音響研究室便り『旅するタヌキ』

ボルボ の高速周回路《バンク伝説》 VOLVOの開発拠点

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現在中国企業の浙江吉利控股集団の完全子会社となっているボルボ・カーズは、嘗てボルボ・グループ(トラック部門や船舶エンジン部門で構成されるコングロマリット)の乗用車部門でした。

前書き 中国企業?となったボルボ

※ご注意、この施設は非公開施設です!、社外の一般人は特別イベントが開催される時以外は見学できません!

※以下用語については 当サイトシリーズ記事プルービンググラウンドについての走路用語と解説 を参照ください

1998年に自動車部門がフォード傘下の自動車会社としてボルボ・カーズが誕生して、2010年8月までフォード・モーター内のプレミアム・オートモーティブ・グループに属していましたが、フォードとの間には資本関係は無い「ボルボ」本体とフォードが共同所有するボルボ・トレードマーク・ホールディングABがVOLVOの商標を持っていたので、同社の許諾によりフォードの北米工場でもボルボブランドの完成車両のノックダウン生産を行っていました。

その後、2010年にフォードの所有していた株式が中国企業の浙江吉利控股集団に18億ドルで売却されて資本下となりました。

現在浙江吉利控股集団の資本下に入っていますが、完全子会社ではないので開発体制は完全に独立しており「ニューゼネレーションのVOLVO」はボルボ・カーズ独自で企画・開発されたシリーズになっています。

尚現在でもフォードのarizona proving ground(※1)の所有者(名義)がVOLVOになっているのはこれらの事情によります。

参※1)当サイトシリーズ記事 フォードのproving groundはこちら。

世界企業となったVOLVO

現在ヨーロッパでは本国スウェーデンのイエテボリ工場とベルギーのゲントっ工場で完成車が、

2010年以降浙江吉利控股集団の資本下になってからは中国 2013年成都の中正汽車製造、同じく2014年大慶の大慶・ボルボ・カー製造、2016年路橋の浙江吉利製造で完成車が生産されるようになりました。

但し嘗ての長安フォード汽車工場は別の企業グループの手に渡り現在ではVOLVO車の生産は行われてりません。

またマレーシアのボルボ・カー・マニュファクチャリング・マレーシアでノックダウン生産が継続され、2017年からはインドのボルボ・オート・インドではScalable Product Architectureプラットフォームの S90、XC60、XC90シリーズが、そして2018年にはかつての親会社フォードのある米国にも再進出を果たして、ボルボ・カー・北米で三代目のScalable Product Architectureプラットフォーム車の北米向けS60が生産されています。

VOLVO Hällered Proving Ground

Official Website: https://www.volvocars.com/se/om-volvo/foretaget/karriar/kontor-och-fabriker/hallered

504 91 Hedared, スウェーデン

敷地面積 約700ha

別項でNaviったAstaZero Test Track(※1)とサイアミーズ(背中合わせ)の施設です。

高速周回路

最内周に1レーンのサービストラック兼用の走路を持つ4レーンの両端にバンク路を持つオーバルトラックです。

コーナー部約350R オーバル幅860mオーバル長1700m周長4㎞、緩和区間除く完全直線部700mX2の立派なバンク走路で、ちょっと小ぶりの旧矢田部(※2)、城里テストセンター(※3)といったところ。

参※1)当サイトシリーズ記事 世界中にある、公立・民間のレンタル施設はこちら。

参※2)当サイトシリーズ記事 語り継がれている世界のバンク跡 はこちら。

参※3)当サイトシリーズ記事 城里テストセンターはこちら。

インフィールド施設

変形オーバル周回路

インフィールド北東エリアには、左回りの2車線の2重変形オーバルがあり。

両端のコーナーに挟まれた3本のストレッチ部分は蛇行していて、何れも極端なカントのない

一般道を模したオーバルコースとなっています。

バックストレッチ側は内周路がメイン走路のようで、北端の合流部分は内周優先(外周側一時停止)となっています。この走路は一般道を模しているので左走行車線・反時計回りで運用されています。外周バックストレッチ部分のさらに外側に入レーンのラフ(砂利道?)が

設けられていて冬季試験に用いているようです?

北側エリアニアは他にも周回路が2つあり、何れも反時計回りで運用されているようです。

南エリア

南エリアにも2つの2車線相当の変形ピーナッツ?型オーバルがあり、大きいピーナッツの内側には更に、ダートの変形周回路が設けられています。

メインストレッチ側のピ-ナッツ走路?

Special Surfaces Trackを主にした周回路で、バックストレッチ側には波状路も併設されています。

メインストレッチに沿うように、スキッドパンを主にしたマルチレーンのSpecial Surfaces Track グランドがあり、冬季の制動試験などに用いられているのでしょう?

オーバル北側を囲む威容に設置されたRural Road

オーバル北側コーナーを取り囲むように田舎道?周回路(Rural Road)が配置されています。

※ 走路用語については 当サイト関連記事 プルーピンググラウンドの走路用語をご参照ください。

 

公開:2020年8月 3日
更新:2021年1月20日

投稿者:デジタヌ


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