狸穴ジャーナル別冊『音楽便利帳』

入団ガイダンス編 《 アマオケ って何?》 プロローグ

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『入団希望者の目線に立って...』を基本編集方針に掲げている当「音楽・演劇便利帳 アマチュアオーケストラナビ」で使用した「タイプ別」についての用語便覧。

前書き 誌面リニューアルに当たって

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今回『アマオケNavi』リニューアルに当たって、以下の分類法を考案してみました。

「一般公募型同好会」、「結社型?同人会」などの運営タイプ。

「大曲・難曲・珍曲志向」などの選曲嗜好。

フランチャイズ型コンサートホールタイプとの広域公演(巡業型)、練習場固定タイプと「ジプシー放浪型?」などの「活動パターン」の種類で構成して、目指す「安住の場!」を射止めるための『アマオケNavi』利用法のガイダンスです。

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《 アマオケ って何?》の総合目次

※以下のタイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプできます!

第1回  フランチャイズホールと レジデントオケとの違いは...

アマオケの公式サイトにある「XXを本拠地として活動しています...」風な表現にあえて苦言を呈して...

第2回 近年のアマオケ活動傾向...

2017以降もアマオケ界は活発で、続々と新しいタイプが生まれています。単に「アマチュアオーケストラ」とひとくくりには出来ないタイプ別文化(分化)の補足説明

第3回 "ご当地オケ"の勧め...

気心のあったもの同士が手作り・手弁当で「ほっこりファミリーコンサート」を開催して、地域の人達から親しまれ愛される存在に...

第4回 プロ演奏家を目指すには...

気心のあったもの同士が手作り・手弁当で「ほっこりファミリーコンサート」を開催して、地域の人達から親しまれ愛される存在に...

第5回 音楽を極めるために「芸大」を目座すか、趣味を極める為に「一流大学」をめざすか?

楽器演奏は「嗜み(たしなみ)」と割り切り、1流大学を目指して猛勉強に明け暮れる日々をお過ごしの受験生の音楽ファンの皆様へ...

第6回 トップアマチュアオーケストラの存在とは?

トップアマチュアオーケストラの開催するコンサートは「破格のお値打ち価格」でオーケストラファンの庶民の強ーい味方!?

第7回 医学部・学生オーケストラがある理由!

どうして、あの慶應義塾に医学部オーケストラが別だてであるのか?各地の公立大学統合再編で統合された「大学」に2つ以上の公認学生オケが存在するのか?

第8回 お父さんアマオケの皆さん...見栄を張らずに...

男性団員がほとんどの「お父さん管弦楽団?」の皆さん「見栄」を捨てて「お母さん合唱団」のように、こぢんまりとしたホールで「身の丈にあったコンサート」してみられては...

第9回 歴史だけに縋り付いた 地方 の アマチュア オーケストラ が抱える問題とは...

アマチュアオーケストラでそこそこ安泰なのは一部の超有名メジャーアマチュアオーケストラにすぎません。

第10回 新生 マチュア オーケストラ が抱える問題 ...

全国のアマオケの3分の1が集まっている東京都のアマオケ界で、長年「活動してきた自主運営アマオケ(同好会)」と、2010年以降に生まれた新生アマチュアオーケストラとでは.../p>

第11回 アマオケ戦国時代到来!?...首都圏のアマオケが抱える問題とは?

全国のアマオケ活動の縮図ともいえる首都圏のアマオケを「アマオケNavi」 改訂にあたって調べ直して、デジタヌが感じたこと...

第12回 長い目で見れば、伝統ある市民オケが残る?

今の首都圏の多極分化的アマオケ界の流れは今後も続くのか、それとも一時的傾向なのか?

Annex1 神奈川県の市民オケの皆さんへエール!とご提案

神奈川県のアマオケが音頭を取って全国から参加団体を募って「全日本市民オーケストラ親睦会」を組織してみませんか。

★第1節 アマオケNavi 掲載団体覧について

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入団希望者の目線で

今回の改訂に当たっては入団希望者の「ニーズ」、すなわち「アマオケを選ぶ側」の「入団希望者の目線」に立って、各団体の「団員構成」公募or閉鎖型、「地域密着度」と活動指向(選曲嗜好)にフォーカスして、要点を洗い直し、編集し直して「目指す入団希望先」を見つけやすいように「アマオケNavi」を改訂しました。

