5

  • 上限10点の範囲内で音響拡散体が付加されていれば1点/1アイテムで加算評価。
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

総評

高所恐怖症の小生には、とても座る勇気が湧かない、最上層部にあるサイドテラスは天井が迫っており、問題が残る部分である。

サイドテラスBOX席に至る狭くて急な階段

このサイドテラスBOX席は、2階・3階サイドBOX席の名の通り、ホールへの入り口部分の防音扉は2・3階ホワイエ両袖にある脇フロアー?に設置してありホール、扉を入って急な傾斜の「狭い階段」を登りBOX席に至る構造になっている。

ホール内から見える通り(※グーグルストリートビューはこちら)、これらのBOX席には階段通路部とホール内を隔てる扉は設置されておらず(分厚い音響カーテンは設置されている様?だが、実際に使用しているBOX席の客は見かけなかった!)階段通路が「一種の共鳴ダクト」となり、「特定の周波数」を吸収している。(能舞台の甕と同じ原理)

アイデアは秀逸だが、共鳴ダクト部分の「共振(共鳴)」周波数が検討された形跡はない!

したがって、各サイドBOX席入口近くでは音響カーテンを閉めない限りは「風切り音」などの開口部音響障害が発生している可能性がある。

さらに音響とは関係ないが、老人やからだの不自由な方、所謂「弱者」にとっては、この急階段はかなりの「バリアフル?」ではある。

実感レポート

昔から定説になっている、「扇形多層ホールで一番音が良い席はバルコニー最前列中央部である」ことを改めて確認できた一夜であった。

実際は2列目のヤヤ下手よりの席であったが、急峻なスロープが功を奏し、前列客席の頭?も(音響的に)邪魔(障壁)にならず、目を瞑って聴覚だけに神経を集中しても、音像、定位、スケール感、音色全てにおいてトランジェントの良い素直な音色であった。(良好というよりこれが当たり前!)。

(先代のホールで前半かぶりつきに近い3列目中央付近の座席にも座った経験があるが、その時は、ステージ上の生音があまり明確で無かったように記憶している。)

トランペット等の金管の響きなどは真正面より、少し高度差を取った方が「耳に突き刺さらず」に心地よい響きであったように感じている。

転倒防止?の隔壁手摺

3階バルコニー席全席(及び2階サイドテラス席LR3番出入口直前のL1&R1列背もたれ部にも)には、転倒・転落防止用に客席背もたれ背後、つまり後席足元に手摺柵を兼ねた木製の背の低い隔壁が設けられているが、高さも低く深々と腰掛けでもしないない限りは、音響障害は発生していなかった。

定在波障害の無い3階バルコニー席

さらに、石川県立音楽堂のコンサートホール(※ホールナビはこちら)の3階バルコニー席で経験した、定在波対策がいい加減なシューボックスホールにみられる後部座席特有の定在波障害とみられるトランジェントの悪さはこのホールではなかった!

やはり耳障りな残響

但し、当日満席であるにもかかわらず「残響1.8秒異常!」は、小生に取っては余分な厚化粧としか感じられず、バスドラムやティンパニーがせっかくダンピング(制動)しているのに、「長く続く響きは余計なお節介」(※7)としか感じられなかった!

他の近畿のホールとの比較は

※同じ評価法で採点した兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール(収容人員2001席)は100点満点!でした。(※ホール音響ナビはこちら)

このホールのおすすめエリア
メインフロアー

このホールでは、伝統的に?メインフロアーホール前半は避け、ボックスシートより後半の15列~22列の後方中央部エリアが眺望もよく、2階バルコニー床下の影響もなくおすすめ。