第1項 団体所在地について

※基本「自主開催コンサート会場」の所在地としています。

  • 各地にキャンパスが分散している大学の「合同部活」として活動している「大學公認サークル活動」はメインとしている「全奏セッション会場」があるキャンパス所在地若しくは、「大学本部のある所在地」の所属としました。
  • 公益財団法人、NPO法人、音楽アカデミーなどの「運営母体事務局」が明確にされている団体は、「コンサート会場」とは関係なく「運営母体の所在地」の所属としました。

第2項 プロフィールについて

各団体の、公式サイトを要約しています。『...』でくるんでいる個所は掲載希望をそのまま掲載しています。

参※)当サイト関連記事 アマチュアオーケストラ情報投稿フォームはこちら。

第1目 活動タイプ

(弦楽合奏団)(室内管弦楽団)(交響楽団)(古楽器アンサンブル)(ポップス管弦楽団)
(マンドリンオーケストラ)(ウィンドオーケストラ)(ウィンドアンサンブル)(雅楽・邦楽団体)に分けてあります。

弦楽合奏団

管・打楽器抜きの、アマオケ。

但し、カルテット、クインテット、シクシテット、オコテット、などのアマチュア団体は除く。

室内管弦楽団

概ね2管編成以下の管弦楽団で、古典的名曲を取り上げている団体が多い。

交響楽団

一般的なアマチュアオーケストラ。

古楽器アンサンブル

最近増えてきたタイプで俗にいうビオラダガンバ、リュート、チェンバロ、ナチュラルTp、ナチュラルHr、ブロックフレーテ、その他の古楽器「ピリオド楽器」を使用した団体。

ポップス楽団

ストリングス付きのビックバンド、例えば「ミュージックフェアーオーケストラ」や「紅白歌合戦オーケストラ」のように規模に関係なく「ドラムセット」「エレキギター」「キーボード(シンセサイザー)」「ピアノ」「サキソフォーン」など通常の「交響楽団」では使用しない「インスツルメント」を用いている団体。

嘗てのポールホワイトマン楽団、ミュージックフェアーオーケストラ、THE ORCHESTRA JAPAN等

サブカテゴリー 活動期間タイプ
(常設オケ)

(通年活動型)自主コンサート開催を目指し、年間を通じて、概ね1回/月以上の定期的な「全奏セッション」を行っている団体。

1年間を通して、毎週、毎月等定期的に全奏セッション行っている場合は、ランダム 隔週 毎週※曜日 第?※曜日午前中or午後or夜間 ?回/月程度。などとひょうきしてあります。

(期間限定オケ)

イベントオケなど、コンサートイベント前「数か月間」だけ活動する期間限定タイプ

  • コンサート開催5か月前から毎週末(日・祝)曜日午後・夜間 10回。 
  • コンサート開催間際数回不定期招集型。
(シーズン毎更新・期間限定オケ)

最近現れてきたタイプで、ほゞ毎年定期コンサートを開催しているが、シーズン毎に参加者(登録会員)を募るタイプ。

第2目 演奏活動タイプ

以下のタイプに分けてあります。

1)コンサート一般公開型
  • 年間1回以上の自主開催コンサート活動を行っている団体。?回/年(コンサート案内はこちら)と記述しています。
  • ファンの目線から「フランチャイズ(地域貢献度)」度合で「自主開催コンサート」でクラス分けしてあります
Category class 1 「ご当地アマオケ」
  • 招聘コンサートを除く、「フランチャイズ型」の「自主開催演奏会」(若しくは同一行政区分内にある複数のホール)コンサート活動を行っている団体で。コンサート会場のある行政区分(市・区・町・村自治体)」内「停留型(or行政区分内回遊型)」のセッション会場を持つ団体。

※「おらが町」を練習にだけ使って「地元でコンサートを開催しない」様な団体は、「一部の地元団員」以外の「地元住民(納税者)」にとっては地域の文化活動に貢献してくれている訳でもなく、ただ単に迷惑な存在で「ご当地アマオケ」の資格はありません!

Category class 2 「準地元密着型」 

※ローカルエリア内で「コンサート活動」と「練習セッション」を行っている団体。

  • 「フランチャイズコンサート会場」のある行政区分(自治体)を含む「ローカルエリア内」の他の自治体で「停留型」or「ローカルエリア内回遊型」の「全奏セッション」を行っている団体。※隣接する県にまたがっていても、隣接する行政区分エリア(ローカルエリア)内であれば同様に扱っています。
  • フランチャイズ型(行政区分内巡回型を含む)の「定演」を開催し、サブコンサートを広域巡業?しているタイプの団体。

※入団希望者の目線で見て居住している「ローカルエリア」で「練習セッション」も「コンサート」も行っている団体は、参加もしやすく、まご「近所の知人・友人」もコンサートに誘いやすい!

※精々ここまでが「一般入団希望者」の活動許容範囲?!

Category class 3 「広域放浪セッション型」
  • 全奏セッションを広域放浪していても「自主開催コンサート」は「ホームグランド」のフランチャイズホールで開催している律義者集団?。
  • ある「ローカルエリア内回遊型」の「練習セッション」を行いながら、離れたエリアでフランチャイズ型の自主開催コンサート活動をしているタイプ。

※固定ファン(地域支援者)は得やすいが、毎度全奏セッションの為に広域を渡り歩かされる「団員」にとっては「億劫」になりがちで、よほど「指導者」(音楽監督・指揮者)に魅力がないと団員離れの原因になりやすい!。

Category class 4 「広域巡業型」放浪型ジプシー集団?
  • その都度の気分次第?で(県外を含む)広範囲の「随時使用コンサート会場」で自主開催演奏会を興行?し、全奏セッション会場も互いに接していない広範囲の行政区分にまたがる「広域放浪型」の全奏セッション会場を渡り歩いているジプシー団体?
  • ※「行政区分内回遊型」を含む「停留型」の全奏セッション活動でお世話になりながら、隣接していない別のローカルエリアにある「遠く離れた演奏会場」を渡り歩いている、ご都合主義の「恩知らずの厚かましい?集団。」も含む。
  • ※同じく特定の「ローカルエリア内回遊型セッション」を行いながら、「ローカルエリア外のコンサート会場」を渡り歩いている団体も含む。

※ほんの一握りの住人(一部団員)の普段の練習には都合よいかもしれないが、練習場に使われ「踏み台」にされているている自治体(大多数の住人)にとってはなんのメリットもない!?

※例えば東京都では「杉並公会堂」、横浜市では「みなとみらいホール」や「神奈川県立音楽堂 」川崎市では「カルッツかわさき」「ミューザ川崎シンフォニーホール」、愛知県では「愛知県芸術劇場」、京阪神では「京都シンフォニーホール」「神戸文化ホール」「アイふぉにっくホール」福岡県では「福岡シンフォニーホール」北海道では「札幌コンサートホール Kitara」などで「 定演」を不定期開催している団体に多く見受けられる。

招聘イベント出演型

招聘イベント出演・施設訪問演奏を主に活動していて、自主開催コンサートを行っていない団体では(イベント出演予定はこちら)等と記載しています。

また「自主開催定期コンサート活動休止中」のオケも(不定期イベント出演予定はこちら)等と記載しています。

非公開型セッション専門型

合奏セッション活動を主に活動している「会員制の団体?」で事務局や幹事(コアメンバー)が毎回の「テーマ曲」を選びセッションメンバーを不定期に招集する非公開チュッティーセッション(全奏練習)専門のオケ。

第3目  全奏セッション会場(or分奏練習場)タイプ分け

※ 入団希望者(団員)の活動目線から、「オックウ程度?(地域密着性)」で分類してあります。

(停留型)

「全奏セッション」会場を「XX市民文化会館」リハーサル室等に固定している(できている)タイプ。

(行政区内回遊型)

単一の、行政区分(市・区・町・村?)内の集会施設を回遊している団体。

(ローカルエリア回遊型)

隣接した行政区分で構成される「ローカルエリア内」の公共施設・民間施設を回遊しているタイプ。

(広域放浪型)

他府県も含め隣接していない複数の自治体にあるレンタル施設を「さ迷って・放浪している」根無し草の「ジプシー団体」。

第4目 選曲志向(嗜好)

選曲志向(嗜好)1;定番クラシック名曲志向

(やや珍曲・大曲・難曲より)。などのコメントを併記。

選曲志向(嗜好)2;ライトクラシック・イージーリスニング志向

(ワルツ、ポルカ、オペレッタ序曲、R・アンダーソン小品集etc.)
(ミュージカルメドレー、映画音楽、洋楽スタンダード・懐メロ歌謡・Jポップなどの編曲もの)。

などのコメントを併記。

選曲志向(嗜好)3;作曲家指向

;モーツアルト、ベートーベン、ブルックナー、マーラーなど。

選曲志向(嗜好)4;ジャンル志向;

(バロック音楽)(大曲・難曲・珍曲 嗜好?)(ゲーム音楽専門)(オペラ・バレエ曲)(ゲーム音楽嗜好)(アニメ劇伴)、(シリーズ映画BGM)などのコメントを併記。

選曲志向(嗜好)5「コンクール志向」

(審査員受けする派手な小品 )等のコメントを併記。

※選曲志向(嗜好)はあくまでも「嗜好」で「その団体の演奏レベル」とは比例しません!