都市伝説「もっともよい音がするのはバルコニー最前列中央部!」

残響2秒異常の都市伝説が生まれる以前から定説となっていたもう一つの都市伝説「もっともよい音がするのはバルコニー席最前列中央部」がピタリ当てはまるホールである。

2階バルコニー席

最前列1番列中央部24~41番がおすすめ。

3階バルコニー席

最前列1番から4番列の中央部27~46番がおすすめ。ステージからは多少遠くなるが、音響的にはBOX席に迫る音響である。

あまりお勧めできないエリア

1階メインフロアー、2階バルコニー席の大半は、伝統的?に天井が迫っている、為に多少癖のある音響である。

※旧ホールはメインフロアーに対する上層部バルコニー席のオーバーラップが大きく、かつかなり天井(バルコニーに軒下)が迫っていたように記憶している。

サイドテラス

バレエ・オペラ以外のコンサートではあまりお勧めできない、Twin席のカップル・シートなので恋人達には向くかもしれないが?音響的にはお勧めできない!

算出に用いた値;

定在波評価

※メインフロアー側壁2/3以上が完全並行ではあるが、扇形配列座席と壁際通路配置により、甚大な実被害エリアがほぼ生じていないので配点は50点のままとした。

基礎点B1=配点50点ー障害発生エリア数2=48点

定在波障害顕著席数;4席/3階バルコニー席8・9列1番&72番席

初期反射対策評価

基礎点B2=素材基礎点25点ー障害発生エリア数9=16点

初期反射障害1 壁面障害席 ;26席(6席/2サイドテラスツイン席両側、10席/3サイドテラスツイン席両側、10席/3Fバルコニー席両サイド2・5・7・8・9列両側壁際席)

初期反射障害2 天井高さ不足席;56席(26席/1階メインフロアー31列全席、14席/2階バルコニー席8列全席、12席/3階バルコニー9列全席、4席/3F3サイドテラスツイン席両側(LBBH・RBBH)全席)

重複カウント ;ー6席

音響障害席総計;76席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数9=11点

眺望不良席数;0席/1F平土間中央部座席千鳥配列

音響不良席その1 定在波障害顕著席 ;4席

音響不良席その2 初期反射障害1壁面障害席 ;26席

音響不良席その3 初期反射障害2 天井高さ不足席;56席

重複カウント ;ー6席

音響障害席総計;76席

リハーサル室

データが公表されていない無いので採点できません!

フェスティバルホールの施設データ

  1. 所属施設/所有者 中之島フェスティバルタワー/朝日ビルディング
  2. 指定管理者/運営団体 朝日ビルディング
  3. 開館   2012年
  4. 内装(音響マジック) 永田音響
  5. ホール様式 『扇形タイプ』プロセニアム型式多目的ホール。

    客席天井高 20m(最高部)
    客席幅 31m(1階席最大)、38.8m(2階席最大)、42.5m(3階席最大)

客席 
  • 形式 3フロアー、2階バルコニー、3・4階テラス席有り。最大幅1F;31m、2F;38.8m、3F;42.5m

    プロセニアム形式標準仕様;2,700席、*オーケストラビット内176席含む

    オーケストラピットorエプロンステージ使用時:2,524席(仮設補助席含む)*車椅子 30席含む
    1階:1,544席/BOX席81席含む標準仕様、1570席/オケピット使用時、仮設補助席込み
    2階: 576席/バルコニーBOX席含む標準仕様、590席バルコニーBOX席含む /オケピット使用時バルコニーBOX席、仮設補助席込む
    3階: 580席/バルコニーBOX席含む標準仕様、592席含む /オケピット使用時、バルコニーBOX席、仮設補助席込む

  • RH-60dB残響測定時間 満席字;1.8sec. 空席字;2.2sec.
舞台設備 
  • 奥行き(主舞台先~柱)24.3m、(主舞台先~ホリ幕) 19.4m
  • 主舞台;可動プロセニアムアーチ;間口:30m  高さ:12.6m (反響板設置時間口:24.5m(可変)  高さ:12.6m)道具迫り付き、ステージ高さ、Fl+90㎝、
  • 上手袖舞台 ;幅:19.4m 奥行:18.8m(最小部)、25.3m(最大部)、有効面積:455㎡
  • 下手袖舞台 ;幅:14.8m 奥行:19.6m(最小部)、21.4m(最大部)、有効面積:305㎡