特に「大曲・難曲・珍曲 嗜好?」は単なる座興?程度に考えたほうが(入団希望者・聴衆双方共に)ガッカリしないですむでしょう!

例えば、運命、英雄、未完成、新世界等の「定番名曲」はプロでもそうたやすく攻略?できません!

本当に「実力のあるアマオケ」は定番名曲の「感動的な名演」を聞かせてくれる団体で「日本でもほんの一握り」しか存在しません!(残念ながら小生は今まで「お耳にかかった」ことがありません!)

第5目 運営タイプ

「各種団体支援型」「自主運営同好会」「オーガニゼーション型」に大きく分類してあります。

「自主運営同好会・同人会」

NPO法人タイプを含む「自主運営同好会」「学外自主運営サークル活動」「自主運営同人会」「登録会員制参加費型イベント団体」「登録会員制参加費型セッション団体」等の自主運営サークル。

「各種団体支援型」

「自治体(外郭団体)支援型」「公益財団法人」「各種団体支援型」「企業内福利厚生団体」「大學公認サークル活動」「大學主宰公式ユースオーケストラ(U27R18)」「中学・高校合同部活」等。

「オーガニゼーション型」

一期一会タイプの「企画イベントオケ」「ローカル・フェスティバルオケ」、"午後のオーケストラ"等の「登録会員制参加費型セッション団体」、"大人の手習い教室"などの「スクーリング・セミナー型」など様々な団体を掲載しました。

一発イベントオケ、非公開型セッション専門型オケに多い

前途した"一期一会タイプ"の企画イベントオケや、非公開型セッション専門型オケの殆どがこの形態で、「大人の手習い教室」「...曜日午後のオーケストラ」等も含め民間プロダクションが主宰するオーガニゼーションタイプは今や一大ビジネスにもなっています!

市民組織?の実行委員会が主催する「ローカル音楽祭」に出演するための「フェスティバルオケ」もこの形態で、手弁当で参加する"参加費"タイプが多い。

「スクーリング・セミナータイプ」は注意したほうが...

「お稽古事教室の主宰者」が単独、若しくは数人で"オーガニゼーション"を形成して毎月定期開催している音楽セミナータイプや、同じく「若手音大卒業生」などが数人集まってオーガニゼーションを設立して"セミナー形式"で運営されているアマオケで、「月謝払い」の団体が多い。

また営利企画プロダクションによる参加費型の「教育音楽祭ユースオケ」もこの一種。

※但し殆どの民間団体では、あくまでも「集団スクーリング・セミナー形式」で、「個人レッスン」については団専属?トレーナー(主催者の門下生)との「個別交渉」となり、『初心者歓迎!...』を歌っていても、「出来上がり次第」では本番(発表会)では舞台に上がれない場合が殆ど...

特に都内23区内にある「バイオリン教室」の主宰者が組織しているようなオケでは、"門下生のフリーターのアルバイト(トレーナー)と「お披露目発表会」を目的に組織されているような団体もあり、

専門教育を受けた「"セミプロ"と同じ舞台にあげれます?」を信じて安直に参加すると「参加費は巻き上げられて」しかも「チケットノルマ」までしょい込まされ、挙句の果てには受付などの裏方に...

上手く舞台に上がれても、勿論チケットノルマ付きの手弁当ボランティア?

プロと舞台に上がれるほどの力量があるなら、都内に5万とある一般アマオケに助っ人内職(エキストラ)したほうが喜ばれて、おまけにお弁当付きでお車代!までも...

「登録会員制参加費型セッション団体」

前途期間限定活動タイプに多く見られるタイプで、あらかじめ「会員登録」された会員にオーガニゼーションから企画案内(不定期イベント案内)を送り参加者を募る「参加費型の団体」。セッションオケもこの形態が多い。

  • ※「NPO法人」は「自主運営同好会」の1タイプとして扱っています。
  • ※"お稽古事教室"の派生団体は(オーガニゼーション型)「スクーリング・セミナータイプ」としてあります。
  • ※音楽大学が主宰する「大學主宰公式ユースオーケストラ」は「年齢制限のあるオケ (ユースオーケストラ・U27R18)」として扱っています。

入団資格

非公募型閉鎖集団については、※本学学生に限る、※他大学の学生も入団可。※現役大学生に限る。 ※本学OBに限る。 ※社員とその家族に限る、※医療関係者に限る。「年齢制限(ユース・ジュニア)オーケストラ」※U21R8 等の「入団資格」をコメントしています。

第6目 楽器歴

概ね初心者、楽団経験者、楽壇浪人・セミプロクラスに分けてあります。

初心者レベルとは...

楽器を購入し楽器を始めたばかりの人で。「手習い教室の集団レッスン」又は・「個人レッスン」を受けながらメソッド、から始めている人で大学サークル活動や小・中・高校部活入団初心者と同じく楽譜も読めない!まさしく初心者。

「ジュニアオケ」以外の殆どの「一般市民団体(同好会)」では、「楽器の手ほどき」をする余裕等はなく、市民オケへの入団はほぼ不可能!

「楽器初心者OK」等と併記してありますが、弦楽器では「手習い教室」「個人レッスン」受講は必須条件となります。

初級レベルとは...

楽器を所有し、手習い(カルチャー)教室や「学校部活」等で手ほどき?を受けた(又は受けている)人で(譜面が読める!程度の)技量と概ね1年以上の経験を持っている人。

(手習い中の楽器経験?年以上の)等と併記してあります。

※ほとんどの「日曜楽師」の平均的レヴェルで一般アマオケで要求する「経験者」もこの程度です?

くれぐれも自惚れて自己の腕前を過信しないようにしましょう!

経験者(中級者)レベルとは...

「個人レッスン」を継続して受けている(若しくは受けた経験のある)人で、部活・大学サークル出身者で「初見が利く!」程度のレベルの人、いわゆる「腕に覚えのある日曜楽師」。

殆どのアマオケで、「コンマス」「パートリーダー」を受け持っている程度のレベルで、ホーム団体以外の演奏会に「トラ(団友)」で出演した(呼ばれた)経験のある人。

「オーディション等はないが、演目を十分にこなせる力量のある楽師に限る。」などと併記してあります。

専門家レベルとは...

専門教育(専門レッスン)を受けた人で、いわゆる楽壇浪人・パートタイマーでプロ団体のエキストラ団員・スタジオミュージシャン、手習い教室主宰者、音大教授・教育関係の教官、などの所謂「自称プロ楽師」。
(音大・専門学校などの専門教育修了生に限る。)等と併記してあります

備考として 

※見学・体験入団タイプ。※オーディション等はないが、『演目を十分にこなせる力量のある楽師に限る』等を併記。

オーディションタイプについて

アマオケの場合はオーディションタイプといっても、「自由曲演奏」がほとんどで、普段の得意な持ち曲のほんの一部をご披露するだけで大半はOKです。

基本的に音大入試のような「初見オーディション」はありません!

第7目 コンサートメンバーとは

団友(エキストラ)も含むコンサート開催時にステージ上で演奏している楽員数の事で、「団費を納めているコアメンバー(正団員)」の数とは異なる場合が殆どです!

その他

各タイプをさらに細分化してその特徴を詳述した記事は「アマチュアオーケストラとは何なのだろうか? その5 最近のアマオケ活動傾向2018」をご覧ください。

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第2節 リニューアルに当たっての編集コンセプトとは

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第1項 活動拠点の考え方を「自主開催コンサート会場」に変更

アマチュア音楽家においても「演奏活動」とは「コンサート」が主目的であり、チュッティーセッション(全奏練習)はそのための下準備にしか過ぎません!

一般のアマオケ情報サイトでは「練習場所」を活動拠点としていますが、当サイトでは日曜楽師の目線だけではなく、

「ファン・地元支援者の目線」から活動拠点=自主開催コンサート会場の前提に立って、「フランチャイズ」と「ローカルエリア」をポイントに構成しなおしました。

「地域密着型」か広域巡業・放浪型?か

隣接する自治体(行政区分エリア)を「ローカルエリア」とします

※例えば千代田区を例にとると、隣接している中央区、港区、新宿区、文京区、台東区と合わせ6つの行政区で一つの「ローカルエリア」と見做します。

フランチャイズ型コンサートホールの考え方

地元支援者(固定ファン)を得やすいように、毎回固定された同じ「演奏会場」を使用している場合は「フランチャイズ型」の会場とし、その他は「随時使用型」の会場とします。

※ただし、年末の「XX市民第九演奏会」「XX市民音楽祭」等への「招聘コンサート出演」は活動拠点の適用外とします。

※関連記事 「アマチュアオーケストラとは何なのだろうか? その3 レジデンスとフランチャイズ」はこちら。

チュッティーセッション(全奏練習)専念セッションオケの扱いは...