  1. その他の設備 
  2. 付属施設 
  3. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら
各種・図面・備品リスト&料金表

付属施設・その他 

館内付属施設 
  • 館内施設;楽屋x19、ホワイエ、エントランスロビー、ビュッフェ、リハーサル室、多目的室x3、ホワイエ、コインロッカー等。

施設利用ガイド

デジタヌの独り言

ハッキリ言って、長年「無知な庶民?」を、戦前は保守を通り越した「極右の軍国主義」へ戦後は「共産党も眉をしかめる」リベラルを通り越した「極左の社会主義思想」へと思想操作を行い続けている親会社である「危険思想の巣窟、A新聞」は大嫌いであるが、フェスティバルホール(㈱朝日ビルディング)には「恨みつらみ」は一切無いので、出来る限り依怙贔屓(エコ?ひいき)無しに評価させていただいたつもりである。!

今後の設備改修に期待

前途した、3階バルコニー、2.3回サイドテラスBox席への通路の勾配対策として、「階段昇降機」(※8)設置などの弱者対策を期待する。

呼び屋・プロモーター以外には・「2700席の収容人員」は出演者・観客にとっては昔ほど「有りがたい数字」では無く成ってきた

2700席もあるのにどの団体・個人のコンサートチケットがべらぼうに高い値段なのは、ホール使用料が高額な為であろう。

フランチャイズにしている「大フィル」でさえ一般席も相当なお値段、但しシーズン席はパトロン(後援企業)が買い占めて?くれるので、一般入場者が少なくても採算は取れているのであろう。

プロ野球同様、大事な勝負興業(コンサート)でも、シーズン席はポッカリなんてことはしょっちゅう有る見たい?

「一地方都市のホール」にしてはべらぼうなぼったくり料金!

2017年11月27日現在調べ

フェスティバルホール。2,700席

午前の部 (09:00-12:00)平日¥1,050,000-土日祝¥1,150,000-

夜間の部 (17:00-22:00)¥1,550,000-土日祝¥1,650,000-

午前・午後(09:00-16:00) ¥1,600,000-土日祝¥1,800,000-

午後・夜間(13:00-22:00) ¥1,700,000-土日祝¥1,900,000-

終日   (09:00-22:00) ¥1,800,000-土日祝¥2,000,000-!

サントリーホール。  2,006席

東京の一等地にある「サントリーホール」でも以下の通り...。

午前の部 (09:00-12:00)平日¥770,000-土日祝¥1,100,000-

午後の部 (13:00-16:30)¥1,10,000-土日祝¥1,320,000-

夜間の部(17:30-21:30) ¥1,320,000-土日祝¥1,320,000-

兵庫県立芸術文化センター 大ホール 2,001席

兵庫県立芸術文化センターに至っては、梅田(大阪駅)から15分という至便でありながら以下の通り

入場料¥3,001-以上の有料公演の場合。

午前の部 (09:00-12:00)平日¥206,000-土日祝¥275,000-

午後の部 (13:00-17:00)¥329,000-土日祝¥411,000-

夜間の部(10:00-22:00) ¥411,000-土日祝¥514,000-

終日   (09:00-22:00) ¥823,000-土日祝¥1,029,000-

音の良いホール伝説?

さだまさし氏や山下達郎氏などが、「音が良い伝説・今だ健在」とマスコミや自信のラジオ番組で取りあげているようだが...。

所詮、大阪城ホールや、大阪ドームを満員に出来ない人達ではある。(ホントのこと言ってスミマセン。)

兵庫県立芸術劇場が梅田(大阪駅)から阪急速達電車で15分の今日、大阪駅前近辺でも「繁華街北新地の外れ」にある場末劇場は、どこも出し物・集客共に低迷しているようで、フェスティバルホール神話の崩壊も近いかもしれない...。