最近増えてきた社会人浪人?の音楽家の卵やカルチャー教室が主宰する

「チュッティーセッションオケ(全奏練習専門オケ」は演奏非公開型(自己満足型)として「イベントオケ」の中に分類してあります。

第2項「一般公募型」を主体にしたページ構成に転換

「閉鎖性を基本」に公募⇔非公募閉鎖型 の順に掲載。

夫々「同好会」←(年齢制限ユースオケ)→「同人会」に大別して更に以下のように分類しました。

全体の各ページは一般公募型「同好会」を前半に

一般人の入団希望者が、団体を物色?しやすいように「公募型」の「同好会」を前半掲載しました。

1)一般市民オケ・コーナー

一般公募型の「市民オケ」を掲載。

2)イベントオケその他の合奏団コーナー

以下に詳述する「スクーリング型」「一発イベントオケ」「セッション専門オケ」などの「一般同好会」以外のアマオケを紹介しています。

年齢制限のある団体の取り扱いは

1)年齢制限のあるオケ

「教育音楽祭管弦楽団」「常設ユースオーケストラ」などのプロの卵のための「ユースオーケストラ」や、「U24R10制限のジュニアオーケストラ」などの年齢制限のあるオーケストラを扱っています。

※各「音楽大楽主宰の公式オーケストラ」は「ユースオーケストラ」として扱っています。

2)学生オーケストラ

いわゆる「学生オケ」「大學公認サークル」「非公認自主運営サークル」「学外自主運営同好会」、小・中・高校等の「部活」団体を掲載しています。

第3項「同好会」→「同人会」で誌面配置...

OB会・企業内オケなどの、友人関係、とその家族に限る等の閉鎖的な「同人性の強い非公募団体」は下流に配してありますす。

自主運営「同好会」型

団員資格が比較的緩い「同好の士」が集まった「自主運営サークル」を基本に分類しています。

  • 自治体などの文化財団・協会などの外郭支援団体(パトロン)を持つ「市民オケ」も、同好会に含めました。
  • 手習い教室(カルチャースクール)主宰の会費制団体も含めました。
  • フェスティバルオケのような「一期一会団体」の"一発イベントオケ"も含めています。
  • ※また『xx大學出身者を中心に結成され、現在は一般市民オケとして活動...』など実際に「広く一般団員を公募」している元「XX大学OB交響楽団」は一般公募型「同好会」として扱っています。

「同人会」型

「企業(企業グループ内)同好会」、医師会などの「同業者組合団体」「宗教団体付属団体」などの支援母体(パトロン)を持つ"母体帰属性"の強い団体を「同人会」としてまとめました。

  • ※特定大学の冠を被った「OB会傘下」の「大學OBオーケストラ」で『最近は、本学のOB・OGだけではなく一般社会人も...』等と自己紹介していても、積極的な「団員募集」を行わず、縁故(家族、友人、知り合いの音大卒)だけで構成され、「一般人」の参加・入団が難しい団体は「XX大学OB交響楽団」としてこのコーナーに記載。
  • 自主運営の同好会であっても、公式サイト(Official Website,Official Twitter Account)を開設していない団体は「自主運営同好会」としました。
  • 公式サイトに「入団希望」に相当するコーナーを設けていない閉鎖性の高い団体は、「自主運営同人会」として扱いました。
  • 現役大学生とOBを主体とした非公募の「学外自主運営サークル活動」は、「自主運営同人会」として扱いました。
  • プロモーターが企画した「セミプロ集団」などの閉鎖型同人組織。

吹奏楽団・その他の器楽団体・邦楽団体

管弦楽団以外の「ウィンドオーケストラ「ウィンドアンサンブル」等の「弦抜き団体」と「雅楽団体」「邦楽団体」などの和楽器集団を掲載しています。

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改定履歴

●2018年11月28日改定Version.2 Revision.1

●2020年12月1日改定Version.2 Revision.2

狸穴総研 エンタメ研究所 音楽便利帳 編集班 出自多留狸

公開:2018年11月28日
更新:2022年9月29日

投稿者:デジタヌ


長い目で見れば、伝統ある市民オケが残る?《 アマオケ って何?》第12回 TOPフランチャイズホールと レジデントオケとの違いは...《 アマオケ って何?》第1回


 

 

 



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