栄光に満ちていた「初代フェスティバルホール」の想い出で

小生が生まれて初めて、オーケストラの生演奏を耳にしたのがこのホールであった。

1967年の大阪国際フェスティバル でユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の5月6日公演,。

当時小生16歳高校2年生であった、6ッヶ月前に前売り券を買い、部活仲間と連れだって行った。

TP主席ギルバートジョンソン氏のソロやJ・ジャコペンスキー氏のバスチューバに絶句した想い出がある。

以来、故朝比奈隆指揮のG・マーラー千人の交響曲本邦初演、労音オペラ「魔笛」など、思い出すのに苦労するぐらいの数多くのコンサートに出かけたことを思い出す。

嘗て地方からのアクセスが「悪節句」であったころ

嘗て1950年代には高度成長期に差し掛かっていたとはいえには東京、大阪、名古屋、福岡以外の地方空港の整備も行き渡っていなかった。

さらに国道・幹線道路の整備も進んでおらず、大都市以外では、お天気が続くと「砂塵が舞い」一雨降ると泥濘む(ぬかるむ)ような「極道」状態の幹線道路がはびこり、東海道線の電気機関車が引っ張る、超特急「つばめ」でさえ東京大阪間が8時間も掛かっていた時代でった。

白黒テレビも普及していなかったこの時代

当時は娯楽も限られており、東京・大阪の2大都市には収容人員4000人を越す大劇場が多数有り、大衆娯楽の聖地「浪速」には「地方」からお上りさんが、大挙して夜行列車で「舞台芸術の聖地巡礼」に訪れ大商業ホール・大芝居小屋は「我が世の春を謳歌」していた。

そんな1950年代、帝都東京も含め日本各地には「クラシック音楽の殿堂」たり得る施設が当時は存在しなかった!。

初代フェスティバルホール誕生秘話

クラシック音楽に傾注していた「当時の朝日新聞オーナー」の令夫人がそんな実情を嘆き、「世界に誇れる」コンサートホールとして「規模より藝術」を優先し「当時としては極控えめな規模」に当たる収容人員2700人で初代フェスティバルホールが1958年4月に開館した!

今や地方のプレミアムホールが脚光を浴びる時代に...

それから半世紀以上経ち、「世の中は一変」全国に「痴呆空港」「高速道路網」が整備され、「新幹線網」も遂に北海道の大地を踏み、「藝術巡礼者が聖地巡礼」する時代は昔話となり「藝術が地方巡業」する時代に成った!

今や地方の観客が態々大都市にある「窮屈な大規模劇場」まで足を運ぶのでは無く、世界各国からやってくる一流芸術団体を、ゆったりとした地元の「プレミアムホール」に「呼び寄せ」地元で「ゆったり芸術鑑賞」する時代に成ったのである。

クラシックコンサートはすでに2700人規模の巨大ホールで興行する時代では無くなったわけである。

デジタヌの知っておきたい豆知識

フェスティバルホールこれまでの歩み

1958年4月初代フェスティバルホール開館

2008年12月閉館解体。

2013年4月2代目リニューアルオープン。

※参照覧

※1、音響拡散体・グルービングパネルについては関連記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」をご覧ください。

※2-1、定在波の悪影響に関する一般人向けnatuch音響さんの解説記事はこちら

※2-2、定在波に関するWikipediaの(技術者向け)解説はこちら。

※3、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

※ 4『ホールに潜む ミステリー ゾーン (スポット)とは?』はこちら。

※5)送風ダクト内に、スピーカー・マイクロフフォンを設置し、マイクで拾った「送風機騒音」を逆相で流し、キャンセリングする手法で、「ノイズキャンセリング・ヘッドフォン」でお馴染みの手法。

※6、室内騒音に関する東方精機㈱の解説記事はこちら。

※7、関連記事『都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?』はこちら

※8、階段昇降機メーカー㈱東山電機製作所の商品案内はこちら。

※ご注意;※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

公開:2017年9月 3日
更新:2018年9月28日

投稿者:デジタヌ

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